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詩全集2

バウンド

作者: 那須茄子

場所は体育館 

ボールの音が響く

汗ばむ額   

息を切らして走る君の姿  

その瞬間

心が跳ねる

ボールが床に跳ねて飛び上がる

まるで僕の心情を表しているよう


部活

笑い合う君

胸が熱くなる

ネットから見える

君の顔は

網目に重なっていながらも

よく見えた


言葉にできないこの気持ち

嵩張りあう

建前と本音が互いに譲れない


終わる

片付けを手伝うふりして

君のそばにいる時間を少しでも長く

それだけで幸せを感じる

時に甘く切ない

何をしても君から見れば

僕はただの部員


どうだろう

君の瞳にはちゃんと映っているかな

僕はどれだけ近づけているのだろう


ずっとこのままの距離感を大切にしたいと

想う気持ちは 

素直に頷いてはくれない




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