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ケセラセラ  作者: ソーダ
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削除

 今日のお題は、削除。

 といっても、感想の削除ではなく、作品の削除についてのお話だ。


 なろう界には実にたくさんの書き手がいて、日々なにかしらの創作物が誕生している。現在その数は、七十万を超える規模となっているようだ。登録者数からすると少なく感じるが、大半は私のような読み専なのだろう。このサイトでの、ある意味もっとも正しい使い方なのだから特に不思議なことではない。


 一方、誕生するばかりではなく、削除、という形で消滅していく作品も無数にある。大抵は、書き手が何かしらの理由でもって削除する場合がほとんどだ。あとは書き手がなろう界を去る時、書き手と一緒に作品も消滅する場合。もしくは、神によってその存在を抹消された場合、などが理由になるだろう。


 そんな作品の削除。


「書き手が自身の作品を削除することについて」


 が、主な内容となる。


 私はそこそこなろう歴があるので、それに倣う形で感想の投稿数もそこそこにはある。稀によく削除されるので実際の投稿数は定かではないが、それ以外の理由も相まって余計に分からないことになっている。書き手が作品を削除することによって、私の感想が無かったことにされているからだ。


 これがなかなか、多い。稀によく削除される感想とタメを張れるくらいには、書き手によって消滅させられている作品というのはある。それなりに感想投稿数を持つ住人なら誰もが経験していることだと思われるが、たまに「あなたの書いた感想一覧」を覗くといくつかは消滅しているくらいだ。


 それで真っ先に思うのは、


「どうして、消した」


 そりゃあもちろん、書き手の方にもなんだかんだと理由があるのだろう。それは分かる。しかし、それはそれ、だ。感想を投稿した身としては、あれこれと頭を捻って文章をくびりだし、思いの丈を送った側としてはたまったものじゃない。具体的に述べるなら、暗黒面に落ちるか虚無に還るくらいの衝撃がある。


 だから、消した理由を知りたい。そう思ってすぐさま行動に移すのだが、結果はいずれも芳しくはない。というか成果なんてない。書き手のマイページに突貫、できないからだ。


 基本、ブックマーク一つでこと足りるなろうにおいて、よほどのことがない限りお気に入り登録なんてしやしない。それに加えて、題名や作者名を完全に記憶できる住人というのも稀であるだろう。


 こう言ってはなんだが覚えにくい名前の住人ばかりであるし、そもそも、このサイトで作者名を重要視する住人なんて、そうそういないはずだ(偏見乙)


 結局、削除されてしまったら大抵は泣き寝入りするしかないのだが、私が言いたいのはそこじゃない。作品を削除すること自体は別にいい。読み手には分からない、様々な理由があるのだろう。


 しかし、だ。削除する前に、その作品に感想を投稿した住人に対して、一言詫びを入れるのが最低限の礼儀、というものではないだろうか。評価にも同じことが言えるが、こちらは特定する手段がないので仕方がない。


 よく、書き手を機械か何かと思っている読み手がいる! と声を上げる書き手がいる。だがそれは、書き手の方にこそ言えることではないだろうか。感想や評価を入れてくれた利用者のことをただの「モチベ装置」とでも思っていなければ、感想や評価の付いた作品をポンと削除できるはずがないのだ。


 応援してくれた住人を切り捨てる。

 そんなことを、平気で行えてしまうのだから。


 しかし現実は非情である。

 今この時も、どこかで消滅させられている作品が、あることだろう。

励みになる、やる気がでる、嬉しくなる。


そういったことを自己紹介欄や作品に書いている書き手は、読み手を感想・評価製造機と思っている住人であるといってもいいだろう。中には露骨に、モチベの維持に繋がるので評価クレ! とのたまっている書き手もいるから驚き……でもないか。

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