夫婦の願い
主人公が赤子ですので一人称視点や細々とした状況の説明が全くといって良いほど御座いません
ほぼ、会話文のみです
それでもよろしければ
行ってらっしゃいっ!(*ノ´□`)ノ
とある昼下がりの事ある幸せな夫婦の元に一人の女の子が生まれました
あぅ……あ…?(´・д・`)
[要、この子の名前何にしましょう?]
かにゃ………めぇ?
[綺麗な紅い目だから楓…いや、くれは……]
[なら紅葉は、如何です?]
もイ…もイヒ?
[あぁ、良いな、流石、彰だな]
アキ、リャ?
[では、決まりですね]
[お前の名前は、飯綱紅葉だぞ]
イイジュ、ナッ、モミヒ
もみヒ……… もみじ!
「モミヒ!」
《もう、喋ったッ!?》
[鬼狩りは、こんなに成長が早いのか?]
[いえここまででは、無いですよ……]
「うぅ~?」
[あぁ、何でもないですよ]
「かにゃめ」
[そうだぞ、私は、母上の要だ]
はうえ?
「ははゆへ」
[良い子だ。お前を抱えてるのが父上だぞ]
[ふふ、彰ですよぉ]
ちぃうぇ?
「ちいうえ」
[はい、父上ですよ。可愛いですね]
[紅葉にこれをやろう、私の家で代々受け継がれてきたペンダントトップだ]
「うぅ?」
[私からは、赤色の髪紐をあげましょういつか貴女の大切な人に渡して下さいね]
[紅葉が嫁入りか…、考えたくない]
[ふふ、気が早すぎですよ]
「あー、ぅ~♪」
[でももし嫁ぐのならば、この子に寄り添い支え共に幸せに為ってくれる。そんな相手だと良いですね]
[そうだな。この子を大切にして気が狂って仕舞う程溺愛してくれれば其で良い]
《愛おしい我が子、強く優しい子に育っておくれ。 其が私達の唯一の願い》
おかえんなせぇませぇ( ゜ー゜)
登場人物(初の方のみ)
飯綱紅葉(赤子状態)
本当に生まれて間も無さすぎるが言葉を理解するのが早いベイビーである
名:飯綱 彰 (紅葉の父)
種族:鬼狩り
髪:銀髪
髪型:長髪のポニー
瞳:紫
人々に何時も優しく慈悲深い人
我が子が人を思い遣り寄り添う
優しく凛とした子に育つ様に願う
名: 飯綱 要 (紅葉の母)
髪:短髪、オレンジ
髪型:ベリーショートウルフ
瞳:赤
人々を守る強く逞しい頼れる人
我が子が如何なる時も他者を助け護る
慈悲深く正義感の強い子に育つ様に願う
それでは、また~サイナラ、サイナラ