同時進行で複数の連載作品を執筆する理由を教えてください
作中に登場する輝先生の許可をいただいています。
お月様の方で面白い小説を読み終わってから、作者さんの活動報告を覗いてみました。
作者さんの輝先生は、そのとき「何でも書き込める場所」という活動報告をアップしていました。
交換日記をしてみたいとか、感想とはちょっと違うかもとか、好きなことを書き込める場所を作っておきたかったそうです。
私が見たときには、すでに読み専さんが質問を書き込んでいらっしゃいました。
質問を要約しますと
「ネット小説の作者さんで、複数の連載作を同時進行で執筆している方には何か理由があるのでしょうか?」
という疑問です。
特に文句や不満があるわけではなく、書き手側の気持ちや事情がわからないために教えていただけないでしょうか? という内容でした。
輝先生の回答としては
「書いてる人によるとは思いますが
・「あ、思いついたからコッチを書きたくなっちゃった」みたいなノリで書き始めた
・長編書いていると飽きて短編書いたり(←だいたい私)
・単純にストックがいっぱいある
とか?
えーっと、全部想像です。個人の想像です。真実は同時進行で書いていらっしゃる先生に聞いてみた方が良いのでは」
抜粋になりますが、このような返信コメントを書かれていました。
このやりとりを見て、私は「他にどんな理由があるかな?」と考えを巡らせました。
読み専さんが「一作ずつ連載した方が集中できるのでは?」という疑問を抱く気持ちもわかります。
同時に複数連載をしていたら、どうしても一作に割く時間が少なくなりますしね。
私自身は、一作連載をしていたら、その間は短編しか書きません。エタるのが嫌なので、連載を終わらせないと次が書けない性質なのです。
ただ、身近に同時進行で複数の連載作を書いている人がいます(個人名を書いてはいけないと言われているので、ここに誰とは書けません)
2025年1月17日現在、その人がどうして同時に複数連載作を書いているかと理由を挙げてみると
・締切がほぼ同時の二つの賞に応募するために書いている連載二作品
・大長編クライマックスの伏線回収のため時間をかけている連載作品
・本編終了後、時折番外編を書いている連載作品
・読者さんの人気が高いために続きを書くことにした連載作品
上記のような感じでたくさん連載中作品があります(書いている人を特定しないでください)
そんなふうに同時進行の連載作が多すぎて、たまに登場人物の一人称を間違えている人とも理由を話してみました。
「飽きちゃったり、あまり読まれなくて連載を途中でやめる作家さんもいるよね」
「ネット小説じゃなくても、商業でも未完のまま次々連載を始める作家さんもいるしね」
「商業だと打ち切りの可能性も……?」
「書籍化作家さんだと、ネット小説で人気が出ないと早めに見切りをつけることもあるんじゃないかな」
同時進行で複数連載作品を書く作家さんの事情はそれぞれだと思います。
よかったら、どうして複数の作品を同時に執筆しているか、理由を教えていただけると嬉しいです。
読み専の方が知らない、書き手側ですら想像できない奥深い事情があるのかもしれないと、好奇心を刺激されて、エッセイで尋ねてみたくなりました。感想をお待ちしています!