運命の日①
世界観としては現実世界を軸にいろいろたしたものです。
下手で短いのでそのことはおおめに見てください
夏というのはひとりで過ごすととても退屈だと僕小野塚梓は考える。なぜって言われても「退屈だから」と僕は返す。これだと答えになってないと指摘されてお終いだが、悲しいことにそんなことを言ってくる相手や言う相手、ましては聞いてくる相手すらいないので僕のこの考えは成り立っている。批判さえされなければこの考えは間違っていないのだ。とひとりで解説をする。こんなことに意味はないがこんなことをしないと退屈すぎて頭がおかしくなりそうだから仕方がないのだ。だがいつまでもこんなくだらないことをしているわけにもいかないので気分転換と運動を兼ね備えた散歩をしに久しぶりに外に出ようと決心する僕であった。家を出てそうそうに僕はドアノブに手をかけた。「暑い!めっちゃ暑い!」
そう…とても暑いからだ。夏ということもあり少しは覚悟していたがここまで暑いとは思わなかったので、諦めて家に入ろうとしたが、そこで僕の無駄に高いプライドが抵抗した。決心したばっかなのにもう諦めるのか!とそう心にプライドが訴えかけてくるようだった。
体感時間にして10分間考え僕は結局散歩に出かけることにした。
初めてのなろうです。