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summon magician

   01話 僕は召喚魔術師〜プロローグ〜


 「う....ここは.....?」 


うっすらと目を開けるとそこは見知らぬ土地だった。ぼーっとする意識の中 僕の前に人らしき影が見え


「#@&☆€!?」


なにを言っているかわからなかったが慌てた様子で話しかけているようだった


もうろうとする意識の中、人が集まって来ているのを感じた後気を失った。


意識がはっきりとした時には貧相な作りのベット

に横になっていた


ちょうどその時立て付けの悪いドアから

イヤな音が部屋に響きわたり


10才前後の女の子が桶とタオルを持って入ってきた


女の子と目が合うとその子は慌てて外に出て行ってしまった


「逃げなくてもいいのに....」


目が覚めて人に会ったのは今が初めてだったから

色々聞きたかったのに


そう思って1人ぶつぶつ言っているとドアをノック

する音が聞こえ目をやると


シスターの格好をした50代前後の女性と先程の

女の子がシスターの後ろに隠れていた


どうやら僕が起きた事を伝えに行く為に部屋を

出て行ったらしい


「@#@& ○*¥°%$☆」


なんの言葉を話しているか全くわからなく僕が

キョトンとしていると


 「貴方もしかして迷い人?」


シスターが話した言葉は日本語だった僕は驚いて


「日本語!」


と言葉がやっと分かった事に驚きと興奮で叫んでしまった


女の子がビクッとしシスターのスカートの裾をギュッと握っている


「あっ....すいません大きな声を出して迷い人か

どうかわかりませんがここはどこですか?」


シスターは質問に答えてくれた


「ここはトニトルス王国領地安らぎの森にある

小さな村です」


トニトルス聞いた事のない名前だ僕はシスターに問う


「ここは日本じぁないんですか?」


シスターは答えてくれた


「ここは日本ではありません。その様子では

 迷い人で間違いなさそうですね」


シスターはそう告げると続けて


「今日は夜も遅いですし細かい話しは朝に

 しましょう。まだお疲れのようですし今晩

 はゆっくりお休み下さい。」


シスターが言っている事に頭がついていかず

その日は言われるがまま朝を待つ事にした。


鳥の鳴き声と朝日が昇ってくる結局色々考えすぎ

て一睡も出来なかった


すると部屋をノックする音が聞こえた。

昨日の女の子が起こしに来てくれたようだ


「オ..ォ オハヨウ... ゴザイマ〜ス」


外国人の発音に似たカタコトの日本語で挨拶してくれた


僕は思わず吹き出して笑ってしまいその後に


「あぁ おはよう起こしに来てくれて

ありがとう」


言葉が伝わったかはわからないが頬を赤くして走って逃げてしまった


部屋をでたら何やら美味しそうな匂いがしてきて

匂いに釣られて僕は歩いた


どうやら教会のような所らしいまぁシスターだったらそうだよな〜


そう思いながら進んで行くと先程の女の子とシスターがテーブルに着いて待っていた


「おはようございます。ゆっくり休みましたか?」


シスターに挨拶されたので僕も


「おはようございます。一睡もできませんでした」


と苦笑いで話した。


するとシスターが 「まぁ3日も寝ていれば眠れ

ないの仕方ないでしょう」


と返して来た。シスターが続けて話す


「とにかく朝食にしましょう。話しはそれから

 伺います。」


確かに腹の虫がなってたまらない僕はテーブルに

つくと温かいシチューとパンが出され一心不乱

に食べ始めた


それから食事を終えてシスターが話し始める


「さて貴方が迷い人だと言う事はわかっているの

 ですがどうしてこの世界に来たか覚えています

 か?」


それから僕は思い出せる事を話し始めた。


僕の名前は 九重 来希 (ここのえ らいき)


年齢は14才 中学生だ


学校の臨海学校の山登りの時クラスメイトのやんちゃな奴らの後ろを歩いていた時


ふざけて遊んでいた1人が僕の所に突き飛ばされ

当たった僕はバランスを崩して崖側に投げ出された


その時チェーンが崖側にはあったのだが古く

なっていたらしくそれが切れてしまい


崖に転がっていってしまったのである頂上近かった事もあってかかなりの距離を転がっていった気がする


落ちる直前と何かに強く頭の後ろをぶつけて自分

が止まったのは何となく憶えている


それから視界がぼやけていき意識が戻った時には

ここにいたようだ


大方話しを聞いたシスターは


「なるほど、すなわち貴方は崖から落ちてそれからこの世界に現れたのね....」


シスターは少し考えこんで話し始めた


「貴方を最初に見た時確かに血だらけだったは、

 それから村の人達をこの子に呼びにいかせてる

 間に貴方が光って出血していた場所が塞がっていったのよ」


塞がった?シスターに尋ねる


「塞がったってありえない!! この世界はどうなってるんですか?」


テーブルを叩いてそう尋ねたら


「確かにありえないわね。けどこの世界には魔法

 があるは、けど自然に傷が塞がるのは聞いた事がないから貴方はもしかしたら精霊等に好かれる

ひとなのかもね」


僕の頭の中は ......はぁ〜?って感じであった


「ちょっと魔法っていくら僕が中2で魔法使えたらいいな〜とか考えるお年頃でもさすがにフィクションだってわかってますよ!!」


シスターに食い気味にツッコミをいれた


「まぁ見ていなさい」


シスターはそう言うと僕の空いたグラスの中に

魔法を唱えたすると水が入っていったのだ


「口でいってもわからないと思ったので見せる事にしました」


シスターがニヤッとこちらを見る 僕は頭がついていかず煙が出そうな程だった


「とにかく貴方はこの世界の事と言葉、読み書きが出来ないのでこれから村の子供達に読み書き

 を教える時間もあるので参加するように」


「それからこれからは勉強の時間以外にも村の

 手伝い等もしてもらいますからね。」


シスターはそういいながらどこか嬉しそうな顔をしていた。


これから僕はこのよくわかっていない世界で生きていかないといけないのかと考えたが


とにかく目の前の事をこなしてこの世界がどういう世界か色々学んでから次の事を考えよう


そう胸に近い僕の異世界生活はスタートした。


_________________________________________


ここまで読んで下さった方がいたらありがとうございました(^^)

初めて小説を書いてみて小説と呼べるものになってないと思いますが昔からなにか物語を自分が

作れたらいいなと思って書いてみました。

反響があれば早めの更新頑張りますが仕事もあるので自分のペースでムリなくやっていけたらいいなと思います。

ちょー新米なのでこうしたほうがいいよとかあればご教示よろしくお願いします。

それではありがとうございました。




 



 









 






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