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うたうた

恋し

作者: nikoa

音沙汰なくやってくるさよならを 僕ら どう越えようか

後ろ髪ひかれる夜の波間 きみの唇はどう動いたろう


優しさだけじゃ 息苦しいから

思ってもない言葉で傷つけてみたりもするのさ


蹴飛ばした小石が弧を描いた

放物線は濁った水へ消えた

このまま 明日を待ってみようか

もしかしたら 背中 追ってこないかな


脈絡なく訪れる理不尽も いつか 僕が蒔いた種

後悔に潰れることもできず 僕の掌はまだ震えたまま


易しさだけじゃ味気ないから

願ってもない未来を引き寄せてみたりもしたけど


振り切ってたどり着いた場所(ここ)

寄り添ってくれる人はいなくて

蹴飛ばした小石を待ってみようか

濁った水は流れないが


蹴飛ばした小石が弧を描いた

放物線は彼方へ消えていった

濁った水が流れはじめた

もう一度 追いかけてみてもいいかな

ありがとうございました。

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