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6話: 最終領域
絶対空間を抜けた慧と雫は、シリーズ3の最終試練「最終領域」に到達した。
空間は完全に歪み、光も影も時間の感覚さえ一定せず、すべてが交錯している。
「……ここが最後の戦場か」
慧は分析者として、異次元情報の全断片を統合し、最適な進路を計算する。
雫は直感で揺らぎの少ない道を感じ取り、危険を察知する。
最終領域には他の参加者も集結し、心理戦・情報戦・直感判断のすべてが同時に試される。
互いの意図と策略が錯綜し、突破は容易ではない。
「右、次に左、光の揺れが安定した瞬間に進め」
慧の指示に雫が応じ、二人は連携で最終領域を突破する。
光と影が安定した瞬間、空間は静寂を取り戻し、施設の奥に真実の扉が現れる。
「……終わった」
慧は深く息をつき、雫も微笑む。
二人の連携と心理戦、異次元情報解析の総力戦を経て幕を閉じた。




