↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
45/147

(3話までの登場人物)


【天王寺《てんのうじ》 翔真《しょうま》】


 現実世界に住んでいる何の変哲もない17歳の少年。

 誤って異世界へと召喚された上、その最中に覇王アシャによって【器(ウツワ)】として身体を乗っ取られてしまう。

 現実世界では友達もおらず学業も振るわない落ちこぼれであり、異世界においても特に秀でた能力があるわけでもなく、アシャからは【貴様には役割が無い】とまで言われているが――。

 普段は彼の人格が表に出ているとされるが、危機に陥ったり、夢幻拘束(ソルバインド)が断ち切られた際には、覇王アシャの人格が表に出るようになり、その瞳は金色に輝く。



【覇王アシャ】


 異世界最強覇王を名乗り、金色の瞳を持つ魔神(マギアテオス)。

 封印された状態で世界の狭間を漂っていたが、召喚魔術によって世界の狭間を通過していく天王寺翔真の身体を【器(ウツワ)】と称して乗っ取ることによって復活した。

 【覇王の力】という無尽蔵かつ強力な4種の能力(チカラ)を持つが、現在は夢幻拘束(ソルバインド)と呼ばれる魔枷によって四肢を縛られ、それぞれを封印されてしまっている。

 夢幻拘束(ソルバインド)による封印は、神秘斬滅(ルナイレイズ)の能力《チカラ》で断ち切ることによって一時的に解放することができるが、その反動としてより強固な再拘束として跳ね返って来るため、覇王の力を解放した後は、翔真ともども意識を拘束されて半日ほどの眠りを強制される。よって、使い所を見極める必要がある。

 覇王たる自分に絶対的な自信を持ち、他者を見下しているのが言葉の端々から伺えるが、決して粗暴な性格ではなく、不必要な場面で自身の力を解放した瑞穂を諫めるなど、王らしい冷静沈着な一面も覗かせる。

 竜族(ドラコルグス)の言い伝えでは、数千年前に魔族(マギアイドラ)を生み出し、人類(ヒトビト)を脅かした存在として語られているようだが――。



【塚本《つかもと》 瑞穂《みずほ》】


 万物を【断ち切る】概念の具現――神秘斬滅(ルナイレイズ)の能力(チカラ)を持つ13歳の少女。

 なぜか刀剣を用いた戦闘の心得があり、魔族(マギアイドラ)にすら「人間の枠組みから切り離されたようだ」と言わしめるほどの瞬発力と技量を誇る。

 ツインテールにした青い髪が特徴で、神秘斬滅(ルナイレイズ)発動の際は、刀剣とともにその髪からも仄白い光が放たれる。

 真面目かつ冷静で、年齢の割にはしっかりした性格だが、予想外の状況に弱くすぐに泣きそうになるなど若干泣き虫なところがある。細かいことを簡単に解決しようとする効率厨で、自身の特殊能力(レアスキル)と身体能力に依存した解決策をとることが多く、周囲から脳筋と呼ばれることも。

 背が低いのを気にしており、小学生に間違えられると怒り、幼児体型と言われるとキレる。

 当初は異世界への召喚を「私には現実世界でやるべきことがある」として渋っていたが、友人を連れ去られた上、滅びに向かいつつある異世界の人々の現状を目の当たりにし、覇王アシャとともに戦うことを決意する。

「もう誰も死なせたくない」など、過去に何かがあったと思われる言動が散見されるが――。



【ナル・オム・コガワ】


 異世界出身の魔術師の少女。現実世界では「武庫川《むこがわ》 奈留(なる)」と名乗っている。

 瑞穂を異世界へ召喚し、その際に誤って翔真をも巻き込んで一緒に召喚してしまった張本人。明るくあっけらかんとした性格をしているため、何事もあまり気にしていないように見えるが、実は意外に繊細で打たれ弱い部分も。

 幼い頃に故郷や両親を魔族(マギアイドラ)によって滅ぼされており、唯一生き残っていたところを竜族(ドラコルグス)の高位魔術師であるシエンに拾われ、魔術師として育てられた。

 異世界のすべてを滅ぼされた故郷のようにしたくないという想いから、魔族《マギアイドラ》の勢力を削ぐため、現実世界へと渡って神秘斬滅(ルナイレイズ)の能力者を探していた。

 金色の長い髪に、魔術師らしい法衣を着ているのが特徴。発育がよく長身で、翔真よりも少し年下らしいが、彼とほぼ同じくらいの背丈をしている。

 竜式魔術(ルハモマギア)の使い手で、特に属性魔術(火・水・雷・氷)を得意とする。



【ドミジウス】


 ダイスロウプ炎魔軍(フランマ)を統括する四天王であり、鋼炎機巧(イグニスマキナ)の二つ名を持つ魔族(マギアイドラ)。

 超硬質な鋼と形なき炎という両属性の身体《ボディ》を持ち、力(パワー)と再生力に優れるが、その反面知能が低く、戦略的な行動をとることを不得手とする。

 召喚反応をいち早く察知し、異世界へ召喚されたばかりの翔真たちの前へと立ちはだかる。



【ヨツバ】

 

 ダイスロウプ水魔軍(ラクリマ)を統括する四天王であり、白霧幻面(ペルソナネブラ)の二つ名を持つ魔族(マギアイドラ)。

 肩まで伸びた銀色の髪に仮面を被った人間の子供のような姿をしており、魔族(マギアイドラ)の身でありながら、【姉さん】の存在によって異世界と現実世界を自在に行き来することができる。



【成田《なりた》 エリス(えりす)】


 現実世界での瑞穂の友達であり、翔真の家の隣に住んでいたという良家のお嬢様。

 現実世界にまで侵食してきた魔族(マギアイドラ)によって、連れ去られてしまう。



【シエン・コウ・コガワ】


 レシノミヤの街の魔術顧問であり、ナルの育ての親かつ師匠でもある高位魔術師(ハイ・メイガス)。ナルからは師匠(かあさま)と呼ばれている。

 人間の亜種である竜族(ドラコルグス)と呼ばれる種族の末裔であり、見た目は若い女性の姿をしているが、実は相当の永い年月を生きている。

 13年前、魔王イスタがスミノ姫を拐うその場におり、イスタが自身を覇王であると語るところを目撃する。

 高位魔術師ではあるものの攻撃魔術はあまり得意ではなく、特に近年は年齢的にも魔術に衰えが見られるらしく、属性を用いた攻撃魔術の威力はナルに譲るらしい。



【スミノ・エコ・ウエン】


 聖都サンノミザの姫であった高位魔術師(ハイ・メイガス)。

 その身体に膨大な魔力を保有する特殊体質であり、そのため魔王イスタに目をつけられてしまい、13年前、冥凍(グラキエス)の呪術をかけられ連れ去られてしまう。

 現在も冥凍(グラキエス)によって凍結したままダイスロウプ魔軍の本拠地に幽閉されており、その魔力を新たな魔族(マギアイドラ)を生み出すのに利用され続けている。

 なお、冥凍(グラキエス)は術者自身にも解除不能なほどに強力な呪術であり、その解除には希少能力(レアスキル)である神秘斬滅(ルナイレイズ)が必須と考えられていたため、ナルは神秘斬滅(ルナイレイズ)の能力者を探していた。



【魔王イスタ】


 邪星皇帝(ルシファインペラトル)という別名で、人間だけでなく魔族(マギアイドラ)からすらも恐れられる、降魔帝国ダイスロウプの魔王。

 銀色の瞳を持ち、自身のことを、かつて魔族(マギアイドラ)を生み出して人類《ヒトビト》を滅ぼそうとした覇王である、と称する。

 13年前に突如として出没。スミノ姫を拐い、彼女の膨大な魔力を利用して次々と強力な魔族(マギアイドラ)を生み出し、人類(ヒトビト)を滅びへと向かわせる。



【サイカス】


 ダイスロウプ地魔軍(テルス)を統括する四天王であり、砂塵弩砲《ヴァスティタスバリスタ》の二つ名を持つ魔族(マギアイドラ)。

 蠍(サソリ)の貌(カオ)を持ち黒い甲胄に身を包んだ男で、巨虚砂兵(マグナフィーネ)と呼ばれる砂の巨人を操り、それより放たれる砂化の呪いを帯びた滅閃(ラディウス)によって、これまでに無数の都市や街を砂と化して滅ぼしてきた。

 ナルの故郷を滅ぼし、彼女の両親を殺した張本人でもある。

 レシノミヤの街を滅ぼすために巨虚砂兵(マグナフィーネ)とともに、翔真や瑞穂たちの前へとあらわれ――。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。