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16―夕飯のお買い物1

 がーん。予約投稿の日付を間違えてました…




 今夜の夕飯の献立を決めたショーマは、サクラに相談しに来た。


「サクラさん、鳥肉と猪肉ってある?」


「猪はあるけど、鳥はそこまで残ってないわね。ソラに獲ってきて貰ったら?」


「分かった。後でお願いしてみる!あとさ、キノコはどんな感じ?」


「キノコは沢山有るわよ」


「よしっ!じゃあ、足りないもの買ってくるね!何か買ってくるものある?」


「そうねー。あ、お父さんが飲むお酒を少し買い足してもらえる?」


「りょーかい!」


 ショーマはソラに鳥肉の確保を頼んで、ラアイテに向かう準備を始めた。




  ◇◇◇




 お金持ったでしょ。服も向こう仕様に薄手の長袖に着替えたし、変装魔法もばっちり!後はじいちゃんのお酒の好みを聞いてから出発だね。


「ショーマ、どこかへ行くのか?」


 ショーマが出掛ける仕度をして広間(リビング)に行くと、リンドが話し掛けてきた。


「うん。ちょっとシャインレイのラアイテまで買い出しにね」


「シャインレイか。確か、モミールの東の新興国だったよな?」


 リンドはツバキに聞いた。ツバキは少し考えてから答える。


「――そうね。でも、(おこ)ってからもう500年くらい経っているから新興国ではないでしょう」


「もうそんなになるか。時が経つのは早いなぁ」


 リンドが何やら感傷的になっている。


「あのさ、サクラさんにじいちゃんのお酒を買ってくるように言われたんだけど。よかったら二人も一緒に行く?」


「いいのか?」


「うん。ただ、シャインレイは茶色以外の髪が目立つから色変えるよ?」


「おお!昨日ソラとシドに掛けてた魔法だな?わしにも教えてくれ」


「お婆ちゃんにも教えてちょうだい」


「いいよ!それじゃあまずは魔力で髪の毛一本一本の表面を覆って」


「こうか?」


 ―――――

 ―――

 ―


 ショーマはリンドとツバキに変装魔法を教え、三人でラアイテへ転移した。




  ◇◇◇




 ショーマはリンドとツバキと共にラアイテの北市場へやってきた。人が大勢居るので小さい(あくまで身長的に)ショーマはツバキに手を引かれている。


「凄く活気のある街だな」


 リンドは回りを見回し、感心している。


「ここはシャインレイ王国の首都だからね。ほら、あの坂の先の門の上に見える青い屋根がお城だよ」


「へぇ。街も綺麗だし、民も笑顔だし、良い国みたいね」


 ツバキは旅行気分でウキウキしている様だ。


「そうかもね。王族も気さくな感じだったし」


 ジル、元気かなぁ。あ、クーデター大丈夫なのかな?早くて年明けってシドさんが言ってたっけ。ま、近くなったら女神様が教えてくれるか。


「じゃあそろそろ、お買い物タイムと参りましょうか!」


 ショーマは高らかに宣言する。それを聞いてツバキはショーマに目的を尋ねた。


「ウィス、ここの(いち)では何を買う予定なの?」


「北の市場では魚を見ようと思ってるよ。野菜は南の市場の方がいっぱい扱ってるから向こうで買う予定。そうだ、酒屋が南の市場に行く手前の商店街にあるから、そこでじいちゃんのお酒を買おう!」


「何か珍しい酒があると嬉しいな!」


 ショーマはリンドに提案した。リンドはまだ己の知らぬ酒が無いかと少し浮かれている。




 ショーマは北市場で何匹か魚を買うと、路地裏で洞窟()の氷室にサッと転送した。




  ◇◇◇




 ショーマ達は商店街の酒屋へやってきた。ちなみに、ショーマはラアイテの酒屋は初入店だ。

 店の広さは10畳程。店内は直射日光を避ける為か少し薄暗い。そして、壁に添って作られた棚と中央の棚にはパッとは数え切れない程の酒が整然と並んでいる。その内容は多岐に渡る様だ。


「ほぉ。ここはいろいろな酒を扱ってる様だな。お?これは色が独特だな」


 リンドが手に取ったのはほぼ透明なビンに入った琥珀色の酒だ。


「それはたぶん、ブランデーかな?ウィスキーは何となく違う気がする。この世界でビールは見たこと無いし」


「いや、ビールはあるぞ。確か、サフーラ大陸の・・・何処だったっけなぁ」


「お客様、ビールが飲めるのはネイパーラ王国ですよ。輸送の関係で当店では扱っておりませんが。今手にお取り頂いた商品はぶどう酒から作られたブランデーです」


「おぉ、そうだったネイパーラだ。それで、これはブランデーか」


 リンドの疑問に近くに来た店員が答えた。こざっぱりとした制服を着て、しっかりとした接客教育を受けている印象だ。


「お客様のご要望に添ってお酒を選ばせて頂きます。本日はどの様な物をお求めですか?」


 うーん。俺はまだ酒飲めないし、店員さんにじいちゃん任せて残りの買い物してこよう!


「俺、ばあちゃんと買い物してくるからさ。じいちゃんはお酒選んでおいてよ」


「そうか?じゃあこの店に居るからな」


 ショーマはリンドを置いて、ツバキと買い物に戻った。




  ◇◇◇




 ショーマはツバキと二人、南市場にやってきた。


 あ、キャベツあるじゃん!買ってこー。こっちはコマツナっぽいかな?これも買いだね。おぉ!これはほぼシュンギクでは!?冬は野菜の種類が全然違うんだなぁ。


 ショーマはテンション高めに露店を廻り次々と野菜を買って行く。


「あー!パイナップルがある!」


「急に大きな声を出してどうしたの?」


 ツバキは突然大声を出したショーマに驚く。


「いや、ちょっと美味しい果物が売ってたもので。よし、お子様二人に買って行ってあげよう!」


 ショーマは少し恥ずかしそうに言い訳をすると、パイナップルを購入した。お子様って・・・。と言うツバキの呟きは聞かなかった事にした様だ。


 後は、オレンジとレモンも買ってくかな。今日使うかわからないけど。ネギはやっぱり売ってないかぁ。違う大陸に行かないと無いのかもな。


 ショーマは一通り買い物を済ませると、途中の路地裏で野菜を転送しつつ酒屋へ戻る。酒屋へ着く時には鞄一つの身軽な状態へと戻っていた。




 酒屋に戻ると、リンドは大事そうにブランデーのボトルとジンのボトルを抱えている。2本でまさかの銀貨3枚(ショーマ的に3万円)だ。輸入っぽいし、この世界ならまぁそんなもんだろう。とショーマは支払った。




  ◇◇◇




 ショーマ達は洞窟()へ戻ってきた。

 早朝からラアイテに行っていたので、現在時刻は10時過ぎ。メルカに行くには丁度良い時間だ。


「今度はメルカに行こうと思うんだけど、じいちゃん達はどうする?」


 ショーマは変装魔法をこっち仕(藤 色)様に変えながら聞く。


「そうね。また一緒に行っては駄目かしら」

「わしらが洞窟に居ても、やることが無いしな」


 二人はショーマと一緒に行く事にする様だ。


「おっけー。じゃあ変装魔法を解いて。こっちは茶色じゃなくて大丈夫だから。あと、寒いから上着を着た方が良いかも」


 リンドとツバキは変装魔法を解くと、上着を羽織った。ショーマも部屋から上着を持ってくる。


「じゃあ、今度はメルカへレッツゴー!」


 三人はメルカ近くの人気の無い雑木林へ転移した。





ショーマ「これさ、需要ある?ただ爺&婆と孫が買い物してるだけだよ?」

朝木  「まぁ、たまには良いんでない?」

ショーマ「いつもだよね?」

朝木  「いいんです!これから何か起こる予感はあるのです!」

ショーマ「うん。いつも通り期待しないで待ってるよ…」


 ショーマとリンド&ツバキのお買い物回です。

 リンドの酒好き…超共感!笑



 次回はメルカにお買い物!です。

 まだまだ買い出しは続く…。

 ヽ(・∀・)ノ



 応援して頂けると嬉しいです(^^)

 訪問だけでも大感謝(^^)/



 この週末でPVが15,000突破しました!

 いつもアクセスしてくださり、ありがとうございます!

 こんな朝木にお付き合い頂き大感激です!

 ・゜・(つД`)・゜・


 ブックマークしてくださっている皆様にも感謝申し上げます。

 まだまだ実力不足感は否めませんが、今後ともよろしくお願い致します!

 m(。≧Д≦。)m


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