表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
闇の令嬢、愛を思い出す  作者: 雨音祭
12/165

強さとは優しさを知ること2

家族とのすれ違いが解消してから数刻すぎ、湯浴みも済ませあとは寝るだけ。

談話室から出るとき母が「明日はとびっきりお洒落しましょうね!そのためにゆっくり休みなさい。」と言ってきたのを思い出しながらベッドの中にいる。

しかし色んな思いがあって寝付けない。悲しさもあり嬉しさもあり、本当にあの数時間で家族との距離も心も変わった。

こんなに簡単なことだったのかと呆気なさもありながら、満たされた気持ちがある。

でもきっと、これからの方が大きな変化がある。まだ来てもいない未来のことだけれど確信出来る。

「…殿下が変えてくれた。殿下が未来を変える術をくれた。」

ユリウスにあの日会わなければ、今もずっと独りよがりを繰り返しては諦めたに違いない。

ふとこの事を書き記しておきたくなった。何か理由があったわけでもないが残しておきたい、そんな気持ちになったから。

すぐにベッドから降りて机へ向かう。引き出しの中に使っていない手帳があったはず、と引き出しを開ければ出てきた。

メモをすることがあるかもしれないと、余分に買って使わずじまいだった手帳を使う時がきた。

「…なんて書こうかしら?読み返すのは私だけだし…。日記みたく書いてみようかしら。」

日記、そう決めたらなんだかワクワクする。諦めた日常を送っていたから特別なことを書ける今日が嬉しい。

「何から書くべきかしら!あぁ、書きたいことがいっぱいだわ!」

一人であれこれ悩みながら書き終え、幸福の中眠りに就いた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ