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パレード

扉を開けた先には何処かの町の大通りだった。

ふと振り返るとそこにここに来ただろう扉は無くなっていた。

夜中だからだろうか町は静寂に包まれている。

人っ子一人見当たらない。その時、後ろに人影を感じた振り返ると……。



何やらもの騒がしい音がするので頭に響く。目を開けると眩い光のイルミネーションが輝きノリのいいリズムの音楽が聞こえてくる。

どうやら、さっき何者かに気絶させられたようだ。

先程まで人っ子一人いなかったのに、今では小さな子供や私と同じ歳の子までいる。

皆パレードに夢中になっている。私は心踊った。

これがあの噂のパレードなのんだ。

すると、横にこちらを見る視線を感じ、横を見ると、星海がこちらを見ていた。

星海はこちらに近づいて来てこう言った。

「来ちゃったんだね。でも大丈夫だよ、これで全てが終われるよ。このパレードの最後の時だ。」

そして、彼女が手を上げて指をパンッっとならすと、私の意識は遠くなっていく中、星海が何か悲しげな目で私をみていた。

そして彼女は私に、「さよなら」と一言そう言った。



気づけば自分はベッドに寝ていたそうで、母によると私は昨晩何処にも出掛けてないそうだ。

しかし、それでは昨日のパレードは何だったのか疑問が残る。

そんな事を気にしてる間に学校に行く時間になっていた。

朝食のパンをかじりながらテレビのスイッチをつけるとそこには衝撃的なニュースが映っていた。



そのニュースに驚き、私はかじっていたパンを落としてしまった。

ニュースには、昨日×××ビルの最上階の非常口前に一人の少女が死んでいたという事だった。

私はそれは星海かもしれないと思い、急いで学校に行った。

学校に着くと急いで自分の教室に向かった。心の中では星海でなかって欲しかった。

昨日のパレードで最後に私に言ったさよならとはそう言う意味だったのか、どっちにしろ星海にあってみればわかることだ。

教室に着くと既に朝のホームルームが始まろうとしていた、だがそこには星海の姿は無かった。白羽先生が私に遅いぞ!次少しでも遅れたら遅刻にするからなと笑いながら私の頭を小突いた。

自分の頭をさすりながら周りを見渡すと星海だけでなく、星海の席が見当たらない。これはどういうことかと思いながら

自分の席に座ると、白羽先生が大きな拍手を二、三度する。

「はい、注目してー。今日は転校生がいます。」

転校生?私はふと頭を上げると目の前には見覚えのある美貌の少女がたっていた。

「皆さん、これからこのクラスでお世話になる星海 遊です。」


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