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亡日  作者: 森 神奈


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7/8

キャラクター設定

【1. 緋色ひいろ希】※主人公

立場:高校生・主人公

性格:

内向的で感受性が強い

「愛せない自分」に苦しみ続けている

自分の価値を極端に低く見積もってしまう

特徴:

精神疾患を抱えている(具体名は明示されていないが、鬱症状に近い)

他人と関わることに罪悪感を持ちやすい

猫のミケに心を癒されていた

役割:

物語の主軸となる「壊れている自分と、愛せない罪」の象徴

周囲の“愛”に応えられず、最終的に自ら命を絶つ

象徴:不在の愛・自己否定・喪失感


【2. 朱音あかね るい

立場:緋色の恋人(同級生)

性格:

温厚で不器用、誠実

口数は多くないが、感情を強く持っている

緋色を本気で想っているが、その“重さ”がすれ違いの一因となってしまう

特徴:

創作活動をしており、小説を投稿している

緋色の心に寄り添いたいと思っているが、結果的に彼女を追い詰めてしまう

役割:

緋色が「愛せなかった存在」

本当は彼女を助けたいと思っていたが、救いきれなかった“もうひとつの被害者”

象徴:届かなかった愛・支えたかった存在


【3. ラベンダー】

立場:SNS上での相談相手(後に実際に会っている)

性格:

やさしく、共感力が高い

相手の立場に寄り添う言葉を選べる

少しだけ臆病だが、行動力も持っている

特徴:

ハンドルネームは「ラベンダー」

緋色とは深夜のメッセージのやりとりが多かった

最後に緋色の家を訪れ、彼女の死を知る

役割:

緋色の“最後の支え”だった存在

読者の視点に最も近いポジションで、エピローグを語る

象徴:やさしい共感・届かなかった手・生者としての証言者


【4. 篠原先生】

立場:緋色の通院先の精神科医

性格:

冷淡・ドライ・事務的

患者の内面に寄り添う気持ちがほとんどない

特徴:

緋色に「君は治る気があるのか?」と突き放す

最後には「普通の子ならもっと上手くやれる」と発言し、決定的な絶望を与える

役割:

社会的支援の“不在”を象徴する存在

緋色が自己否定を深める大きな原因のひとつ

象徴:医療の冷たさ・社会的理解の欠如


【5. ミケ】

立場:学校の裏庭にいた三毛猫

性格:

無言でそばにいてくれる存在

緋色の心のよりどころ

特徴:

名前は勝手に緋色がつけたもの(実際には名前はない)

緋色の心の空白を一時的に埋めていたが、事故死(暗示)によって姿を消す

役割:

条件付きの人間関係では得られなかった“無条件の癒し

喪失によって、緋色の心が限界を迎える

象徴:癒し・無垢な存在・失われるもの






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