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いざ王都へ!

ブックマークありがとうございます!

そして、感想二通目ありがとうございます。


この後は少し更新期間が、あくと思うのですがご了承していただけるとありがたいです


せっかく書いていただいた感想を自分の操作ミスにより消去してしまいました。

誠に申し訳ございません

※喋っているのはアデルですが以降はキアラが喋っていることにさせていただきます。ややこしいので


「実はお母さんに話があるんだけど」


キアラは、ジェーンにすこし気まずそうに話しかけました


「どうしたの?」


「私、聖女になったから、魔王討伐に行かないといけなくて...」


「まぁ、凄いじゃない!」


「え?」


ジェーンの反応にキアラは驚きました。あれほどキアラに死なないでくれと言っていたジェーンが命がけになる魔王討伐に賛同しているからです


「それで、いつ行くの?」


「明日だけど、いいの?」


「いいって、私が反対するとおもってたの?」


「だって...」


「大丈夫よ。貴方がいなくてもお母さんしっかりやるから」


ジェーンはキアラが自分を心配してくれていると思いそう言いました。


しかし、キアラは今まで自分に縋り付いてきたお母さんが、私がいなくなってまた壊れないかという心配をしていました


そんな事を知る由もないジェーンは続けます


「あなた、しっかりとやってきなさい」


「分かった。行ってくるね」


「さてと、明日なら荷造りしないとね」


そういいジェーンは荷造りを始めます。


次の日


「では、皆さん準備は大丈夫ですかな?」


「大丈夫です。じゃあセシル行ってくるね」


「あぁ、いってらっしゃい」


キアラは見送りに来てくれたセシルに別れの挨拶をしました


「風邪ひかないでよね!」


「行ってくるぞ!」


「お兄ちゃん、帰ってきてからいっぱいお話してあげるね!」


それに続くようにみんなもセシルに話ます。


そうして、4人は馬車に乗り込みました


「王との謁見にはしばらく時間がありますので、それまで町を観光されますか?」


護衛の騎士の一人がそういい、キアラ達に観光を進めてきます


「では、よろしくお願いします」


「私は魔道具を、見てみたいわね」


「おぉ、私は武器を見てみたいぞ!」


「じゃあ、私お洋服を見てみたい!」


それぞれが行きたい場所を上げていきます


「では、それぞれの行かれたい場所に行かれてはどうですか?護衛の騎士を付けますので」


「では、そうしましょうか」


「私は特にいきたいところもないからキアラについて行くわ」


「私は魔道具店にでも行こうかしらね」


「では、私は武器屋へ行くぞ!」


「私はお洋服屋に行ってくる!!」


キアラがそう言うと


アイシャはキアラについて行く、アルジェは武器屋に行く、アーリアは服屋に行くとそれぞれいいその場所に向かいました


そして、キアラはと言うと


「わぁ、綺麗な首飾りですね」


装飾品店に来ていました



これから魔王討伐という命がけの事をする事になるのでお守り代わりに何か買いたいと言うのです


「お客さん、こんなのはどうだい?」


事情を聞いた店主が、4個のそれぞれ色の違うペンダントを出してきました


「まぁ、とても綺麗ですね」



「しかも、これには祝福がついているんだよ」


「祝福?」



店主の口から出た祝福という単語にキアラは首を傾げました。


「祝福ってのは、カゴみたいなもんで、このペンダントについてるのは、マインドコントロールから守ってくれるって奴だ」


「マインドコントロール?」


「おうよ、魅了とか催眠とかにかからねぇんだ」


「まぁ、それはいいですね。ではこれをいただけますか?」


「毎度あり!」


そうして、時間は過ぎていきました


「ではそろそろ、馬車にお戻りください」


「分かりました」


「結構楽しかったわね」


「そうですね」


馬車に戻ると他の二人も既に馬車に戻っていました


「この魔導書いいわね〜」


「満足だ!」


「可愛いお洋服がいっぱい」


それぞれとても満足しているようです


「では、向かいますね」


馬車は動き出しました


「あの皆さんに渡したいものがあるんですけど」


キアラがそう言い、先ほど購入したペンダントを取り出しました


「へぇ、綺麗じゃない」


「綺麗だな!」


「可愛い!」


「皆さんに似合いそうなものを見てきました。付けてもらえますか?」


「もちろん」


「喜んでつけさせてもらうぞ!」


「やった〜!」


それぞれが色違いのペンダントを付けました


キアラは白、アイシャは緑、アルジェは青、アーリアは赤のペンダントです。


「わぁ、皆さんよくお似合いですね」


キアラがそう言うと同時に馬車が停車し扉が開かれました


「皆さま到着いたしました」


「わぁ」


「すごいわね」


「おぉ!」


「うわぁ〜」


全員が馬車を降りると目の前には大きな城が建っていました。


今までこんなにも大きな建物を見ることがなかった四人は驚愕していました


「こちらです」


騎士の一人が先導するように歩いていきます


キアラ達はそれについて歩き出します


そして、キアラ達は大きな扉の前で立ち止まりました


「この先に王がいらっしゃいます。どうか失礼な内容お願いいたします」


全員すこし緊張しながらもそれに頷きます


そして、扉が開かれ全員が中に入ります


「おぉ、よく来てくれた。勇者パーティーの一員となるものたちよ」


そう言ったのは大きな玉座に座った髭をはやし王冠を被ったいかにも王様!っと言う感じの人でした


前にいた騎士が膝まずいたのでキアラ達もそれを真似て膝まずきます


「よいよい。今は無礼講じゃ。今回無理やり呼び出してしまってすまなかったの」


王は申し訳なさそうにそう言いました


「さて、話を進めるかの。お主らにはこれから魔王討伐に向かってもらいたいのじゃが、その前に一つやる事がある」


全員が首を傾げました


「これから勇者を異界より召喚する儀式を行う。それにお主らも同行して欲しいのじゃ」


「勇者召喚、ですか?」


聞いた事のない単語がでてきてさらに一同は首を傾げました。


なんでも、異界にいる勇者をこちらに呼び寄せる儀式だそうです


場所は変わって城の中にある大きな魔法陣が描かれた部屋に連れてこられました


「では、勇者召喚を行う!」


そう言い魔術師らしき人が何やら呪文を唱え出すと魔法陣が光り出しました。


そして、光がだんだん強くなり何も見えなくなるほど強くなってから光は弱くなりました


そして、その中心には


「え!?ここどこ?」


何やら黒い服を着た青年が立っていました。

どうやらとても困惑しているようです


「勇者様、よくぞおいでくださいました」


「勇者?僕が?」


王が代表して勇者に話しかけます。すると召喚された勇者は少し考えるそぶりをしてそして何かを理解したかのような顔をして辺りを見回します


そして、キアラ達をみて少しニヤッとしました


「では、勇者様こちらへ」


「分かりました」


勇者はキアラ達にウィンクをするとそのまま王についていきました


キアラ達は勇者の謎の行動に困惑していましたが、まぁいいかと全員が無視しました


実は、勇者がウィンクをした時、キアラ達のペンダントは何かに反応するかのように点滅していました


魅了無効のペンダント

そして勇者のウィンク

そのウィンクに反応するペンダント

(・∀・)ニヤニヤ

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― 新着の感想 ―
[良い点] この世界の魅了対策凄すぎますね! おススメで魅了防止アクセサリーを勧めてくるという事は、昔魅了関係で何かあったことを連想しちゃいました。 [気になる点] 母親の急な娘離れが気になります! …
[一言] 最初から魅了失敗(笑) 勇者良い思いすることなく、ざまぁ確定。 あとどこかで魅了を使われてることにキアラだけでも気づいた方がいいかな。 みんながキアラを信頼していく方向に持っていって、賢者が…
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