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ヨーデルでの調査 その1

マーブル新皇国の首都ヨーデルで活動するグラティア教徒及び、セティア教徒、両方の調査を開始していた、するとやはりグラティア教徒たちの横暴の場に居合わせ・・・



        

                 その47




地下の策謀と、金貨千枚の契約


 思わぬ所で邪神の強烈な洗礼を受け、消滅の危機すらかいくぐった神の眷属たちは、辛うじてその場から逃げ切ることに成功した。

 恐怖による冷や汗が背中を伝い、心臓はまだ早鐘を打っている。

 現在は、それぞれ元の宿主――【死刑執行人】ミケロスとジョナサンの肉体に戻り、意識の主導権を返している。


 二人は疲労の色を隠せない足取りで、マーブル新皇国の首都『ヨーデル』へと辿り着いた。

 表向きは敬虔なグラティア教徒たちのための聖堂。だがその実態は、ヨーデル攻略のための前線基地だ。

 聖堂の奥深く、ひっそりとした地下には、裏ミサのための祭壇や、屈強なカスティガトル(断罪官)たちのための拷問めいた訓練施設が完備されている。

 今回やって来た二人も、その最深部の密室に通された。

 重苦しい空気が支配する部屋で、今後の計画についての話し合いが行われようとしていた。


「なんですと、ルカナンでそのような事が……。まさか、エミルがそのような失態を……」

低い声でそう語ったのは、グラティア教ヨーデル支部の現支部長、レニー大司教だった。

その顔には、隠しきれない苛立ちと、わずかな焦燥の影が浮かんでいる。


マーブル新皇国は、ルカナンを治めていた無能なエスカバリー殿下とは違い、知略と実力を兼ね備えた強大な王、カイ・バーンが統治する国だ。

レニー大司教は、その攻略のために本部が送り込んだ切り札――失敗の許されぬ人物である。


「こちらでは、エンドン司祭がよくやってくれたおかげで、計画は順調に進んでおります。

信者を着実に増やし、王家の足元を切り崩している最中。【死刑執行人】のお二方の手を煩わせるような事態にはなっておりません」


その言葉は、突然現れた二人を牽制するだけでなく、己の成果を誇示する響きを帯びていた。


本音は透けて見える。

元々セティア教の牙城であるこの国で、ここまで勢力を拡大させたのは自分たち聖堂派閥の手柄だ。

それを、今更やって来た執行人に横取りされてたまるか――そんな縄張り意識が、レニー大司教の言葉の端々に滲んでいた。


その意図を察したミケロスは、静かにレニーを見つめ返す。

「まぁ、落ち着いて下さい、レニー大司教」

穏やかな口調だが、その瞳の奥には冷徹な光が宿っていた。


「我らは、貴殿たちの手柄を横取りしに来たわけではありません。

ルカナンでの失態を、此方で起こさぬよう、力を貸しに来たのです」


(ルカナンでは、エミルが焦って性急な武力行使に出た結果、帝国軍の介入を招き、全てを失った。

……あの愚行を繰り返すわけにはいかんのだ)


ミケロスの言葉に、レニー大司教は少し考え込み、やがて頷いた。

その頷きには、苛立ちと同時に、わずかな安堵の色が混じっていた。


「分かりました、ミケロス殿。お二方の特別なる【力】が必要な時が来たなら、お貸し頂くことにしましょう。ですが……」

レニーは釘を刺すように言った。


「相手はロマノス帝国の軍事力を恐れ、現在のところは武力を使っての抵抗は殆どありません。精々が街中での小競り合い程度です」


ジョナサンが、待ちきれないといった様子で身を乗り出した。

「そこでなんだが、大司教。もっと派手に相手を挑発し、向こう側から手を出させるように仕向けてみてはどうだろうか? 大義名分ができれば、我々が動ける」


レニー大司教は、顎に手を当てて考え込む仕草を見せた後、ゆっくりと首を横に振った。

「いや、ダメですな。何事も慎重に事を進めなければ。ここまで積み上げてきて、焦って暴発すれば、それこそ何の利益にもなりませんからな」


逆に慎重論を唱えるレニー。

ジョナサンは内心でチッと舌打ちをした。苛立ちの奥には、早く血を見たいという危うい衝動が潜んでいた。


ミケロスは、レニー大司教の言葉に理解を示し、静かに言った。

「分かりました、大司教。我らは決着がつくまでここに滞在する覚悟です。用があれば、いつでも呼んで下さらぬか」


その言葉には、冷徹な計算と同時に、ルカナンでの失敗を二度と繰り返さぬという固い決意が滲んでいた。


レニーは満足げに薄く笑みを浮かべ、丁寧に頭を下げた。

その笑みの裏には、執行人たちを利用しつつも決して主導権を渡さぬという、したたかな意志が隠されていた。


聖堂の重い扉が閉じる音を聞きながら、ジョナサンは小声で尋ねた。

「良いのか、ミケロス? 奴の言う通りにして」


ミケロスは遠い目をして答える。

「仕方無かろう。それに、ホーバット様が、得体のしれぬ狂神から受けたダメージは深刻だ。しばらくは回復に専念して頂く方が良い」


(あの時のように、無計画な衝突で貴重な戦力を損耗し、決定的なタイミングで介入の機会を失うようなことは、絶対に避けねばならない)


「聞いた話では、マーブル王家には代々セティア神の加護を持つ者もいるという。万全の体制で臨むのだ。ルカナンの二の舞は、決して赦されん」


「……分かった、そうしよう」


二人の執行人は、重苦しい雰囲気の聖堂を後にした。

外に出ると、夜の冷たい風が二人の頬を撫でる。

その風は、まるで彼らの胸に巣食う不安と決意を同時に冷やすかのようだった。

ジョナサンは舌打ちを飲み込み、ミケロスはただ黙して歩を進める。


彼らの影は、月明かりの下で長く伸び、やがて闇に溶けていった。


 一方、地下に残ったレニー大司教は、二人が去った扉を見つめ、薄い笑みを消した。

「……さて」

 彼は顔を上げ、冷酷な策士の顔に戻った。

(武力衝突は最終手段だ。まずはカイ・バーン王の支持基盤を崩す。ルーエン卿のような、流通を握る上流階級の協力者への圧力をさらに強め、市場に混乱を生じさせよ。市民が王の統治に不満を抱く状況を、我々が作り出すのだ)

 彼は控えていたエンドン司祭に振り返り、短く命じた。

「カスティガトルの活動を強化せよ。より鮮烈に、より残酷にな」


 



一方、ラバァルの命を受けた【深淵山羊(アビスゴート)】の偵察部隊は、極寒の街で任務を開始していた。

ラーバンナー、シュツルム、メリンダの三名。


彼らはグラティア教の教会に出入りする者たちを数日間監視し、特に目立つ人物をリストアップしていた。

街路には白い吐息が漂い、凍りついた石畳を踏む靴音が乾いた響きを残す。


「あいつは私が調べるわ」

偉そうな態度の大柄な神父に目をつけたメリンダは、許可も待たずに後をつけ、人混みに消えた。


「じゃあ俺は、あいつだ。如何にも問題を起こしそうな悪役顔」

シュツルムもニヤリと笑って別の男を追う。


「おい、お前ら勝手にもぉ……」

取り残されたラーバンナーは、寒空の下で呆れたように呟いた。

「一応、俺がリーダーなんだぜ……」


冷たい風が彼の肩を叩き、返事の代わりに雪片だけが舞い落ちてきた。



それから三日後。

メリンダが目をつけたダイソン神父は、ヨーデルでも指折りの豪華な邸宅に出入りしていた。

だが、調べによると、その屋敷の主は生粋の『セティア教徒』。


(何故? おかしいわね……)

違和感を覚えたメリンダは、夜半に屋敷へ忍び込み、天井裏から主の部屋を覗き見た。


そこでは、屋敷の主ルーエン卿と、ダイソン神父が激しく口論していた。

「そんな……いくら何でもそんな事は出来ん!」

ルーエン卿の声は苦痛に歪んでいる。


「ルーエン卿、誘拐された娘の身がどうなっても宜しいのか! やるのだ、市場の流通を止めろ!」

ダイソン神父の声には、冷酷な脅迫の色が滲んでいた。


「そんな脅しには乗らん! これ以上民を苦しめるわけには……」

「くっくっ……それでは、可愛い娘が野犬の餌になっても良いと判断するぞ」


メリンダは息を呑んだ。

(娘を人質に……! この男、神父の皮を被った悪魔じゃない!)


「き、貴様、それでも神父か!」

「グラティア神は寛大な神だ。細かい事は仰らない。本当の加護が欲しくば、さっさと入信し、我らに従え!」


神父の高笑いが響く。ルーエン卿は絶望に打ちひしがれ、項垂れた。

天井裏のメリンダは、拳を握りしめながら、その光景を見下ろしていた。


一部始終を聞いたメリンダは、小さく呟いた。

「やっぱりね。クズだわ」


ダイソンが去ると同時に、彼女は天井裏から音もなく降り立った。

スタッ。


「何者だ!」

ルーエン卿が剣に手をかけるが、メリンダは涼しい顔で制した。


「おやおや、剣など向けて宜しいのですか? 私は今の会話、全て聞いていましたのよ」

「な、何だと……何が目的だ」


「いえね、娘さんを人質に取られてお困りのようだから、手を貸そうかと思いまして」

メリンダは小悪魔のように微笑む。


「娘を……助けられると言うのか?」

「も・ち・ろ・ん。そのために降りて来たのよ」


「……何が望みなんだ」

「お近づきの印に【貸し】を一つ。あと、お金も欲しいわね♥」


「金か、なら幾ら欲しいんだ? 出せる額には限りがある」

ルーエン卿の声は震えていた。娘の命と財産、どちらを選ぶか迫られる恐怖が、彼の胸を締め付ける。


メリンダは表情を引き締め、きっぱりと言った。

「ダメね。報酬の額は、娘の命と釣り合う額を頂くわ。それがスジってもんよ。……手始めに、総額の三分の一を前金で頂かないと」


その声は甘美でありながら、氷のように冷たかった。

ルーエン卿は、逃げ場のない取引の檻に閉じ込められたことを悟り息を呑んだ。

「娘の命の値段だと……」


彼は自問自答した。娘の命に幾らの値をつけられる?

金で買えるなら安いものか? いや、これは賭けだ。

全財産を失うことになっても、娘を救うための、最後の、そして唯一の賭け。


彼は覚悟を決めた。

「分かった。……金貨千枚でどうだ? これでも全財産の三分の一に相当する」


その言葉は、部屋の空気を一瞬凍らせた。

メリンダの目が大きく見開かれる。


(ごくり……本気の額ね)


「分かったわ。商談成立よ」

彼女は前金として数百枚の金貨を受け取り、重みにほくそ笑んだ。

その笑みは、冷たい月光のように鋭く、ルーエン卿の胸をさらに締め付けた。


その後、メリンダはラーバンナーに報告したが、彼は肩をすくめて言い放った。

「そんな大金、責任持てないから自分で保管しろ」


仕方なく彼女はアジトに戻り、留守番のニコルたちの目を盗んで、

自分の寝台の上に金貨を置き、その上へ羊毛の掛け布をただ一枚かけて隠した。


「ちょっと大事な物を隠したから、ラバァルが戻ったら伝えて」

 そう言い残し、彼女は再び夜の街へ消えた。

 まだ娘の居場所を見つけていない。仕事はこれからだ。




市場の汚濁と、計算された慈悲


 一方こちらは、カスティガトル(断罪官)だと睨んだ悪役顔の男を尾行していたシュツルムだ。

 彼が追う男、ボルトンは、屈強な七名の部下を引き連れ、ヨーデルで最も賑わいを見せる中央市場へと足を踏み入れていた。


 活気に満ちた市場には、焼きたてのパンの香ばしさ、香辛料の刺激、そして新鮮な野菜や果物の瑞々しい匂いが溢れている。

 だが、ボルトンたちが通る道だけ、空気が澱んでいた。


 彼らは一軒の人気の青果店の前で足を止めた。

 ボルトンが顎でしゃくると、部下たちが隠し持っていた木桶の蓋を開け、中身を店の軒先へと力任せにぶちまけた。


 バシャァッ!!


 鼻が曲がるような悪臭が爆発した。

 それは腐った生ゴミと、人糞を混ぜ合わせたおぞましい汚物だった。市場の芳しい香りが一瞬で汚濁に塗り替えられ、周囲の客たちは悲鳴を上げて鼻を覆った。

 子供が泣き叫び、商人たちは慌てて商品を布で覆い隠す。


 その光景を、シュツルムは人混みの陰から冷ややかに見つめていた。

(やはり、ただのチンピラではないな……。断罪官の影がちらつく)


ボルトンは汚物の真ん中に仁王立ちし、大声を張り上げた。

「おい! その店の店主は、昨晩、敬虔なるグラティア教の信者に対し、許しがたい暴言を吐いたと聞いているぞ! さあ、何があったか、ここにいる皆に話してくれないか!」


ボルトンは、店で買い物をしていた一人の客の肩を掴み、引き寄せた。仕込みのサクラだ。

「は、はい、ボルトン様……」

客は演技がかった震える声で答える。


「私が買い物をしようとしたら、店主が私の腕章を見てこう言ったのです。

『お前、グラティア教徒だな! うちはセティア様を信じる者だけの店だ! 異教徒に売る野菜はねえ!』と……。差別され、追い返されたのです!」


周囲の群衆がざわめいた。

「なんてことだ……」

「信者を差別するなんて……」

怒りと同情の声が交錯し、店主に向けられる視線は次第に冷たくなっていった。


「聞いたか、皆の衆!」

ボルトンは、集まってきた野次馬たちに向かって両手を広げた。


「ここの店主は、罪なきグラティア教徒を差別した!

神の平等を説くこの国で、あってはならない暴挙だ!

我らカスティガトルは、グラティア神の名において、この不届き者に“教育”を与えねばならん!」


彼は店主を睨みつけ、部下たちに命じる。

「やれ! 二度と店を開けぬよう、徹底的に叩き壊してやれ!」


その瞬間、群衆の中から罵声が飛んだ。

「そうだ、異教徒め!」

「神の名を汚すな!」


部下たちが店の棚を蹴り倒し、野菜や果物が地面に散乱する。

木箱が割れ、硝子瓶が砕け、芳しい市場の香りは再び汚濁に塗り潰された。


店主は必死に両手を広げて叫んだ。

「違う! 私はそんなことは言っていない! 罠だ、信じてくれ!」


だが、その声は群衆の怒号にかき消され、誰一人耳を貸そうとはしなかった。


ガシャァンッ!

合図と共に、暴力の嵐が吹き荒れた。


カスティガトルたちが陳列棚を蹴り倒す。色鮮やかなトマトや桃が地面に転がり、汚物と混じり合い、鉄靴で無慈悲に踏み潰されていく。グチャリ、という不快な音が響き、果汁が血のように広がる。


「や、止めてくれ! 商品は……商品は!」

店主が泣き叫んで止めに入ろうとする。


ボルトンは冷酷に笑い、店主の顔面を拳で殴りつけた。

ゴッ!

鈍い音と共に鼻骨が砕け、店主が仰向けに倒れる。


「神を舐めるなよ」


そこからは一方的なリンチだった。七人がかりで、うずくまる店主を蹴り上げる。ドスッ、ドカッ、という肉を打つ音が、市場の喧騒を凍りつかせていく。肋骨が折れる音が混じる。


群衆は誰も声を上げられなかった。恐怖に縛られ、ただ目を逸らす者、震える手で子を抱き寄せる者。


店は瓦礫の山となり、店主は血の泡を吹いて意識を失った。


その光景を、群衆の陰からシュツルムは冷ややかに見つめていた。

(……やはり、断罪官の影が濃い。これはただの暴力ではない。計算された“見せしめ”だ)


周囲には多くのセティア教徒がいるはずだ。

だが、誰も動かなかった。恐怖に顔を歪めるばかりで、誰も助けに入ろうとしない。


物陰からその様子を見ていたシュツルムは、低い声で呟いた。

「……見ているだけか。反撃もしない」


彼はルカナンでの経験から、この国に蔓延する「諦め」の空気を感じ取っていた。

帝国という後ろ盾を持つグラティア教徒には逆らえない。関われば自分もターゲットになる。

その恐怖が、人々の正義感を麻痺させているのだ。


ボルトンたちは満足げに汚れた手を拭い、血の海に沈む店主をゴミのように跨いで去っていった。


残されたのは、糞尿の臭いが染み付いた瓦礫と、呻き声すら上げなくなった男だけ。

市場全体が息を潜めたように静まり返り、誰も近づこうとしない。

周囲の店主たちも、関わり合いになるのを恐れ、早々に店じまいの支度を始め、被害者から目を逸らしていた。

その沈黙は、暴力よりも深く、この街を支配していた。


その時だった。

人垣を割り、二人の男が姿を現した。ラバァルと、お供のエルトンだ。


彼らは周囲の冷たい視線など意に介さず、汚物にまみれた地面に膝をつき、店主を抱き起こした。

「おい、しっかりしろ。息はあるか?」

ラバァルが手際よく脈を測り、エルトンが水筒の水で店主の顔の血を洗い流す。自分の服が汚れることも厭わない献身的な介抱。


隠れて見ていたシュツルムは、目を丸くした。

「……何やってんだ、ラバァルたちは?」


反射的に湧いた疑問。あのラバァルが、単なる同情や正義感で動くはずがない。資金不足に喘ぎ、一秒でも惜しい状況のはずだ。見ず知らずの店主を助けている場合か?


だが次の瞬間、シュツルムの脳裏に、ある推測が閃いた。

(……まさか、これも計算か?)


彼は周囲を見渡した。怯えていた市民たちの目に、変化が起きている。

汚物をものともせず被害者を助ける青年の姿に、驚き、そして「感謝」と「尊敬」の眼差しが向けられ始めているのだ。


(なるほど……。これはただの情けじゃない)

シュツルムは戦慄した。


(この暴行の事実を、これ以上ないほど鮮烈な「被害の証拠」として確保するためか?

それとも、グラティア教徒の横暴に対して唯一立ち向かう「正義の味方」を演じ、セティア教徒の市民感情を掌握するためのパフォーマンスか?)


もしそうなら、ラバァルは最初からこの暴虐が起こることを予測し、あえて止めずに「悲劇」を完成させ、その上で「救世主」として登場したことになる。


なんという冷徹な計算。なんという演出力。


シュツルムは、汚物の中で美しく振る舞うリーダーの姿に、底知れない恐ろしさと頼もしさを同時に感じていた。

ヨーデルの盤面は、ラバァルの指先一つで動き始めていた。




最後まで読んで下さりありがとう、まだまだ続きますが見かけたらまた宜しくお願いします。 

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