表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/4

近況

なか

 8時2分 看護師がきた

 看護師がきた。そのあと、急いでどこかへ去っていった。たぶん、わたしの親に電話でもかけにいったのだろう。記憶喪失らしいし。わたし。

 でも、その割には、覚えていることが多い。家族構成だとか、名前だとか、友達の数だとか。覚えていないのは、好きだったものと、あの男くらいだ。

 そんなこんなで、看護師が戻ってきているうちに、また、ドアが開いた。見覚えのある顔。両親だ。

両親には、今の状況などについて教えてもらった。

 両親と話した内容を簡単にまとめると、

・意識を2日間失っていた。

・あまり変わりがなさそうで安心したらしい。

・好きなものは苺とキャンドル集めだった。

というようなことだった。3つ目のやつはわたしもよくわからない。

 あと、ついでにあの男のこともきいてみた。

 そいつは「健三けんぞう」というらしく、私の夫だそうだ。それを聞いても、やはりあいつに関しては思い出せない。

 そういえば、次は4日後に来るとか言っていた。

なかでした

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ