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唯一の願い  作者: 京極
6/14

治安の悪すぎる一日

子供が溺れてたり民家が燃えてたり色々と起きてます


それても良ければ

行ってらっしゃい( ・`д・´)


[キ ャ ー ! ! 誰 か っ !]


 あれからしばらくたったがまだ二人は、固まったままでどうしたものかと考えて居ると遠くの方から誰かの叫び声が聞こえてきた


 ん?、あれは…


「すみません少しここを離れます」


[え!?、あっ!。君、待ちなさい!!]


[早っ……。レティー、追い付けるか?]


[追い付くも何も姿、形すら見えなくなった]


 私は、レネ達に一声かけてから全力で走り出した。その際、レネ達が私を追い掛けて来ていた気がするが今は、それを気にしている場合ではないとさらに足を早め声の元に向かうとあわてて着物をめくり川に入ろうとしている女性がいた


「何があったのですか?」


[うちの子が川に!!、川で溺れて!!]


「橋の下辺りですね。少しお待ちを」


[えっ!?](   ジャッバァ-ン)


 私は、話を聞くや否やジャポンと音を立てて川に飛び込んで子供を探しだし救出作業に移る


 思いの外流れの早い川ですね


 この方ですね

 お腹の辺りに腕を差し込んで


「お腹の辺り失礼しますよっ」


[うぁーッ!?、ガブホボッ!]


 可能であれば暴れないでくれと願いながら声をかけたが願いは、届かず子供は、大いに暴れ少し川の水を飲み込んで仕舞っているようだ


 まぁ、暴れますよね

 グッ、肘が私の顎にクリーンヒットしました

 動かれると運び辛いそしてとても痛い( TωT)


「陸地までお連れします。暴れず身を任せて下さい」 


[ブァ、わ、解ったッ]


 今度は、どんなに暴れても川底に沈まないように子供の体を自身の身の上にラッコが我が子を運ぶ時のように乗せ安心させるため極めて優しく声をかける


 陸地付近に到着しましたが水を含んだ着物を着た状態では、いくら大人の方でも持上げられませんよね。このままこの方を抱えて登りましょう


「少し痛いかもですが我慢してください」 


[う、うん、ケホッ]


「さぁ、もう安全ですよ」


[あ、あぁ、うちの子を、有難う御座います]


[有難う、おにぃちゃん]


 陸地に上がると子供のお母様が子供をギギューと抱きしめ私に礼を言うそれにならい子供もまた少し咳き込みながらも有り難うと言ってくれた


 おにぃちゃん?

 あ、私のことですか


「ふふ、構いません。ですがもう一人で川の近くで遊んじゃ、駄目ですよ」


[うん、ご免なさい]


「ご免なさい、出来て良い子ですね」


[本当に有難う御座いました]


「いえ、私は、これで失礼いたします」


 親子と解れ服もすっかり渇きレティー殿達のもとへ戻っている道中、何やら焦げ臭い匂いがする


[火事だァァ!!(おっかぁ!おっとぉ!)]


[中に、中に人が!?(やだ!やだよぉ!)]


匂いの元に近づくに連れ人々の悲痛な叫びと共に小さな子供の悲鳴も混じっておりどうしたのか聞いてみることにした


それは、また大きな火事ですね……

あのこは……


「いかがなさいました?」


[おっかぁとっ、おっとぅがッ、っのなかにっ!]


「何処のお部屋か解りますか?」


[二階のッ奥ッ!!]


「解りました」


 子供の話を聞いてすぐに水を探し近場のバケツを発見してそれを頭から被りゴウゴウと燃えている建物へと向かい始める


 おや、良いところに水入りバケツが


[おねぇちゃん?]


[お、おい!!。嬢ちゃん、水なんか被って何する気だっ!。すぐにそこから離れろ!!]


「お気に為さらず」


途中、火消しが慌てて声をかけてきたが此方には、それの相手をしている暇は、なく一声かけは、するものの燃え盛る家へひた走る


 一刻を争いますゆえ、すみません


[おい!?。バカ、やめろっ!。死ぬ気かっ!]


 建物の中に入り火の海から階段を見つけ出し

直ぐに奥の部屋に入ると妻を守るようにして夫が妻の上に覆い被さっている状態の夫婦を見つけ二人を抱えて窓を見ると丁度良く雨戸が空いておりこれならばここから外に出れるだろうかと覗き込み行けそうだと下に飛び降りた


良かった、なんとか外に連れ出せました


[おっかぁ!!おっとぉ!!]


「すみません、そこのお方このまま親御さん方とお子様方を病院へ連れてってあげて下さい」


[嬢ちゃんも行った方が良くないか?]


「私は、他の場所に用事が御座いますゆえ失礼させていただきます」


[おねぇちゃん、ありがとう]


「お母さんとお父さんが起きたら沢山ぎゅーってしてあげて下さいね」


[うん!!]


「良い子ですね、それでは、これで」


~更に十五分後~


レネ達と居た場所にたどり着いたが二人は、おらず少しそこらを探してみるがやはりいないどうしたものかと気に寄りかかる


待っていればいいでs[た、助けて!]


……次から次へと少し忙しいですね

今度は、何でしょう?


今度は、近くから助けを呼ぶ声が聞こえ見渡すがいなさそうで不思議に思い自身が寄り掛かっていた木の後ろを見ると背中に鬼やら何やらを背負ってそうながたいの良い男性二人が女性の腕を掴んでいた


あ、後ろですか

思いの外近かったです


「何を為さっておいでなのです?」


[た、助けて下さいっ!]


「そちらの方、嫌がって居られますので手を離して差し上げて下さいませんか」


[何で俺が坊主に従がってやんなきゃなんねぇんだよ]


「従う云々では、無く 他者が嫌がる事をするのは、駄目な事では、ありませんか?」


[あーまぁ、そやなぁ。やけど此方にも事情があった場合どうすんねや?]


「では、その事情をお話願います。貴方がたの事情が解らなければ私は、解決策を提示する事もできません」


[そらそうやわなぁ。だからってぽっと出のにぃちゃんに話せるもんやあらへん]


「では、お互いの信頼する弁護に秀でた方々に立ち会って頂いては、居かがですか。そうすればお互いに相手が捕まえておかないと逃げてしまう相手が暴力を振るって来そう等不安に思うことも一部取り除けるやも知れません」


[兄貴俺、こいつに口で勝てる気せんですわ。一ツ言えば倍で帰って来よる]


[やめたやめた。んな真っ直ぐな目ぇした奴とやり合うとろくな事にならん。ほれ、帰るぞ]


[うっす]


興ざめしたと言わんばかりに男性二人は、トボトボと女性をおいて帰って行ってしまった


おや、帰って行かれました

事情なるものは、良かったのですかね?


[あ、有難う御座いました。お兄さん]


「いえ、お気になさらず。それでは、失礼させて頂きます」


礼を述べる女性に気にするなと言い残しレネ達探しを再開するもやはり見当たらない

ならばと路地裏の方を歩き回ってみる


御二人は、何処に行ってしまったのでしょう

歩いていれば見つk[助けてくれぇ…]


治安悪すぎませんかこの町……………

今度の場所は、あそこですか


キョロキョロと回りを見渡しているとまたも声が聞こえてくるそろそろ治安は、どうなっているのかと聞きたくなってくる程に今日は、厄介子とに巻き込まれていると頭に浮かぶがそんなことより助けねばと声の元に近付くと一人の男性を取り囲んで殴る蹴るの唾を吐く等暴行している集団がいた


一人に寄ってたかってリンチですか…


「辞めて差し上げて下さい」


『なんじゃい!!、ゴラァ!』


止めなさいと声をかけると暴力集団の一人が殴り掛かってきたため私は、身を横にずらし避ける


おっと、危ない

いきなり殴り掛かって来ますか


[ヤッ『避けんなやクソボケがぁ!』 ]


私が避けたことが随分と気に入らないようで集団全員が此方を向いて今にも一斉に飛び付いてきそうだ

それならば、しかたないと先程かだだだっ子殴りを繰り広げている一人の顎を粉砕するかのようにしたから拳で勝ち上げる


随分と喧嘩っ早いご様子………

これは、言葉で説得しようとしても意味を成さないのでしょうね


仕方ない、お手合わせ願いましょうか

まずは、駄々っ子のような殴りかたをしている方の顎をカチ上げるようにッ


『ガグッブッ………』


「さて、次は、何方です?」


『て、テメェ……』


「死にたい方は、どうぞ、おいで下さい」


『野郎共、ヤッちまえッ!!』

おかえりなさい( ´-`)


また何処かでお会いシマショー

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