特殊技能
検察官の勤務延長が可能というからには、どんな技能に対して延長したのか答えられるだろう。それが、閣議決定というからには、どの大臣でも答えられてしかるべきだ。対象者がいるのだから仮定の法律論ではない。
まずは、外堀を埋める。人事院は一般的に検察官のどのような技能に対して、余人を持って代えがたいと判断したのか。閣議決定では、対象検察官の何の技能にたいして検討したのか。今後の適用検討材料としても、1つでもいいから具体的にしてもらう必要がある。決定に参加した大臣なら答えられるはずだ。答えられなければめくら印を押したことになる。
外堀が埋まれば、他の者はそこから逃げられない。いまのままでは、延長理由が明確で無いので、閣議決定自体が少数の意思だけで決まっている可能性も否定できない。全員一致といっても、多くが白票なんではないか。
閣議決定で白票を投じている閣僚がいるなら、職務放棄に等しい。
この問題は、法律論では時間ばかりすぎて、結論が出ない。なにせ、かってに解釈を変えてしまうんだから。実際の対象者をもとに議論したほうがいい。彼こそが余人を持って代えがたい唯一の実例なのだから。