表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
55/71

恋愛上級15

 何でこんなところに監視委員Bが、まさかAやCも・・・

辺りを見回したけれど人の気配は、しない。

監視委員Bの気配さえ全く感じなかったのだから、当然か。


 「そんなキョロキョロせんでも、俺だけやがな」


 「どうしてここに居るの?誰に頼まれたの?」


 「誰にも、頼まれてへんよ。結衣ちゃん家にちょっとした用が

  あってんけどなぁ。こっちのほうが、面白そうやからつい。」


 つい後をつけて来たと!?


 「盛り上がってるとこ悪いけど、俺に紹介してくれないか。」


  何か圭太お怒りモードですか?

 何て説明したらいいのか・・・ただの知り合いの様なそうでない様な


 「誤解せんといてなぁ~俺と結衣ちゃんは、そんなんじゃないで!」


 誤解も何も、誰もそう思わないわよ。怪しすぎる貴方を不審に思ってるだけよ。


 「怪しいもんじゃないで、瀬戸志人くんと同じ大学の江口衛といいます

  好きな食べ物は、焼きそばパン・嫌いなんは、嘘つく奴や。

  なかようしてや瀬戸圭太くん。」


  さすが探偵圭太のことも、ちゃんと調べ上げてる。


  「せやけど・・・なんで俺の尾行バレてん?尾行だけは、自信あるのに」


  尾行だけかい!とツッコミを入れそうになった。

 確かに私は、全く気づかなかった。人には、何かしら取り柄があるものなのね~


  「俺。よく尾行されるんで。」


  出た。イケメンあるある。 


  「あ~それな~俺も分かるわ~。」


  自分のつく嘘はいいのね。江口は、人に厳しく自分に甘いタイプの様だ。


  「俺達の後をつけたのって、興味本位からじゃないですよね。

   焼きそばパンの情報屋さん」


  「あっ俺のことご存じ。さすが切れ者の高校生。よかったら俺の

   事務所で、働かへん?おっ!高校生探偵の誕生やん。ええなぁ~」


  高校生探偵他で、活躍中ですから!

 でも、ほんと何しに家に来たのかしら?先生絡みとしか思えないけど・・・


  「まさか、先生に何かあったの?」

  

  キスに大失敗して・・・それにしては、江口さんの到着が早すぎるし。

 大人しかった柏木が、また好からぬことを企ててるとか?


  「おっ結衣ちゃんも、なかなかの推理力。そやねんゆっきーの

   ことで、気になることがあって結衣ちゃんオカンに聞きに行ったら

   ユッキーが、急いで家から出てきて、次に君らや。

   何か面白そうやろ?」

   

   ユッキー?あれから、先生と江口さんは仲良くなってる気がする。

  じゃぁ何でターゲット替えるかな?先生に一番近い圭太狙いってこと!?


  「江口さん。ゆうにいのこと教えて下さい」


  「そやな。本題に入ろうか。」





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ