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8―プレ魔法授業




 授業二日目。これから魔法の授業が始まる。


「みんなおはよう。さぁ、魔法基礎の授業を始めるよ」


 ブラウンはそう言って、魔法の解説を始める。


「では、魔法の原理から説明しようか。

 生き物は皆、大なり小なり魔力を持っている。ただ、魔力は体内に留める事が出来ずに放出してる。これに関しては午後の授業で詳しく説明するね」


 ふむふむ。女神様がそんなこと言ってたな。


「魔法を使うという事は、魔力を燃料にして事象を変えると言うこと。これをできる人が魔法師と呼ばれている。そして、魔法を使うには必ず精霊が力を貸しているとされる」


 精霊?なんですかそれ。


「この世界のあらゆる物には、精霊が宿っているとされている。四大精霊を筆頭に、全てね。

 四大精霊は火のファイ、水のウォタ、風のエア、土のソイ。あと有名なのは光のレイ、影のシャドかな。光と影の精霊を含めて六大精霊と呼ぶ人もいるね」


 うわー!本格的に異世界って感じ!いや、ドラゴンが居る時点で十分異世界なんだけどね。


「四大精霊と光・影の精霊は結構気さくで、人間にも簡単に魔法を使わせてくれる。君達が今使える魔法もその精霊達のお陰だよ」


 ふーん。今までがっつり魔法を使ってるけど、精霊を感じた事はないなー。


「みんなは今まで漠然と使ってた魔法に、精霊が関わってるって言われても実感が無いと思う。でも、これから呪文や魔法陣を使う上では重要だからね」


 なるほど。俺は魔法をなんとなく使ってたから感じなかったのか。


「みんなは入学する時に杖を手にしたと思うけど、それは杖を通して魔力を使った方が精霊好みの魔力になるからなんだ」


 へー。杖にはそういう効果があるんだね。


「じゃあ、試しに魔法を使ってみるね」


 ブラウンは腰から杖を取り外し、先端を上に向け呪文を唱える。


「ディア・レイ・フェア・ライト」


 すると、杖の先が光り始める。


「これが、所謂ライトの魔法です。呪文の説明をすると

 親愛なる(ディア)光の精霊よ(レイ)私に力を(フェア)光よ灯れ(ライト) と言う感じだね。慣れて来ると、「ライト」だけでも光るようになります」


 なんか、カッコイイ!


「それでは、精霊と魔法の関係を呪文と一緒に覚えていこう」


 ショーマは目をキラキラと輝かせて午前の授業を受けた。




  ◇◇◇




 ショーマとジョージは二人で食堂へやってきた。昨日市場で買い物をしなかった為だ。他の四人は教室で持ってきた食事を食べている。


「ねぇ、ウィス。本当にここが僕たちの使う食堂ですか?」


「うん。入学のときにもらった地図ではここになってた」


「平民の使う食堂なのに立派なんですね」


「先生も使うからじゃない?貴族コースの先生って貴族なんでしょ?」


「そういえばそうでした」


「で、注文はこっち。昨日メニューを見た限りでは、海鮮パスタが一番安かったよ」


「やっぱりこの街は海鮮が安いんですね」


「うん。昨日市場で見た通りだね」


 二人は海鮮パスタを買って席に着く。


「「いただきます」」


「ジョージも挨拶するようにしたの?朝も思ったけど」


「ええ。命をいただきますっていうのに共感を覚えまして」


「そっか。俺の場合はただの習慣だけどな」


「習慣でも、日々感謝することは良いと思いますよ」


「なんかちょっと照れるな」


 二人は海鮮の美味しさに感動したり、雑談をしながら食事を進めた。




  ◇◇◇




 午後の授業が始まる。


「それでは、午前の授業で言った魔力について勉強しよう。

 生き物は魔力を持ち、常に放出している。ここまでは良いね?では、その魔力とは何なのか。ということから説明するね」


 おぉ!いよいよ核心に迫るんだな!!


「最新の研究結果では、魔力は生命力と言うことが分かってきているんだ」


 魔力の正体はまさかの生命力!?


「まだ仮説を完全に立証したわけじゃないけどね。何故そのような仮説が立ったのかを説明しようと思う。

 例えば、落馬をして大怪我を負った人が居たとしよう。すぐ近くに魔法師がいた場合はその場で傷を癒し、命を救う事が出来る。しかし、傷を癒すまでに時間が掛かりすぎると、たとえ傷を完璧に癒しても命を落とす事があるんだ」


 うん?それは当たり前の事では?だから救急車が有るわけで。あ、この世界には無いか。


「他には、盗賊にザックリやられてすぐに魔法師が傷を癒しても、魔力が戻らず死んでしまうと言うこともある」


 それって失血死?魔力は生命力って言うより血液?


「そんなことから魔力は体内を巡っているとされている。では、まずは魔力を感じる事から始めよう」


 いよいよか!


「まずは目を瞑って。リラックスしてね。魔力の出発点は大体身体の中心部。そこから全身へ巡っている。それを想像しながら中心部に意識を集中させてみよう」


 よし!やるぞー!!





女神様 「結局魔法は英語っぽくしたのね」

朝木  「私の頭じゃこれが限界で」

ショーマ「まぁ、こんな事になる気がしてたよ」

朝木  「ほんと、すいません!」


 いろいろご意見あると思いますが、私なりに頑張りました。

 まぁ、ショーマはほとんど普通の魔法を使わないだろうから良いかなって・・・。(T_T)


 次回は、女神様による解説回になると思います。


 応援して頂けると嬉しいです(^^)

 訪問だけでも大感謝(^^)/


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