誰もが夢見る?刹那的バカンス来たる??!
失業した3日目の夜、不思議な夢を見る。遊び半分で入った夢の世界の、さらに深いぬめりに触ろうと思ったのはなぜ? そこには門外不出のセンシティブが潜んでいるだろう。夢の中の深い竹藪を超えて、トゲトゲをかきわけて、紫色と黄色の道を辿っていく。スルスルと私の肌を包みながらその道は伸びていく。伸びていくーーーー
やがて私はその球体に到着した。赤とか黄色とか緑とか、いろんなペンキの液体ががぐちゃぐちゃになったみたいな液体ちっくな球体だ。
えっちい。触ってみた。
ぶぉおぉおおおん!
破裂した!!!
夢の世界はペンキまみれだ!
「壊れた!でも、始まった! 夢の始まりだ!」
歓喜のあまり眠りながら家を飛び出た。彼は眠りながらコンビニへ向かった。
「お客様、クレジットカードはもうありませんよ?」
いいんだ、何回ぶんでも切ってくれ!
大量のスニッカーズとかチョコチップスを買ったけど抱えきれなくて帰って来る途中に半分くらい捨てちゃった。
ああ、無念。悔しいから全部マンションの11階ベランダからペンキと一緒に街に放り投げた。「みんな、幸せになああれ!」
街が、現実の街が、おやつとペンキまみれだ!
ボカンボカンボカン。ペンキが夜の街を包んで時刻は夕方に逆戻りだ。夕焼けの中に赤とか黄色とかとかとにかくすごい色がかけられた。
街はどうなってしまうんだ。11階ベランダから涼しげに眺める僕。正直言って街の向こうの人々がどうなってるかとか想像もできない。どーなんかな?笑 しらんがな。笑
うふふふ。ペンキを被った子供達がたくさん来た。色とりどりの色をしている。さあ、パーティーの始まりだよ!
ベランダに超でかいスピーカーを設置。街に向かって爆音でビートを刻め! さあ、パーティーだ! ぼんぼん!
夕刻も沈み、夜には街の明かりが似合い出す。ほらほら発電所も一緒になってビートを刻め!街全体がビートに合わせてキラッキラ、キラッキラ!光っている!。
これには大人もタダじゃいられない。ビート刻んで爆発だ。テキーラ飲むの?そんなんじゃない。この世で生きてきた中で最高のジャンプをかまして、空までに飛んじゃうのさ。ぼん、はああああふぁふぁあああああぁ、ふぉい!!
ペンキで彩られた世界を大人や子供が空を舞う。私はそこで爆音DJプレイ。ペンキと爆音は世界中に拡散する。破壊神はこうじゃなくちゃ。世界は機能不全に陥った。世界中のテレビが、この超絶パーティーを映し出している。
流石に政府も焦り出したか?いや、政府の連中、仕事を忘れて踊ってるぞ! さあ踊るんだ。マグマも、星も、宇宙も!
みんながこの世の喜びをあらわにした。刹那的? 覚えてない、考えないでいよう。たった一度のバカンスなのだから。世界が終わる前の!君はそこで本なんか読んで何してるの?!さあ君も踊ろう!