表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
闇の令嬢、愛を思い出す  作者: 雨音祭
61/165

目覚め始める欠片9

(あれを受け止めようなんて無謀だわ…!)

先程の想像が頭をよぎる。でも…ここで動かなければ、命は無い。それはユリウスも私も。エイリーやユニだって。この恐怖よりも、その方が怖い。どうせ恐怖が付き纏うのなら、後悔してしまうくらいならば。

漸く決まった気持ちが揺るがぬよう、ネックレスを無意識に握っていた。すると、何故かネックレスが熱を帯び始める。熱いわけじゃない、じんわりと温かい、そんな程度だ。

不思議に思い、ネックレスを見ると頭の中に声が聞こえた。その声は、聞いたことがあるような、初めて聞くのに懐かしいような、そんな声が言う。

『怯えないで。大丈夫、貴女なら出来るわ。私も力を貸すから、いけるわね?』

姿は見えないが、その言葉に安心して強く頷く。

『良い子ね。あいつを無力化するのなら、Noneを使いなさい。私の力も相まって、上手くいくわ。』

その言葉に再び頷き、右手をならず者へ向ける。あそこまでの魔法に対して使ったことがないから、本当に上手くいくか分からない。狙いが逸れてしまったえあ、とも思ってしまう。だけど今はやらなければ、未来が消え去ってしまうかもしれない。ならば無謀だとしても…ユリウスのように、立ち向かわねば。

そして、心で祈りながら魔法を発動する。

「ーーーNone!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ