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第117話 ラナンディア激震(1)

 竜の指輪は当然、没収された。

 生身のままリムレオン・エルベットは今、地下牢にいる。

 バルムガルド王都ラナンディア。その中心部を成す王宮の、地下牢である。

 冷たい石の床に座り込んだまま、リムレオンは昨日の戦いを思い起こしていた。

 否、とても戦いなどと呼べるものではなかった。自分が一方的に叩きのめされただけだ。

 魔法の鎧を装着していながら、反撃らしい事は何も出来なかった。まだ正体を見せてもいない魔獣人間を相手にだ。

「レボルト・ハイマン……」

 リムレオンは呻き、唇を噛んだ。

 恐ろしい相手であった、としか言いようがない。

 魔法の鎧の力に頼り切っている、つもりはなかった。鍛錬は怠っていないし、実戦を重ねてもいる。

 その上で魔法の鎧を着用し、魔法の剣を振るい、最高とも言える状態で戦っているのだ。

 なのに、全く歯が立たない相手がいる。

 震える拳で、リムレオンは床を殴りつけた。

「……敵が……強過ぎる……っ!」

 レボルト将軍だけではない。

 あのメイフェム・グリムに始まって、ゴルジ・バルカウスにゼノス王子、黒薔薇夫人ことブラックローラ・プリズナ、ラウデン・ゼビル侯爵、そしてデーモンロード。

 恐ろしい敵ばかりであった。そしてゴルジとブラックローラ以外は全員、今なお健在である。

 リムレオンが倒した敵など、1人もいない。

(僕には……何も出来ていないよ、ティアンナ……)

 彼女がリムレオンに魔法の鎧を託したのは、人間ではない者たちの相手をさせるためである。

 人間相手の政はティアンナが、人間ならざる者どもの討伐はリムレオンが、それぞれ受け持つ。そうしてヴァスケリア王国の平和を守る。

 少なくとも、リムレオンはそのつもりで戦ってきた。

 だが人間ではない恐ろしい敵の数を減らす事が、全く出来ていない。

「僕に……もっと、力があれば……」

 リムレオンは歯を食いしばり、きつく目を閉じた。

 目蓋の裏に浮かんで来るのは、とある殺戮の光景である。

 無数の魔獣人間を、それにゴルジ・バルカウスの分身体の群れを、掃除でもするかの如く虐殺してゆく赤き魔人の姿。

「ガイエル・ケスナー……貴方のような力が……」

「そうか……お前も、目の当たりにしてしまったのだな」

 鉄格子の前で立ち止まった男が、そんな言葉をかけてきた。

 粗末な歩兵の軍装を身にまとう、焦げ茶色の髪の若者。

「あの力に、心奪われてしまったのだな。わからぬでもないが……あれは悪しきものなのだぞ、リムレオン・エルベットよ」

「……貴方はどうなのだ、レボルト・ハイマン将軍」

 リムレオンは目を開け、睨み据えた。

「貴方やデーモンロードよりも悪しきものが、存在するとでも言うのか」

「おい坊や、口のきき方に気をつけろよ」

 護衛の如くレボルトについて来た魔獣人間が、髭の中から牙を剥いた。

 魔獣人間ドワーフラーケン。ブレンに、妻を奪われてしまった男である。

「レボルト将軍はなあ、この国を守るために」

「やめろバーク。貴様とて、知っているはずだ」

 レボルトの端正な顔立ちが、歪んだ。微笑であるとしたら、あまりにも暗く陰惨な笑顔だ。

「私はデーモンロードに敗れ、命惜しさに臣従している……ただ、それだけの事」

「貴方は、デーモンロードと戦ったのか……」

 あの怪物と戦い、辛うじて命を保っている。それならば自分と同じだ、とリムレオンは思った。

 この将軍とは、手を結んで共闘するべきではないのか。デーモンロードを、倒すために。

 それを言おうとしたリムレオンを、前もって黙らせるかのような口調で、レボルトは言った。

「そんな話をしに来たわけではない。リムレオン・エルベットよ、1つ知らせておいてやろう。貴様の家臣ブレン・バイアスが現在、こちらに向かっているようだ」

「ブレン兵長が……」

「徴兵を行っていたオークの部隊が1つ、あやつによって皆殺しにされた。折れた心が立ち直ったのかどうか、そこまではわからぬが……か弱い主君を助けてやらねば、という気にはなったようだな」

「だが坊や、あんたは絶対に助からない。何故なら、あの野郎は俺がぶち殺すからだ」

 バークがにやりと牙を見せ、吸盤のある太い触手たちを獰猛にうねらせる。

「レボルト将軍、俺とあいつは戦わなきゃならない。手は出さないで下さいよ」

「たわけた事をぬかすな。武術の試合ではないのだぞ……加勢を拒むのであれば、早急に決着を付けろ。一撃で殺せ」

 ドワーフラーケンに、続いてリムレオンに向かって、レボルトは言い放った。

「こやつだけではない、私もいる。オークロードやゴーストロードもいる……ブレン・バイアスが貴様を救い出すのは、まあ不可能であろうな。奴は死ぬ。状況が許せば、貴様と一緒に処刑してやろう」

 ブレン兵長が死ぬ。非力な若君を、助けようとしたばかりに。

 考え得る事態の中でも最悪に近いものが、現実になろうとしているのだ。

 青ざめ、うなだれるリムレオンを、レボルトが鉄格子の向こうから冷ややかに見下ろす。

「デーモンロード殿はおっしゃった。魔法の鎧の装着者は、数が揃わねば単なる雑魚であるとな」

 言いつつレボルトは、何か小さな物を手の中で転がしている。

 リムレオンから奪った、竜の指輪である。

「そんな者どもが何故、個別に行動して各個撃破の隙を晒している? 何故、団結しないのだ。デーモンロードと戦う気が、本当にあるのか?」

「それは……」

 リムレオンは、顔を上げられなくなった。

 全ては、自分とシェファの無様な喧嘩が原因なのだ。

 いや。団結などしなくとも、自分にもう少し力があれば、こんな事にはならなかった。捕えられ、ブレンに命を懸けさせる事もなかった。

「貴様たちには失望した。この国を魔族から解放するための、大きな力になるのでは……などと淡い期待を抱いていたのだがな」

 地下牢に足音を響かせ、レボルトが歩み去って行く。バークが、それに続く。

 遠ざかって行くレボルトの声が、リムレオンの耳に辛うじて届いた。

「ブレン・バイアスが、この失望を覆してくれれば良いが……どうかな」

 やがて、足音も聞こえなくなった。

 顔を上げられぬままリムレオンは、届かぬ声を漏らした。

「駄目だ、ブレン兵長……来てはいけない……」

 ドワーフラーケン、オークロード、そして未だに真の力を見せていないレボルト・ハイマン。

 魔法の鎧を着たブレン・バイアスとは言え、1人でどうにか出来る戦況ではない。

 そんな事は承知の上で、しかしブレンは来ようとしている。無様にも捕えられてしまった若君を、救い出すために。

「僕が……捕えられてしまったから……」

 リムレオンの思考は、どうしても、そこにしか行き着かない。

「敵が強過ぎるんじゃない……僕が、弱過ぎるんだ……僕に、もっと力があれば……」

「力を求めるのか、カルゴの息子よ」

 声をかけられた。牢獄の、外からではなく中からだ。

 リムレオンは振り向いた。

 男が1人、石壁にもたれて立っている。

「わしを見ろ。力ばかりを追い求めておると、ろくな死に方をせんぞ……まあ、死に方云々という歳でもあるまいがな」

 騎士階級の人物、であろうか。

 身にまとっている甲冑は、元々は豪奢なものであったのだろうが、今は古びた返り血と錆にまみれている。

 顔は、よくわからない。牢内の暗闇の中、左右の眼光だけが爛々と赤く輝いている。

「貴方は……誰ですか」

 問いかけながらリムレオンは、自分の頭でも考えてみた。

 この真紅の眼光の騎士は今、誰の名を口にしたのか。カルゴの息子。リムレオンの事を、そう呼びはしなかったか。

「……僕の父を、ご存じなのですか?」

「父か……あやつがいかなる父親になったのかも、そなたを見ておるとよくわかる」

 真紅の眼光が、じっとリムレオンに向けられる。

「戦いとは縁のない育て方をしたのであろう。あやつ、わしを大いに嫌っておったからな……が、そなたは父の思惑に反して戦いの道を歩んでおる。大急ぎで身体を鍛えておる最中、といったところであろう?」

「貴方は……」

 この人物の顔が、やはりよくわからない。それは牢内の暗闇のせいばかりではないようだった。

 兜の内側には、真紅の眼光しかないように思える。

 兜の内側にも、甲冑の内部にも、もしかしたら肉体と呼べるようなものが存在していないのではないか。

 この人物が何者であるのか、リムレオンは何となくわかったような気がした。

 それを確かめる暇を与えてくれずに、真紅の眼光の騎士は言った。

「そなた、力で全てを守ろうとしておる。そうであろう?」

「それが間違っている……と、思いたくとも思えないのが現状です」

 リムレオンは答えた。真紅の眼光を、まっすぐに見つめ返した。まるで睨むように。

「見たところ、間違いなく人間ではない……恐らくは魔族に与しているであろう貴方が、まさか暴力を否定するのですか。力が全てではない、などと綺麗事をおっしゃるつもりですか」

「力が全てではない……まさしく綺麗事よな。耳に心地良い」

 騎士が、低く笑った。この世ではないどこかから、響いて来るような笑い声だった。

「カルゴの息子よ、綺麗事は大切であるぞ。わしはこうして1度死ぬまで、それに気付かなんだ」

「……やはり、貴方は死んでおられるのですね」

「未練がましくも、迷い出て来てしまった。少しばかり心残りがあってのう。そなたの事もそうだが、あの腰抜けブレン・バイアスめに……今一度、活を入れてやらねばならぬ」

「口を慎んでいただきたい。ブレン兵長はエルベット家の大切な人材、尊敬すべき武将です」

「甘やかしてはならぬ。そなたはエルベット家の主として、あやつを使いこなさねばならんのだぞ」

 騎士の姿が、幻影のように薄れ始めた。

「ブレン1人だけではない。多くの者を使いこなし、己の力とせよ……そのような力の方が、そなたには合っておる。ただひたすらに自身の暴力のみを高める道を往くよりも、な……」

「待って下さい……」

 リムレオンは声をかけようとした。が、返り血と錆にまみれた甲冑姿は、すでに消え失せていた。

 真紅の眼光だけが、まだ残っているように、リムレオンは感じた。



 半分以上、廃墟と化している。

 この有り様を見ればわかる。王都陥落時には、住民の男だけでなく女も子供も、魔物たちの餌食になったのであろう。

 バルムガルド王都ラナンディア。瓦礫が全く片付けられていない街並を眺めながら、ブレン・バイアスは呟いた。

「まさか、こんな形で……バルムガルドの王都に、足を踏み入れる事になるとはな」

 軍人である。政情次第では、ヴァスケリア王国正規軍の先鋒として、この都に攻め入っていたかも知れないのだ。

「まったく、あいつら……リムレオン様を取り戻しに来いとか言っときながら、場所言わないんだもの」

 セレナ・ジェンキムが言った。

「リムレオン様……本当に、ここにいるの?」

「あのレボルト・ハイマン将軍が、オークロードと行動を共にしているのならな」

 ここ王都ラナンディアにおいて、バルムガルド国民に対する直接の行政を担当しているのがオークロードであるという話は、すでに聞いていた。

「若君がおられるのは、王宮の地下牢か……」

 リムレオンの事は、侯爵閣下と呼ぶよりも若君と呼んだ方が、しっくりと来る。何となく、ブレンはそう思った。

「さて、いかにして忍び込むか……」

「忍び込むって言うより、とっとと魔法の鎧着て殴り込むべきじゃないかと」

 セレナが、適切過ぎることを言った。

「どうやったって最終的には、そうなっちゃうと思うなあ」

「まあそれはそうだが、問題はその間お前をどこに隠しておくかという事だ」

 王宮へと殴り込むのに、セレナを伴うわけにはいかない。

「あたしは……適当に、その辺にいるから。何しろ女子供の身の安全は保証されてるわけだし」

「……その保証、どこまで信じて良いものかな」

 ブレンが、己の顎髭を弄りながら思案を始めた、その時。

「ちょっと、お兄さん……何やってんの、こんなとこで」

 声がした。

 身なりの粗末な中年の女性が何人か、いつの間にか、ブレンとセレナを取り囲んでいる。

 荒れ果てた王都の、住民の女性たち。全員、夫を魔族に奪われているのであろう事は、想像に難くない。

 そんな女性たちが数人がかりでブレンを、半壊した民家の陰へと引きずり込んだ。

「駄目だよ! あんたみたいな男の人が、こんな堂々と歩いてちゃあ」

「……魔物どもに、捕まっちゃうよ?」

「旅の人なら、早くお逃げ。あたしら抜け道知ってるから」

 親切な女たちだった。が、その親切を、今は振り切らなければならない。

「……すまんが、俺にはここでやらねばならん事がある。ある御方を、助け出さなければならないんだ」

「あんた、自分が死んじゃったら元も子もないよう」

 女性の1人が、泣きそうな顔をしている。

 こんな表情で彼女は、魔族に身を捧げた夫を見送ったのだろう。

「もう嫌なんだよ、男が格好付けてどっか行っちゃうのって……自分の命、大事にしなきゃだよ?」

「……優しいのだな、貴女たちは」

 ブレンは微笑みかけた。タテガミのような髭に囲まれた、傷だらけの厳つい顔面が、にこりと和らぐ。

「見たところ、苦しい生活を強いられているのだろう。なのに、赤の他人にここまで優しく出来るとは……女の強さ、羨ましいと思う」

 女性たちの顔が、ほんのりと赤く染まった。30代40代の、酸いも甘いも噛み分けているはずの女たちが、まるで10代の乙女のように頬を赤らめている。

 年配の女性が時折見せる、この初々しさが、たまらないのだ。

 そんな事を思っているブレンの髭を、横合いからセレナが掴んだ。思いきり、引っ張った。

「馬鹿は死ななきゃ治らないって言うけど……あんたのは死んでも治りそうにないよねえ」

「お、俺もそう思う」

 同じような事を、在りし日のレミオル・エルベット侯爵にも言われた事がある。ブレンが、とある村の村長の妻に手を出してしまった時の事だ。そのせいでレミオル侯は、村1つを敵に回す事になってしまった。

 荒々しい足音が聞こえた。

 巡回中のオーク兵士が数匹、敵意を丸出しにして駆け寄って来る。

 働き盛りの男を発見したら、とにかく捕える。その命令が、徹底されているのだろう。

 女たちが、慌てふためいた。

「き、来たよ! お兄さん、早く逃げて!」

「貴女たちがな」

 言いつつブレンは、彼女らを民家の陰に残し、足取り強く進み出た。

 そんなブレンに、オークたちが槍を突き付ける。

 突き付けられた槍を、ブレンは左右の手で1本ずつ掴み、ぐいと捻った。

 オーク兵士2匹が、豪快に転倒した。

「うかつに槍を突き付けるのは、やめた方がいいという事だ。勉強になったろう?」

 ブレンは不敵に微笑みかけた。

 オーク兵士たちが逆上し、雄叫びを上げて槍を振るう。穂先が、長柄の殴打が、一斉にブレンを襲う。

 手刀と蹴りで、ブレンは全ての槍を迎え撃った。

 巨体が、大型肉食獣のように猛々しく躍動し、太い両手を振り下ろす。力強い足を跳ね上げる。

 槍がことごとく叩き折られ、それらを振るうオーク兵士が片っ端から吹っ飛んで倒れた。

 倒れたオークたちが、よろよろと立ち上がり、後退りを始める。

 ブレンを恐れた、わけではない。

 オーク族にとっては絶対の存在が、のしのしと歩み寄って来たのだ。

「腑抜けかと思っていたが……まあ、ここまで来たのは誉めてやろう」

 オークロードだった。

 ブレンは、右拳を握った。その中指で、竜の指輪が光を発する。

「若君……リムレオン・エルベット様は、ご無事であろうな」

「とうの昔に、俺が叩き殺して喰ってやったわ。男とは思えぬほど、肉の柔らかな小僧であったぞ」

 オークロードが、ニヤニヤと牙を剥いて答える。心理作戦、のつもりであろうか。

「貴様の肉は固そうだな、ブレン・バイアス……柔らかく、叩き潰してやろうぞ」

 オークロードが、巨大な鎚矛をブンッと振るい構える。

 威嚇の返礼をする形に、ブレンは右拳を天空に向かって突き上げた。

「武装……転身!」

 上空に、光の紋様が出現した。それが雷鳴を発し、稲妻を降らせる。

「ふん。先日、殺しておけば楽であったものを」

 落雷の中で魔法の鎧をまとってゆくブレンの姿を睨み、オークロードは言った。

「まあ良い。こうなった以上、正々堂々と叩き殺してくれよう。非力な人間どもと我らオーク族との差は、魔法の鎧ごときで埋められはせぬ……それを思い知るのだな」

「オークの分際で正々堂々とは、良い覚悟だ。ゆっくり相手をしてやりたいところだが」

 黄銅色に武装した全身で、パリパリと電光を輝かせながら、ブレンは言った。

 魔獣人間ドワーフラーケン、それにレボルト・ハイマン。戦わねばならぬ相手は多い。3対1の戦いを覚悟していたブレンの眼前に、しかしオークロードが単身で姿を現してくれた。

 千載一遇の、好機である。

「俺は今日、忙しいのでな……さっさと終わりにさせてもらうぞ」

 ブレンは、魔法の戦斧を腰から取り外し、構えた。

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