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唯一の願い  作者: 京極
2/14

心優しき兵士達の願い

吐瀉物野郎が出てきます

お気をつけください


喋る動物も出てきます


それても良ければ

行ってらっしゃいませ~( ´∀`)/~~

バタバタッ、ガジャァーン!!


『クリア、クリア』


!?


「うぁーうぅぅ!!。アウァー!!」


『この部屋は、ガキのみか』


『隊長、報告します……。飯綱夫婦の死亡を確認しました……』


『そうか。至急、運び出せ』


『この子は、どうされますか?』


はうえ、ちいうへ、チアう!


「ぐぅぅ、ギャウヴ!!」


『捨てろ。用があるは、鬼狩りの遺体に咲く双絶の彼岸花のみだ』


『……俺達がこの近くの神社において来ます』


『許す。だがその甘さがお前らの死を招くぞ』


『………Yes、sir』


 ~ 数 十 分 後 ~


 雪の降りもる神社の前で籠に入った赤子をボロボロと泣きながら取り囲んでいる兵士が三人


『クソッ!。いくら、双絶の彼岸花がどんな病も治す薬になるからってこんな赤子の親を殺す必要ないだろっ!。』


『何で、何でだよ……。何で市民を、人々を守る俺達、兵隊がっ!、何の罪もない鬼狩りを殺さなきゃいけないんだっ!』


『元々双絶の彼岸花は、鬼狩りが死者への冒涜にならないようにって少しずつ分けてくれてたのに、それじゃ足らないからってっ!』


ははユエ、ちいうへ!!


「ヤァ!!」


『ごめんね、本当にご免なさい』


「う?」


『カイロとベール気休めだけど……』


『お願い、生きて』


『神様どうか、どうかこの子をお救い下さい』


「あーう?」



~五分後~


ちいうえ、はぁうえ


「うぅ、あぅあー」


〔こんな所に子供?。それに、この彼岸花は……〕


「ぅ~」


〔可哀想に捨てられてしまったのかい?。仕方ないね。私が拾ってあげよう〕


「うぅ?」


〔私は、唯の鼬だから何処まで出来るか解らないけれど君を愛情もって育ててみせるよ〕


「?」


〔名前を言えたりなんかしないよね……〕


なあえ?


「もみヒッ」


〔モミヒ……、紅葉?。良い名前だね〕


「うー♪」



お帰りなさい


今回の初登場


吐瀉物野郎


吐瀉物野郎は、吐瀉物野郎である


兵士三人組

この人達は、この後に兵士を止めて鬼狩りの一族と協力して商人として幸せに暮らします

何処かで紅葉とも会えるかも?


鬼狩りとは、


・武術に長けた種族


・寿命がなく不老不死に等しい


・夜目がとても良くきく


・神殺しと見分けが付か無いと言われる


・基本的に眠る必要が無いが趣味の一環として眠る個体も居る


・暴れ廻り他者を傷付ける鬼や怪を狩る者


・本業である鬼狩りをしつつ素性を隠すために副業で何か別の仕事をしている個体が殆どである


・戦闘面で本気に成れば成る程歌い出す


・コミュ力が高い個体が殆どである


・楽器演奏を得意とする


・互いに髪紐を送り逢う事で番契約成立する


・鬼狩りが結った髪紐は、番がこと切れた時に千切れると言われている


・番が亡くなると鬼狩りが灰となり番と己が子の回りに寄り添うように壮絶の彼岸花が咲く。そのため番の墓は、彼岸花で埋め尽くされる


・番や思い人がいると気が高ぶったさいに相手の髪や瞳の色に代わる


以上です


それは、また何処かで~

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