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北の陣 第2幕  作者: m
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ミーナ


南軍の兵士達の声が聞こえてきた…


兵士A「おい!聞いたか?中央軍の精鋭部隊をウチの精鋭部隊が蹴散らしたんだってよ!」


兵士B「あぁ、聞いたよ、ウチの精鋭部隊めちゃくちゃ強いから当たり前だろ」


兵士A「まぁ、そうだよな!中央軍の平和ボケしたなまくら兵なんて目じゃないっての!あ〜、俺も一騎打ち合戦見たかったなー」


兵士B「なんでも聞いた話によると、ミーナさんが一騎打ちの相手をしたらしいよ… それで全勝したらしい」


兵士A「えっ?そうなんだ?ミーナさんが相手したの?はははは、それは中央軍の精鋭達はご愁傷様だわな」


兵士B「確かにな!はははは!」


兵士A「ところでさぁ、ミーナさんて見た目が綺麗なお姉さんって感じなんだけど実は男って本当なの?」


兵士B「それな… 南軍の七不思議の1つだよな… 声は男の声とも女の声とも言い難いし… オカマって言う話も聞くし、女って話も聞くし… 本人は女が好きらしいけど性別は誰も知らないらしいよ… 風呂も誰とも入らないらしい… 」


兵士A「ホントあの人謎が多いよな〜、ウチの精鋭部隊の南赤星師団長でさえ何も知らないらしいし… 」


兵士B「そうらしいな… 」


兵士A「あっ、そういえば、お前ミーナさんと南赤星師団長の関係知ってる?」


兵士B「アレの事か?なんでも隣の国と戦争状態になった時に南赤星師団長と一騎打ちして引き分けたらしいじゃん?」


兵士A「おぉ、そうそう、それで南赤星師団長がミーナさんの剣の腕に惚れて破格の値段でスカウトしたんだろ?」


兵士B「そうそう、いいよな〜、給料いっぱい貰えて」


兵士A「うらやましいよな〜、あっ!10円落ちてる!」


兵士B「えっ?どこどこ?あっ!ホントだ!ラッキー!」


兵士A「俺たち惨めだな… 」





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