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2筆 気づいたこと

これは、私が油絵を描きたいと思い立って

それを私小説風にして、物語ろうとする試みです


その道程での体験を読者の方に楽しんでいただけたらと考えています。


昨日、初めての油絵を描いてみて気づいたことがある


それは、キャンバスである



2色を使ったのだが、

すぐにもう1色を発見する


それは、白

キャンバスの白地



私は昔、漫画を描いていたのだけど、段々と、いや始めの頃から、余白を意識して描いていました。


考える余地を残すことを心得ていたのですが。


それは、山水思想にも通ずるのですが、とにかく余白を大切にするということ。



だけど、


今日、会社で嫌なことがあった。

今日だけではない。

本当に理不尽なことをこれまで我慢して、抑えていました。


それが、今日、少し爆発しました。


いつものように、理不尽なことで感情を向けられ。

私も言い返してしまいました。


この胸のしこりは収まりません。



帰ってきて、キャンバス上に感情をぶつける手段もあるな…と考えました。


となると、余白を大切にしてきた私の気持ちは無くなります。


ただ、それはこれまでの自分の方法でした。


これからは、自分のルールを変えてしまってもいいのかな…



私は、小説や詩を書くときは感情だけのものは描かないことにしています。

感情のように見える場合でも、それを昇華した内容や、次の言葉のためのあえてだったり。

気分の掃き溜めにしないことをルールにしてきました。


キャンバスを眺めると、私は自由にしていいんだなと思えてきます。



ただ、今日は疲れました。



それに感情でキャンバスを埋め立てるのを想像すると、そんなものを残すのが悲しくなってきます。


挿絵(By みてみん)


筆の行き先なく、どんよりとした感情で見つめる

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