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17―魔法講義3




 休みが明け、クラス6の授業は更にステップアップする。ショーマ達は今日も教室へ集合し、簡単な座学が始まる。


「さぁ、今日からはボールの魔法の応用を勉強するよ。応用と言っても、全ての魔法の基礎だからしっかり学ぶ様に。

 ボールの魔法は球体を作る。ここまでが一昨日の内容だね。これからは一歩進んで、その球体を操作します」


 なるほど。ボールは操作出来るのか。操作の仕方が魔法の基礎って事かな?


「ではそろそろ校庭に移動するよ」


 ショーマ達はブラウンに着いて校庭へ向かった。




「では、球体の操作の手順を教えるよ。まず、ボールを唱えて杖の先に球体を作る。その後、前回まではここで魔力の注入を止めていたけど、今回は更に魔力を流す。ただし、()を持った魔力を流す事。

 意を持った魔力というのは、例えば、1分状態を維持する、前に少し移動するなど具体的な指示を載せた魔力の事だね。指示が多くなると必要な魔力が多くなるよ。杖に追加の魔力を流す瞬間に指示を思い浮かべるとそれが意の魔力となるから。

 では試しに(レイ)でやってみるね」


「ディア・レイ・フェア・ボール」


 ブラウンの杖の先に光りの球体が現れる。


「ここに更に魔力を流す。指示の内容は「1分状態を維持する」にしよう」


 ブラウンはそう言って、杖を光りの球体から離した。


「これでこのまま1分間、この球体はここで光り続けるよ。もし途中で消したくなったら、杖から消滅の意の魔力を流せば消せるからね。ただし、自分で作り出したものにしか効かないから気をつけて。

 さぁ、やってみようか。まずは(レイ)のボールで「1分状態を維持する」事を目標にね」


 ショーマ達は練習を始める。


 パンッ

「キャッ!」


 キャサリンのボールが弾けた。


 うわっ!爆発!?キャシーは大丈夫・・・そうだね。


「キャサリンさんは流す魔力が多すぎたね。もう少し流す量を減らしてみよう」


 ショーマとジョージは難なく操作できた。


「ジョージ君とウィステリア君は前へ少し動かしてみようか。他のみんなは引き続き1分状態維持でね」




 ショーマとジョージはどんどん課題をこなし、夕方までには(レイ)のボールを自由自在に操作していた。離れていても追加で魔力を送れれば、指示は変えられると言うことも分かった。

 他のみんなは真っ直ぐ前へ飛ばして消したり、その場に留めたりという程度で終わった。




  ◇◇◇




 ショーマは夕食後、部屋で実験を始めた。


 今日の授業を踏まえて、きっとあれが魔法で作れるよね。やってみよう!


「ディア・レイ・フェア・ボール」


 ショーマは練習の時より小さな球体(約5cm)を作り出した。


 よし、次。形状維持で、天井に固定っと。


 光の球体はショーマの意の魔力によって、天井までふよふよと上がっていった。


 よっしゃ!成功!!

 まるで昭和時代の裸電球みたいだ。さすがにLED照明っぽくはならないか。でもランプなんかより全然いいね。これでちょっとは近代的な暮らしが出来る!




 ショーマはランプ代わりに(レイ)のボールの魔法を使った室内灯を考案した。




  ◇◇◇




 次の日、ショーマ達は他の精霊のボールの魔法を使う。


「さぁ、今日は(レイ)以外の精霊のボールを操作してみるよ。まずは、そうだね。自分と相性の良い精霊のボールを使おうか。それを、向こうにある丸太に向かって飛ばしてみよう。当たったら消える様に指示するのを忘れないように」


 ショーマ達のいる場所から20m程奥に2m程の高さの丸太が6本立っている。


 なるほど。攻撃手段としてボールを使うって事か。そう言えば、校外演習は魔物のいる森だったっけか。


 ショーマはとりあえず(ファイ)のボールを丸太に向かって飛ばした。ショーマの魔法は丸太に見事当たり消滅する。

 他の生徒も各々目の前の丸太を狙うが、正確に当たったのはジョージだけだった。


 ショーマとジョージは次々と精霊を変えていく。結果、ショーマも六精霊全てをほぼマスターした。




「はい。今日はここまで。マイケル君とヘンリー君はもう少しってところだね。他のみんなは明日からアローの魔法に移ろう。じゃあ、お疲れ様」


 ◇ ◇ ◇


 クラス6の魔法の成果(6日目)


       火 水 風 土 光 影 操

 ショーマ  ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ◎

 ジョージ  ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ◎

 キャサリン ◎ ◎ X ○ ○ X ○

 ヘンリー  ○ ◎ ◎ X ○ X △

 アラン   ○ X ◎ ○ ◎ ○ ○

 マイケル  X ◎ ◎ ○ ◎ X △


 ◎-完璧 ○-大体OK

 △-出来そうな気配あり

 X-何も起きない





女神様 「朝木、最近はしゃいでるね」

朝木  「だって女神様、ブックマークが増えてるんだよ?」

女神様 「え?そうなの?――本当だ、増えてる」

朝木  「あ!また増えてる!」

女神様 「確かにコレは嬉しいね」

朝木  「でしょ♪」


 応援ありがとうございます(*´∀`)ノ



 ショーマ達の魔法は徐々にレベルアップしていきます。

 そろそろスピードアップしようと考えてます。

 まだ入学してから2週間も経ってないという事実・・・。


 次回はデスヨネーな展開になると思います。



 応援して頂けると嬉しいです(^^)

 訪問だけでも大感謝(^^)/


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