表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
オカルト部奇談 原点の書  作者: バンビ(秒速フラグ回収の鹿B)
犬猿の仲の腐れ縁
7/57

いつも通り

ガキン!! 



キン!キン!



二人は、さっきの平和のような光景が嘘のように一歩もゆずらない攻防を繰り広げていた



それも、その戦いとなった内容が…



「テメーよりも俺は、老けちゃいねー!!」



「そんなに怒っては、しわがふえるよ~」 



親父のキリク(杖の先に錫製の輪が付いている長物の武器)が、風見のおじさんを乱れ打ちにするが



それを、キリクで弾いていき、二人の攻撃が重なると親父は、覗き込む用に風見のおじさんの顔を見ると…



「テメー、白髪生えてんな染め残しがあるぜ!」



「んな!!?」



二人が離れると同時にキリクを投げ捨て


霊符を取り出し術を唱え


弾幕のように繰り出した




「俺は、テメーより百倍、老けてねーーーー!!!!」



「なら僕は、お前より一万倍老けてない!!!!」



「諦めが悪いな!なら俺は、テメーより百万倍老けてねーーーー!!!!」



「いきなり位を上げやがったなーー!!」




もはやこれは、子供の喧嘩にしかおもえない…



霊符を撃ちきると息を切らし二人は、右手をつきだした




「そろそろ止めに入らないと庭がなくなるぞ」




「庭どころか神社がなくなるっスよ

 けど、それはそれで面白くなりそうっスから、このままでもいいんじゃないっスか~?」




「そんな呑気のこと言ってられないよ、ムーちゃん」




俺と、アム、ハルトは境内から二人の喧嘩を見ていた…



どんな経緯でこうなったのかだいたい想像はつく…




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ