―神様って何?―
この作品は、和風ファンタジーです。舞台はあくまでも現代です。
恋愛表現があります。戦闘表現があけます。
上記の設定が嫌、または苦手な場合はご遠慮ください。
※この物語はフィクションです。人物や地名等はすべて架空のものです。
一部、実在する神々の名前や宗教の名前が出ますが、一切関係ありません。
ただし、神道は実在しております。
この世の中には神様がいます。
しかし、本当にいるのかどうなのか。
それは明らかではありません。
宗教が沢山あるということは神様が沢山いる。
という訳ではないらしいです。
しかも、どの宗教でも誰を信じるか。
全く違うのです。
例えば、
仏教ならお釈迦様。
キリスト教ならイエス・キリスト。
ユダヤ教ならヤハウェ。
といった具合に、
実は神様を信じるまでは同じですが、
同じ神様を信じる訳じゃないんです。
じゃあ、一神教はこの世に神様はその神様しかいないと思ってるなら、
他の神様って一体、何なんでしょうか?
それを無視したのが、『神道』と呼ばれた宗教です。
『八百屋の神々』という言葉があり、
全てのものには神様がいるという宗教。
木にも
草にも
水にも
土にも
風にも
火にも
下手をすれば人間も神様です。
そんな神道が
今回のお話の
中心となります。