表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
24/71

恋愛中級3

  「加代ちゃんの相手大変じゃなかった?ママの実家のお手伝いさんなの

   ときどき家にも来てもらってるから。」


  「いや。大丈夫。瀬戸って名乗ったら、ゆうにいと勘違いしてた

   みたいだけど」


  どうやら、先生の従弟で間違いないみたいね。

  瀬戸 圭太かぁ・・・昨日先生に聞いておいてよかった。


  「悪かったわね。貴方にじゃなくて、彼女によ!約束とかしてなかったの?

   もう、帰ってもらっても大丈夫よ。どうせ夕方先生来るし」


  見張りが、いなくたって、ちゃんと勉強するわよ。


  「あぁ・・・さっきのは、嘘。彼女なんて居ないから、でもガキに

  興味ないのは 本当。」


  あっそう。子供だ。ガキだ言うけど、私と1歳しか変わらないくせに!


  「私達1歳しか変わらないじゃない?貴方も十分子供だと思うけど?」


  「そうかな?高校生と中学生の1年の差は、雲泥の差に等しい。」


  あくまで、自分は大人で、私は子供って言い張るのね。

  ぜ~ったい私の方が、精神年齢高い自信がある。

  先生とは、真逆のタイプみたいだし!?どうやって手懐けようかしら。


  「その辺適当に座ってて、暇だと思うから好きなことしてていいわよ。」


  「俺への恋愛指導は、ないわけ?」


  先生から、いろいろ聞かされているとは思っていたけれど・・・

 こんな女には、不住してませんけど何か?みたいな男の恋愛アドバイス

 どうしろって言うのよ!


  「貴方には、必要なさそうだから遠慮しとくわ」


  私は、彼を無視することに決めた。問題集をひたすら

  解いてやるんだからぁ!!

 

  バン


  これが、噂の壁ドン?そこには、トキメキなどかけらもなくて・・・

 机上バーン!それは、怒りはたまた挑発?私何か、いけないことしちゃった?


  「お前達は、何をするつもりだ?また、ゆうにいを罠にかける気なのか?」


  罠?いったい何の話よ?お前達って・・・


  「いきなり何の話?罠って何よ!説明してよ。」


  圭太の真剣な表情を見る限り冗談で、言っているんじゃないってことは、

 伝わって来た。


  「どうゆうつもりで、ゆうにいに協力している?

   お前らの目的は、何だ答えろ!」


  な~んだ。女子と付き合ってみよう大作戦のことか。

 それは・・・いろいろと企業秘密なわけで、先生より先に圭太に伝えて

 もいいものだろうか?


  


  

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ