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北の陣 第2幕  作者: m
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スペード師団


中央軍の兵士達の声が聞こえてきた…


兵士A「なぁ」


兵士B「ん?なんだ?」


兵士A「中央軍にスペードって精鋭部隊があるだろ?」


兵士B「あぁ、南防衛軍第1師団の事か、それがどうしたんだ?」


兵士A「そうそう、その師団の事なんだけどさぁ、なんでウチのお偉いさん方は北討伐軍に精鋭部隊を回さなかったの?」


兵士B「それはお前、北討伐軍には60万も兵士がいるからわざわざ精鋭部隊を回さなくてもいいと考えたんだろ?」


兵士A「まぁ、確かにそうかもしれないなぁ… でも精鋭部隊を攻めに使わないのは勿体なくないか?普通精鋭部隊って言ったら攻めでしょ」


兵士B「いやいやいや、そんな事ないだろ?守りを完璧にした方が安心して攻められるだろ?」


兵士A「まぁ、それはそうかもなぁ… ところでウチの精鋭部隊はなんでスペードって名前がついてんだっけ?」


兵士B「それはお前、トランプのスペードから取った名前だよ… これすげぇ有名な話なのにお前よく忘れられるなぁ… 」


兵士A「あぁ、そうそうそれだよ、思い出した思い出した、確かトランプのスペードの意味に貴族とか剣とか死とかって意味があるんだよな」


兵士B「そうそう、なんでも死を恐れない貴族の剣って言う意味合いでその名前にしたらしいぞ」


兵士A「そうそう思い出したわ、ありがとよ!じゃあ俺ちょっとトイレに行ってくるわ」


兵士B「おう」







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