表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

13/18

13 アタル、野獣になってた

『おいお前、名前は』


一番奥の古びた檻の中から

しゃがれた声が発せられる

暗くて姿はよく見えない

ボス的なアレだろうか


『俺はアタルですけど...』

『そうか』

『あの...今どういう状況ですか?

ちょっと混乱してて...普通の人間って獣と話せるもんなんですか』

『何を言っている

お前は普通の人間ではないじゃろう』


え!そうなの!!

もしかして俺が気づいてないだけで何か凄まじいパワーが...!!?


『お前はとっくに()()()()じゃからな』


あーーー......?


開いた口って本当にふさがらないもんなんだなw


『いや俺は普通の...』

『それを見てもか?』


ん?


さわさわ


普通だよな?


ふさっ


ふさっ?

背中に?


ブチッ


イてっ


ピンクの...毛...


これ、ケツツノウルフの...

あははー俺としたことがまだこんなところについてたなんてな...ははは


ふさふさ


あ゛ーーーーーー!!


え?俺?ケツツノウルフなってんの?

え?もともと?後から?

いつから?声が聞こえるのも?


『混乱しておるな、それはケツツノウルフの効果じゃな』


えw本当にケツツノウルフなのーーーぉ↑↑??ww

俺、天才すぎん?

異世界転生一発目に出会った生き物の名前当てられる?

普通w


『効果ってのは...』

『ケツツノウルフになるんじゃ』

『......えw』


なんそれw


『一時的にですよね?』

『永久的にじゃ』


.........


やあ、俺は犬歩 アタル!今は異世界でケツツノウルフやってまーっす!

背中にピンクの毛がふっさふさですー

多分そのうちケツからドリルみたいな角が生えてきまーす


wwww


やってられるかぁ!

永久は地獄すぎんだろw

早々に詰んだの草w

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ