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空想

作者: 姫山 朔

 

 夜の闇 静寂の支配下

 私は夢のように空想する

 見知らぬ世界 不思議な魔法

 それは心を熱くする


 大人たちはいい年してと言うけれど

 空想してない人なんていない

 物語を紡ぐのはそう

 いい年した大人なのだから



 朝の光 静と動の時

 私は夢から目を覚ます

 鳴り続ける電話 必要とされるスキル

 それは心を(せわ)しくする


 大人たちはそれが正しいというけれど

 現実から逃げたいと思わない人はいない

 現実を作るにはそう

 赤の他人も関わるのだから



 どこからが境界線

 大人と子どもの間

 誰が決めたのか知らないけれど

 空想することが子どもだと言うならば

 モラトリアムは 終わらない 終われない

 終わらせない



 赤い夕陽 伸びる影

 私は今日も空想する

 ありのままの今に 非日常を重ねて

 私は未来を予想する



 大人たちは現実を見ろというけれど

 空想はいつか発想に変わる

 未来を形作るのはそう

 空想から生まれた現実なのだから



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― 新着の感想 ―
[一言] そういえば、どこからが境界線なんでしょうね・・子供と大人。 今日はあまり読みきれてなくて頭が働いていないせいか、その部分がとても気になって考えてしまいました。 現実感とその空想の世界はどこか…
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