学園ライフ☆彡 卒業試験2
今週の投稿です。よろしくお願いします。
こんばんはー。足がやばい。折れる。あの後、かなり早く来たはずなのにネズミ―ランドのアトラクションでもこんな混まないよね?って言いたくなるくらいの行列に並ばされた。もうね、卒業試験する気しないわ。
勿論先輩方は休憩スペース。アリーナに至っては薄荷水飲んでるし。アコルはアコルでぶるぶるだよ、この子、いつもこんな感じがいいな。静かで。このままにしたら顔はいいからモテモテだと思うよ?アコラさんを常時召喚、じゃなかった、アコラさんといつも一緒にいればいいのに。パキラはパキラで『巫女のすゝめ』なんていう本読んでるし。すっごい分厚いから暇しなそうでいいけど、こっちの気持ちもわかってー!!!!しかもマイカはマイカで試験会場のマップみて再確認しまくってるし。マリカは魔法で小鳥やら花やらと会話してるし。うーん、私もそうしようじゃないかと思っていたら、何故か一瞬ふらっとめまいみたいな感じがして。気づいたら最前列に並んでました。うん。なんだろう。先輩たちが(アリーナが)魔法でも使って時間の流れいじったのかな。にしても時間の流れいじくるやつかなり高度なうえに適性持ちが世界に何百人とかいうやつじゃなかったっけなあ・・・?
「そうね。マユにしては記憶力あるじゃない。」
・・・はっ!そうだそうだマイがたまたま適性持ちだったから覚えてたんだ。なんだそういうことですか。にしてもすごいな。王女。なんて考えていたら、マイにジト目で見られた。誰か―除湿器持ってきてここらに置いといて―!ついでに傘も持ってきてー!それかマリカしょ・・・じゃなかった連れてきてー!ついでに動物たちも―!お、来た来たありがとう。
「マーイたんっ!どーしたのっ?」
「き、気にしないで。何でもないから。それより、入場よ。準備はいい?特にアコル。」
おおおおお?マイカがアコルって名前呼びしたね。
「だ、だ大丈夫ですわ。私をだれと思って?」
ガクブルしつつ答えるアコル。これ、お姉さん遠ざけようよ。ねぇ、そうしよう?
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「うーん。これ、入るとこ間違えてない?それとも何?S級パーティーがもぐるダンジョンとかじゃないの?」
はっ。思わず声に出してしまった。
「大丈夫大丈夫!こっちには君たちチート三人組がいるから!」
楽天的すぎないか、王女よ。人にチートとか言っといて常時無詠唱でランクマジ高の魔法連発してるアンタは何なんだ。化け物かい。いや、私も当然無詠唱だけど。
「ほあ?」
なんかウツクシイ人が突然出てきた。しかも突然しゃべりだした。
「私はヘラと申します。ギリシャ神話の最高神、ゼウスの姉であり妻ですの。ところで、あなたたち手芸はできますね?」
う、うん。なんの脈絡もなくそう切り出されてもね、わたくしたち困りますわ。
「できますけど。」
「うふふ。やはり私は運がいいですわ。あなたたちには、私が今夜出席する晩餐会に身に着けるアクセサリーを作ってほしいんですの。報酬は、あなたたち全員に一生分の『ラッキー』を多く差し上げますわ。勿論、期限は永遠によ。」
「「「「「「「やります!!!!!!!!!!!」」」」」」」
だってだって、あの結婚の女神に守護されるのと同じくらいよ?
「あなたたちに、このUVレジンというものを授けますわ。これで、作ってくださいまし。」
「UVレジン!!!!!」
なんですと!それは、前世でも使っていた、大好きな手芸用品の名前!!ほぉほぉほぉ!取り敢えず。
「それって、どこで手に入るの⁉⁉」
「あら、レジンに興味がおありのようね。私が作ったのよ。なんなら、毎月3キロくらい送りましょうか?」
「うん。ほしい。」
「なら、送りますわ。売ろうがどうしようが、貴女に任せます。あなたが作ったことにしていいですわ。ですから、レシピも送りますわね。」
「ありがとう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!皆、早速作ろう!」
こちゃこちゃこちゃこちゃ。チッチッチポーン!
「できた!これでどうだ!ついでに飾ってみたよ!」
「すごいですわ。ありがとう。これでアクセサリーが決まりましたわ!!!」
ポシュン。
あ、消えてった。レジンありがとー!レジン、ゲットだぜ!取り敢えず第一関門も突破できたし、めでたし、めでたし。
まだまだ先は長いですが、とりあえず、第一関門突破です。嗚呼、だれか私に画力をください・・・。さっきの上にある緑のもの、魔女帽子の形のイヤリングなんです。ネックレスも実物見ながら書いたんですけど・・・(;´д`)トホホ。(端っこに書いてあるのはサインみたいなものです。)
マユたちの応援よろしくお願いします☆