表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ギルティ・エクリプス 断罪の執行者  作者: ユウタ
第一章  異世界へ
4/14

episode4  一日

タイトルは一日

でも若干説明回

あ、主人公の名前がやっと決まったんで載せれる………

しかしなんかキラキラネームなんだが気にしたらダメだな

さてさて……

俺は今訓練が終わって晩ご飯を食べてる

メニューはコンソメスープのようなもので名前はメルスープ

それと一口サイズに切られた《ブルポークタウロスの肉》だ

ブルポークタウロスとは牛のような体に牛の角が付いた豚の顔を持つ魔物(モンスター)

アルビスト辺境伯領周辺に住むFランクの魔物だ

あ、魔物について説明しておこう

魔物とは魔力を持つ化物だ

様々な種類がおりRPGなどでお馴染みのゴブリンやコボルト、そしてドラゴンなどがいる

魔物はランク分けされており最高ランクのSSSランクから最低Fランクまであり強さはミジンコから象くらいに大まかに言えばある

ブルポークタウロスは最低ランクのFであるが大人が5人くらい集まってようやく勝てるのだ

「美味しいよセレスティアさん」

「それは良かったです」

家の料理はセレスティアさんが作る

「坊ちゃんに少しお話がございます」

「ん?何?」

「………魔層の儀……ご存じですか?」

魔層の儀?なんだそれ

「わからない、何それ」

「魔層の儀とは7歳になった子供すべてが行う儀式でございます」

「へぇ~、それって何するの?」

「特殊な魔導具を使いステータスを見る力を授けるのです。それを行わなければ街で身分証を発行できません」

なるほど

確かにステータスを見れると聞いて早速試そうとしたらできなかったしな

そういえばステータスを見るのはスキルに該当するんだよな

まぁ、道具がないと覚えられないしみんながみんな生まれた時に持ってたら魔法とかと同等の扱いだしな

あ、スキルは努力次第でも身につけることができるらしい

ポケ○ンのわ○マシーンだな

まぁ、感覚的な部分が多いからステータスを見なきゃ何を取得してるかわからないもんな

「でも魔層の儀って7歳からなんでしょ?どうして今僕に?」

そう、俺はまだ5歳………後2年も先なのだ

「それはですね、坊ちゃんには児童魔導所に通っていただく為です」

じどうまどうじょ?

なんそれ

「それって何?」

「児童魔導所とは読んで字のごとく魔導を児童に学んでいただく所です」

え、でも俺は……

「でも僕は母上から色々教えてもらっているよ?」

「えぇ、存じております。しかし坊ちゃんにはそこへ行き友達を作って欲しいのです」

友達ね………まぁ、俺ってあんま外行って遊んでる訳じゃあないしな



…………平たく言えばボッチである………


「そして坊ちゃんには仲間と行う戦術を身につけて貰います。旦那様の跡をお引継なるもよし、タニアお嬢様とザンツ坊ちゃんにお任せになり冒険者や研究者になるもよしお好きになさって構いません。ですがどれも仲間を必要とするものです。ですので仲間を作る練習……とは申し上げませんが今の内に友達や仲間となる人物を作っておいても損はございません」

なるほどな

あ、忘れてた。タニアとザンツの説明をしよう

俺の妹と弟で今は2歳、俺が3歳の時に生まれた双子だ

上がタニア、下がザンツだ

後もう一人妹がいる。3歳だ

でも血は繋がってない。要するに義理の妹です

名前はカリン。カリン・ノット・L(エルネシア)・アルビスト

お気づきだろうか?エルネシア…………つまり王族です……

なぜって?それはこの国の制度が原因だ

この国には王族貴化制度と言うものがある

つまり王族の子供を10歳まで本当の家族として育てると言うもの

この国に直接王族が絡むことはないが最終的には王族が決定をする

そのため貴族が政治の8割を担う

そのため幼少期から貴族の政治に関わっておけば最善の決定を決めれる…………と言うものだ

そのためカリンは俺の家に預けられている

まぁ両親とセレスティアさん以外には本当の兄妹として装ってる

まぁ、俺の場合赤ん坊のころから自我があるので知っている

まぁ両親には言ってないけどね

あと周囲に秘密なのは王族争いに巻き込まれないようにするためだ

たかだか成人すらしてない子供に何故王族争いを引っ張り出すのかわからないがもう派閥が出来てるらしい

うん…関わりたくねーな

「お兄ぃ………」

「ん?どうしたの?カリン」

「お兄ぃはカリンを置いてどっか行っちゃうの?」

あぁ、カリンがお泣きモードだ

「そんなことないよ。でも児童魔導所にはいくよ。ちゃんと家には帰ってくるから」

「で、でも……!!」

「ならカリンも大きくなったら児童魔導所に来ればいいよ!!」

「ならカリンも今から行く!!」

「まだカリンには早いからもうちょっと大きくなったらね」

「………うぅ…っ」

げっ!!泣き出したら長くなるぞこれ!!

「じ、じゃあ我慢するなら今日は一緒に寝ようか」

「うぅ…っ」

まだか!?………はぁ~

「………わかった………なら明日もね」

「え!!本当に?」

「兄ちゃんが嘘付いたことあるか?」

「うーうん、ない」

「だろ?なら……ね?」

「うん!!」

はぁ、俺前世では妹には良い目にあってないんだがな

まぁ、カリンは義理だし大丈夫……なのか?

「うぉっほん!!」

「あ、ごめんなさいセレスティアさん」

「………相変わらず仲がよろしいですが話は最後まで」

「はい……ごめんなさい」

「ではとりあえず手続き等はすんでおりますので明日から」

「え?明日から?ちょっと早いーー」

「何か問題が?」

「いいえ、ありません」

セレスティアさんは何か有無を言わせない力がある

それは両親も俺も逆らえない………

あ、カリンの容姿がまだだったな

金髪のゆるふわロングヘアーだ

眼の色は碧眼だ

まぁ、両親から生まれたと聞いても違和感がないな

さて、明日に備えて寝よう


◇◇◇◇◇◇

「お兄ぃ!!早く!!」

忘れてた

一緒に寝るんだった

「そんなに急かさなくても逃げないよ……」

ベットに寝っ転がる

「えへへ~」

カリンが俺を抱き枕にして寝る

これが美女とかなら興奮の一つや二つ…………三つや四つ……まぁ、置いといてそれくらいするが相手は幼女だ。するわけがない

俺は断じて紳士(ロリコン)じゃない

まぁ、前世の親友(あくゆう)は喜ぶだろうな

「おやすみ、カリン」

「おやすみなさい、お兄ぃ」

さて、寝よう


◇◇◇◇◇◇◇

おはよーございます

今日は児童魔導所に行くぜ

さてさてどんな奴らがいるんだろう


◇◇◇◇◇◇◇

「おはようごさいます」

「「「「「「「おはよーごさいます!!」」」」」」

「皆さん、始めまして。今日から皆さんと一緒に遊びと学びをお手伝いするウェルチです。ウェルチ先生と呼んでくださいね?」

「「「「「はーい!!ウェルチ先生!!」」」」」

「では自己紹介からして行きましょう」

「「「「「はーい」」」」」

まず、赤髪の子が自己紹介する

「ぼ、ぼくはデルチです!よろしくお願いしくす!!」

パチパチ~

次は青髪の子が自己紹介する

「わたしはマリアナです。よろしくお願いします!!」

パチパチ~

次は緑髪の子が自己紹介する

「ぼくはセシル!剣術が得意なんだ!!よろしくね!!」

パチッ

うん、可愛くウィンクしたな

まぁ、男がしても興味………ん?男なのにセシル?

この世界では女の子につける名前なのにな

「あらあら、女の子のくせに「ぼく」などと………恥ずかしいですわ!!」

出た!生ですわ口調

赤髪だがツインテールじゃない

クッソ~、ツインテールなら某右手が全異能無効化不幸少年のアニメに出てくるですわ口調の黒○なのに!!

「なんだい?ぼくの口調に文句があるの?」

「大ありですわ!!淑女たるもの今から口調を正すものですわよ」

「ふーん、別にどうでもいいけどね~」

「むっき~!!このクロコノス伯爵家のメノス・ノット・クロコノスに向かってなんて無礼なの!!」

うわ~、めんどくせー奴

「めんどくせーな………」

「誰ですの!?」

「あ?俺だよ」

「このわたくしに向かってなんて無礼な口調!!わたくしを誰だとーー」

「しってるよ、メノス・ノット・クロコノスさんだろ?さっき自分で言ってたじゃねーか、めんどくせー上にバカなのか?」

「ば、バカとはこの無礼者!!」

「無礼者で結構。ただこの辺境伯領にいる時点でこの領の規律は守ってもらうぞ?」

「ふざけないで!!何故このわたくしがたかだか辺境伯領の規律に従わなければならないのですの!!」

「お前やっぱバカなのか?領内規律を破るのは国の法律を破るのに等しいんだぞ?それともなにか?あんたの領では国の法律を破ることが許させるのか?」

「そんな訳ありませんわ!!」

「だったら領内規律は知ってるよな?[どの領出身の者でも等しく各領に入った場合は各領の規律に従わなければならない]っていうのは」

「えぇ存じ上げておりますが?」

「お前がやってるのは規律違反だぞ?[アルビスト辺境伯領では個人の自由の尊重、個性を重んじる]ってな。[そして各領内では自身の爵位を持ち出し各領民を虐げてはならない]ってやつ。お前がやってるのは爵位を持ち出してアルビスト辺境伯領民を虐げているのと同義。その上規律違反…………お前の領はこの辺境伯領とケンカするつもりか?」

「そ、そんなつもりは全くございませんわ…………」

「なら黙ってろ」

「むっき~!!あ、あなた!!名を名乗りなさい!!」

「順番すら守れないのかね~…………」

「む、むっき~!!」

「むきむきうるせーよ。はぁ~、めんどくせーが名乗ってやるよ………はぁ~」

「あ、あなた!!何度もため息をつかないでくださいまし!!」

「るっせーな、名乗ってやるから黙ってろ。黙らないなら順番くるまで名乗らない」

「くっ………わかりましたわ………黙ります……」

「はぁ~、うるせー奴が黙ったので順番がまだですが名乗ります。俺の名はメシア。メシア・ノット・アルビストだ。あ、別に領主の子息だからって畏まらなくていいぞ。まぁ、あのうるさい奴は放置するんで」

「あ、あなた………アルビスト家のーー」

「俺は黙ってろって言った筈だが?」

「くっ……」

「ま、そんな訳で気軽にメシアくんでもメシアでも何でもいいから好きに呼んでくれよ。どっかのだれかさんみたいに無礼者!!なんていわないから」

「くっ……!!」

うーん、ついムカッとしから言い負かしたが5歳児らしくなかったかな


◇◇◇◇◇◇◇

「あのさ……メシア……くん?」

「あ?えーと確か……」

「セシルだよ」

そうそう、セシルだ

「セシルか、なんかようか?」

「さ、さっきはありがとう。なにがなんだかわからないけど助けられたし……」

「気にするなよ」

「でも……」

「気にするな、これ領主の子息からの命令な?」

「え、え~!!さっきはーー」

「さっきはさっき、今は今だ!!」

「え~!!」

なかなかいいリアクションするな~

こいつとは仲良くなれそうだ

さて、どんな日常が送れるかな~

こうして俺ーーーー佐山 龍二改めメシア・J(ジャッチメントオブ)・ノット・アルビストとしての1日だ


◇◇◇◇◇

あ、ジャッチメントオブってのは隠し名だ

何故ステータスが見れないのにわかるのかと言うとそれは俺の魂の中にいる狂戦士の大鎌(ベルセルク・サイス)から教えられたのだ

こいつは俺の魂と同化した影響で話せるようになった

まぁ、ステータスは見てのお楽しみだそうだ

改めてメシア・J(ジャッチメントオブ)・ノット・アルビストをよろしく頼むぜ!!

メシアです

ジャッチメントと引っ掛けて名前作ろうとか前世の龍二と引っ掛けて作ろうかと思ったけど辞めました

私にはネーミングセンスが皆無なんで


とりあえずこの物語は執行者=救世主なんで主人公の名前はメシアです

でも、5歳児には見えないよな~

まぁ、この世界ではみんな精神的成長が早いと思ってください

異世界はなんでもあり!!  なので


次はセシル回の予定

一応逸話扱いとします

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ