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我は覇王であった・・・  作者: 如月
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現状報告以外何が言えるのだ!

目安は2000字にします。

           

            第一章 生誕


        第三話 現状報告以外何が言えるのだ!


パっと目が覚めた、ふむあの白いのが言うにはここは我が死んだ世界の数十年後か・・・もう二度と会えないと思っていたのだがな、人生何があるか覇王であった我にも分からないものだ。

「あら、ユーク起きたのね、あっユークっていうのはあなたの愛称なのよ可愛い可愛い子」声がして動きにくい首を向けたらそこには眠る前に見た美女がいた。・・・・む、我のユークというのか前世と変わらないのう、にしてもこの部屋は我の元部屋と同じ大きさだ、白を基調として赤と銀をところどころ使い置物も一目で高価なものと分かるほどじゃ、・・・赤ん坊に部屋置物とは危ないのう。


「あら、こっち向いてくれたわ本当に可愛らしい顔ねえ、ユールスと私をたして6倍したぐらい良い男になりそうね、私の名前はアナーシャよアナーシャあなたの母よ、ユールスっていうのは私の夫、あなたの父よ」ふわっと頬笑みながら言った。


うむ、良い笑みじゃのう、アナーシャが我の母で父はあのおっさんか、良き妻を貰ったものだなあのあっさんもそういえばヴァレンティアは元気か、リスティアはあれから数十年きっと美人になっているな。


「そうそう、あなたには一人従者をつけますわね、入ってきなさい」

そういうとガチャっとドアが開き一人の青年が入ってきた細身だが筋肉が絞られていて金髪で碧眼、おまけにイケメンであった。

「このたびはアナーシャさまの命によりユーク様の従者をさせていただきますペルセウと申します。ユーク様よろしくお願い致します」そういい左胸に手をおき片膝を着いた。


ふむ、ありがたい話じゃな中々礼儀が成っておるしな、しかし赤ん坊にはやり過ぎの気もしないこともないが・・・・

そう思いながらジッと見ていたらイケメンの顔がフニャとなり、しだいには真っ赤となったので何か危ない気配を感じ目をそらした。

「ああ、ユーク様に目を逸らされてしまいました」などといい本気で落ち込んでいた。

「ペルセウ、私は今から用事があり出ていくけどユークに手を出したらあなた死刑罪よ」さらっと恐いことをを言うアナーシャであった。

「それじゃ、ユークくれぐれも気をつけてね、悲しいと思うけどすぐ戻ってくるから」と言い退出していった。


眠いやはりだめだな赤ん坊のからだでものを考えるのはまあいい寝ようか。

「おや、ユーク様おねんねの時間ですかおやすみなさいユーク様」その声を最後に深い闇に落ちた。









「んっフワ~~」大きな欠伸が出た。

「ユーク様お起きになられましたか、おはようございます」

キラッと光るような笑顔を向けてきた。

「あっおはよ、ぺるせう」

現在我は3歳を手前にした2歳だ今日は初めて姉と会うみたいなのだが、なぜ?遅くないかと思ったが一般的に2歳を超えるまでは魔力が多い貴族などは魔力の暴発があるそうだ、そのため危険があるのでペルセウのような力のある従者がつくケースが多いみたいだ。我が2歳になり時間が経ちもう暴発はしないだろうという事で今日、姉と会うことになった。

・・・・・あぁ、だから娘のリスティアは産まれた当初は何回か我の結界が張ってある城を覇力と魔力で壊していたのか・・懐かしいのう


「ユーク様どうかなさいましたか?」怪訝そうな顔で聞いてきた。

「ん?どーかした、ぺるせう?」にこり

「うっ!な、なにもございません」と言いペルセウは顔をそむけた。

何故か知らないがペルセウは我に笑いかけられると顔をそむける癖がある、まあそれで何かと誤魔化せているのだから気にはしてないがな。

まあ、我は今世ではゆっくりと過ごすつもりだ。子どもだから子どものしゃべり方を真似ているがもう少し時間が経てば元のしゃべり方に戻すつもりだ。余計な詮索は嫌じゃからのう。


「そーいえば、りりはどこ?」リリというのは我が1歳の誕生日の日に雇ったメイドだ。

「リリですか?確かリリはユーク様のお飲み物を取りに行きました」

「そうなんだ、おねーちゃんにいつ会うの?」

「確か今日の午後からです、楽しみにしているのですね」

「うん、ちょっとたのしみ!」

心からの本音だ、どのような姉か気にはなるし、母が美人なので顔は良いことはまちがえはないのだろうが、前世は我は兄弟など居なかったし、少々関係をうまい事やっていけるか心配なんだがのう。


「ユーク様、半月後ユーク様の誕生日がありますね、その時に他の貴族にお披露目会が行われます」

ん?お披露目会?え、それより我は貴族だったのか・・・・てっきり裕福な商人だと思っていたがのう。

予想外じゃ、まあ前世も貴族じゃったからな作法などはまだ覚えているから何とかはなりそうだの。


貴族は王の下に五つの爵位があり上から、公爵・侯爵・伯爵・子爵・男爵となり他にも爵位持ちと対等な権力のある五つの位があり、武・治・知・財・忍があり、武は武力に優れたものに与えられるで、治は治癒の魔法に長けた者に与えられる、知は知識に長けた者に与えられる、財は財力に長けた者に与えられる、忍は諜報力に長けた者に与えられる位だ。爵位と違い位は何個でも取れる。


まあ、ちなみにだが我の家は伯爵家でもありながら武と治と知と財と忍の位、つまり全部の位を持っておる、貴族では基本は2~3の位は持っているが全部の位を持っているのは珍しいく筆頭貴族と呼ばれ10家あり、その中の5家を筆頭五家と呼んでいる。筆頭五家に入っているそうなんだ。

つまりは、有力中の有力貴族に我は産まれたらしいのう。



・・・・ドロドロは嫌じゃ

誤字脱字あれば言って頂けるとありがたいです。

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