幼少記~日常~
今週の投稿です。あまり投稿できずすみませんでした。いつもより長いです。
「マユちゃーん、あーそーぼっ!」
げっ。茉莉花だ。遊ぼうなんて嘘。メイドと共謀して私を着せ替え人形にするだけ。勿論私はぜんっぜん楽しくない。立ってるだけだもん。でもココで断ってもどうせメイドのユリシアを出して、断りにくくするんだよ。いつも。うぅ、憂鬱です。うーん、何か回避する策はないかな~。あ。茉衣花も呼ぼ~っと!そうすればあんまり着せ替え長引かないし。うん、そうしよう!そうそう!今名前が出てきた、茉莉花と茉衣花について説明するね。いつだか忘れたけど、姉と妹がいることは言ってたよね。茉莉花と茉衣花は普通の姉と妹じゃないの。なんと・・・私も含めて三つ子なのだ~!凄いと思わない?え?思わない?そうですか。まぁそれはおいといて。内訳は茉莉花が姉《一番目》で、茉衣花が妹《三番目》私が真ん中《二番目》、って感じ。茉莉花の性格は、のほほ~んとした感じのthe★末っ子!な感じで、茉衣花の性格はビシッとした感じのthe☆姉御!って感じかな。こんな性格だから、私はいつもいつもこれ、逆だよ、逆。みたいな展開に頭を悩ませてる。私前世でもこの二人と三つ子だったんだけど、前世では茉衣花が上で茉莉花が末っ子だった。それ故違和感半端ない。二人は出かけてて、軽トラにぶつけられて亡くなったとか。意識がすぐ吹っ飛んだらしく、痛みは感じてないらしい。漢字がふってあるのは、当て字じゃなくて、前世と名前が一緒なので、前世の親がつけてくれた漢字をそのまま当ててる。マイカはマイ、マリカはマリって呼ぶときもあるから、覚えといてね!茉衣花と茉莉花の説明はこれくらいにしとこう!
「マユちゃーん、なんで壁に向かってお話ししてるの~?」
「マユカさま!どうなさいました?」
・・・ハッ!今のは順に、マリとユリシア。
心の声が漏れてましたか。
「なんでもないよ。」
「そっかぁー、じゃあ、こっち来て!」
ずるずると引きずられる私。
た、たすけてぇ~!!!!!!!