ギールvsサウス
「やぁ、ギールだ。全くもって参ったぜ!まさか、あの時の子供と殺り合う事になるなんて夢にも思わなかったからな… さぁ、俺はこの後どうする?手加減出来る相手じゃなさそうだ… 多分どちらかが死ぬ事になるだろう… じゃ、グッバイ!」
「ガチャ」
サウスとギールが馬を降り2人は剣を構えた…
「シャキィン、シャキィン、シャキィィン」
2人の剣撃の合間に周りが息をのむ…
「シャキィン、シャキィン、シャキィィン」
しばらく剣を交えた後、2人は間合いをとった。
「やるなぁ、あのガキンチョがまさかこんなに強くなるとはな」
ギールは汗を垂らしながらそう言った。
「フッフッフッ、あの時、私はあなたにパンチをしてすでに勝った事があるんですよ?」
サウスも汗を垂らしながらそう言った。
「はっはっは、パンチしてすぐ逃げて行ったくせに何を言う」
ギールがそう笑った。
「フッフッフッ、私がもしあの時、剣を握っていたのなら、あなたは顔に剣を刺されていた事でしょう、だから私の勝ちです」
サウスがそう笑った。
「はっはっは、言うじゃないか、ならばあの時のお返しをしなければな」
ギールはそう言いサウスに斬りかかった。
「シャキィン、シャキィン、シャキィィン」
2人の剣が十字を描き、2人は顔を寄せあった。
闘いは終始ギールが優勢であった…
「コレで実力の差が分かっただろ?大人しくここから南軍を退却させろ!」
ギールはそう言い腕に力を入れて剣を押した。
「私は始めからあなたに勝てるとは思ってはいませんよ」
サウスが剣を押し返しながらそう言った。
⁈
「なら軍を退かせろ、悪い事はいわん、退かせるんだ!」
ギールは必死にそう言った。
「それは無理なお願いだ、私は南赤星師団の頭だ、ここで命欲しさに退けばどうなると思う?一気に軍の士気は下り、誰も命懸けで戦う者はいなくなるでしょう。そんな事はあなたもよく分かっているはずだ」
サウスがそう言った。
「クソッ、ならば仕方ない」
ギールはそう言い剣を勢いよく押し間合いをとり再び斬りかかった。
「シャキィン、シャキィン、シャキィィン」
「グサッ」
ギールはサウスの肩を刺した… 肩を刺されたサウスは握っていた剣を落とし刺されたところに手を添えた…
「コレで勝負はついたな… さぁ、軍を退かせろ!」
ギールはそう言い剣をサウスの顔の前に突き出した…




