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北の陣 第2幕  作者: m
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ブル最高司令官の策略

「やぁ、元気?やっぱり第2幕の挨拶担当は、ずっと俺らしいな!はっはっは、第2幕もそろそろ終わりに近づいて来た、えっ?作者が今回完結編書くとか言ってなかったっけって?はっはっは、もう君も奴の事はだいたい分かっているだろ?奴の事だそんな約束すっかり忘れて南軍との絡みを書いてしまったんだろう!だから俺はやめとけって言ったのにな!じゃ、グッバイ!」


「ガチャ」


アントレイヤがそう口走った。


「おい!君は真面目にしてなきゃいけない立場の人間だろ?そんな事口走るんじゃないよ!」


ギールは隣で口走ったアントレイヤにそう言った。


「いや、そろそろ第2幕も終わりに近いからたまにはボケてもいいかなって」


アントレイヤがギールの方を見てニヤついた。


「あっ、今のニヤつきで読者が何人か離れて行ったぞ!」


ギールがアントレイヤを見てそう言った。


「えっ!マジで?」


アントレイヤが驚きながらそう言った。


「ほら、アソコを見て見ろ」


ギールはそう言い遠くの方を指差した。そこには物凄い速さで馬に乗って逃げていく読者達の姿が見えた…


「ホントだ… 」


アントレイヤは遠くに逃げて行く読者達の姿を見ながらそう言った。


「君がボケるのは非常にマズイ… ボケは俺に任せておけ、分かったな?」


ギールはそう言いアントレイヤの肩に手を置いた。


「分かった… 」


アントレイヤはうつむき加減でそう言った。


「まっ、まぁ、そんなに気を落とすな!それより北軍の奴ら遅いな… 」


ギールがアントレイヤの肩を叩きそう言った。


アントレイヤとギール達中央軍は捕虜の言葉を信じ、重要拠点の南側に大群勢を待機させいつでも迎撃できる用意をしていた。


と、その時、重要拠点の北側から火の手があがった…



「これはどうゆう事だ?」


ギールがアントレイヤにそう聞いた。


アントレイヤがしばらく考えた後…


「やられた… 」


アントレイヤがそう呟いた。


「何が?」


ギールが怪訝そうにそう聞いた。


「あの捕虜ワザと捕まって俺達に嘘の情報を教えたんだよ!南、南詐欺に俺たちはまんまと引っかかったんだ!」


アントレイヤがギールを見てそう答えた。



「マジかよ!」


ギールは驚きながらそう言った。


「クソッ、俺とした事が年寄りでもないのにこんな詐欺に引っかかるなんて… 油断していた… 」


アントレイヤが北側であがる炎を見ながらそう言った。


「どうする?北側に兵はそんなに置いてない、次期にココにも北軍が押し寄せて来るだろう… 」


ギールは腕組みをしてそう言った。


と、その時、拠点の東側、そして西側からも火の手があがった…


「クソッ、北軍に先手を取られてしまった… このまま北軍相手に迎撃するのも難しいだろう… ここは致命傷を避ける為に一時退却するしかないようだ… 」


アントレイヤはそう言い中央軍の全軍に退却命令を出した…


( 北軍の最高司令官… ブルか… 思った以上にやる男だな… )


アントレイヤはそう思いながらも退却するのであった…








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