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北の陣 第2幕  作者: m
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中央政府からの命令

「やぁ、みんなのスーパーヒーローギール様だ!えっ?あー、はいはい、そうですかそうですか、どうせ君の事だ、そう言うと思ってたよ!どうせ俺はスーパーヒーローにはなれないのは初めから分かっていたさ!いくら脳筋の俺でもそれくらいは分かっているよ!じゃ、グッバイ!」


「ガチャ」


ギールがそう言った。


スペード師団は南赤星師団の夜襲により約1000名の兵士を失った… そしてスペード師団は約1万5000の兵士達で第1最前線の拠点を守っていた…




南赤星師団の夜襲から幾日が経ち、第1最前線の拠点のテントに1人の兵士がやって来た…


「失礼します!中央政府から直接命令が下りました!北軍が都に迫っているとの事で、スペード師団は急ぎ都に戻るよう命令が下りました!」


中央政府からの命令書を携えた兵士がそう言った。


⁉︎


「北軍が都に?中央軍は何をしてるんだ?」


スペード師団長が兵士にそう聞いた。


「北討伐軍ほぼ壊滅!中央防衛軍もほぼ壊滅しました!」


兵士がそう答えた。



「北討伐軍も中央防衛軍もほぼ壊滅だと?北軍はそんなに強いのか?」


スペード師団長が兵士にそう聞いた。


「最高司令官を暗殺され大混乱を起こした模様であります!命令系統が機能せずそのまま北軍のペースで戦が進み気づいたらこの様な事態に… 」


兵士がそう言った。


「そうか… 分かった… すぐに都に向かうと伝えてくれ」


スペード師団長が兵士にそう言った。


「はっ!」


兵士は敬礼し、すぐにテントから出て行った。


「聞いての通りだ、兵士達にすぐに都に向かう準備をさせてくれ」


スペード師団長がテント内にいたヒゲの兵士にそう言った。


「はっ!」


ヒゲの兵士がそう言いテントから出ようとしたところ…


「あと、南防衛軍の最高司令官に使いを出してくれ、スペード師団に中央政府から直接命令が来て都に向かうと… 中央政府の危機の為、防衛の兵は置いて行けないと… そう伝えてくれ」


スペード師団長はヒゲの兵士にそう言った。


「はっ!分かりました!後、ギール殿にこの事を知らせときます!」


ヒゲの兵士がそう言いすぐにテントを出て行った。そしてヒゲの兵士がテントを出てから20分程してギールがスペード師団長のいるテントにやって来た…


「ますます大変な事になってるみたいだな…」


ギールが慌てた様子でテントにやって来てスペード師団長にそう言った。


「あぁ、まさかこんな事態に落ち入るとはな… 」


スペード師団長がギールにそう言った。


「今みんなに、都に向かう準備をさせている、後1時間もあれば準備は出来るだろう。騎馬兵だけでも先に行かせるか?」


ギールがテント内のイスに座りそう言った。


「あぁ、そうだな… 騎馬兵だけでも先に行く事にするか」


スペード師団長もイスに座りそう言った。




スペード師団長とギールの2人の会話は続きそれから1時間程が経ち、スペード師団の準備が整いスペード師団は都に向かうのであった…











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