表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ギルティ・エクリプス 断罪の執行者  作者: ユウタ
第一章  異世界へ
3/14

episode3  訓練

暗い…………暗くて何も見えない

しかし恐怖はない………

何故だ?

「&@@*&?&&*##@~~」

何かの声がする……女の人の声だ

「**&@@#◇&」

次は男の人の声だ

う~ん何言ってるかわからんが俺に話しかけて居るようだ

お~い

「うぁ~い」

!??

え?何今の?

「@@@~!@**@?」

「@@@&&?@~*@&◇◇?」

「@@&◇~?」

ちょ、ちょっと!!意味わからないんだが!??

「あきゃきゃ!!」

「@&#!@@&」

もう訳わからん

なんか眠くなってきた

寝よ………

起きてからこのことは考えよう………


◇◇◇◇◇◇◇◇

あ~どうやら俺は赤ん坊になったらしい

転生だな

はぁ~この事実を受け入れるのに相当な時間がかかったぜ……………

最初の女の人の声が俺の母親で貴族様で魔法使いのエルシア・ノット・アルビスト

青髪で紅眼、しかも肌も白く美人だ

うん……フィクション以外で初めて見たぜ

そして男の声が多分察しの良い奴はわかると思うが父親で同じく貴族様で重騎士長の役職のオーディオン・ノット・アルビスト

銀髪で青眼、しかも少し小麦色に焼け白い歯が眩しいイケメンだ

こんな二人から生まれた俺はさぞかしハイスペックだろう。うん、そうだといいな………

この世界には魔法や魔術もある

しかも科学もあるそうだ

科学系魔法や魔術式科学と言う文化らしい

この世界には魔素と呼ばれるエネルギーがあり魔術や魔法、そして科学により作られて全人間が持つことのできるスキルがある

ちなみに魔法や魔術は才能がないと使えないらしい

まぁ、そうじゃなきゃスキルなんざ作らねーよな

しかもステータスを見ることができるらしい

すげーなおい!!

「あらあら、そんな所にいたの?」

この声はエルシアか…………いや、今は母親であり、しかも年上だ、敬わないと

「はい、母上!!僕も母上のように魔法を使いたいですから!!」

あ、ちなみに俺は5歳になった

俺は家の書斎にいる

母親の書斎だ

魔法や魔術に関する本が本棚に入れられている

「さて、ならお昼ご飯を食べてまた勉強するわよ?」

「はい!!母上!!」

さてと地獄の特訓を始めようか…………



◇◇◇◇◇◇◇

「ぎゃぁぁ!!」

「何度言ったらわかるの?そこは満遍なく広げるって毎回言ってるでしょ!!」

バチンッ!!

「ぎゃぁぁ!!」

ぎ、虐待だ…………

母は魔法や魔術が絡むと性格が変わる……怖い……

今やってるのは無属性魔法の特訓だ

あ、この際だ

魔法や魔術について教えておこう

ついでに科学系魔法や魔術式科学にも触れておこう

魔法は全部で8個ある。この8個っていうのは各属性の事だ

まず一つは火属性。魔素を燃料に空気を燃やし火を作り出し操る魔法だ

次に水属性。魔素を液体化して空気中の水分と混ぜ合わせ操る魔法

次に風属性。魔素を高速で動かし空気を集めて空気に形を持たせ操る魔法だ

次に土属性。魔素を地面に集めて地面を操る魔法だ

次が雷属性。魔素を使い空気中の塵を超振動させ火花を散らせその火花を高速で動かし操る魔法だ

ここまでが五大属性魔法と呼ばれるポピュラーな魔法で才能があるやつは誰でも使える

それから光属性。これはいまだに解明されていないが魔素を光へ変換し使う魔法だろう

次に影属性。これもまだ解明されていないが光属性と同じで魔素を影へ変換する魔法の筈

あとは無属性魔法。これは魔素を直接魔力と混ぜ合わせ使う魔法だ

あ、魔力についても説明する。魔力とはその名の通り魔素を操る力だ

これがないと魔法は使えない。なぜなら魔法は魔素を操り使うものだからだ

続いて魔術について触れておこう

魔術は魔法の上位互換だ

使う魔力の量も桁違いなものとなる

一応それをカバーするために【陣】と呼ばれる術式を使うことがある

属性の呼び方も変わる

火属性なら炎属性、水属性なら氷属性、土属性なら岩属性、風属性なら嵐属性、雷属性なら(いかづち)属性、光属性なら聖属性、影属性なら闇属性となる

しかも使う属性によって魔術の呼び方も変わる

まぁ色分けされてる感じなんだがな

火なら赤魔術、水なら青魔術、土なら黄魔術、風なら緑魔術、雷なら紫魔術、光なら白魔術、影なら黒魔術となる

そして属性ごとに相性がある

火なら風に、風なら土に、土なら雷に、雷なら水に強いと言うようになる

光と影は使う魔素の量によって威力が変わる為相性はどっちがどっちとは言えない

無属性は相性はなし、しかも平行、つまり他の魔法と一緒に使えるし混ぜ合わることもできる

うん、無属性万能だね!!

魔術式科学っていうのは要するに【陣】と魔術具と呼ばれる道具を作った文化だ

科学系魔法っていうのはスキルなんかを作った文化だ

要するに道具を作ったか能力を作ったかの違いだ

「奥様、そろそろお時間です」

この声は家に仕えるメイド長のセレスティアさんだ

見た目20代くらいの黒髪ロングヘアーを後ろで結んでいる

「あらあら、もうそんな時間?では行きましょう」

母は王宮で魔法を教えている

「じゃあ次は剣術の時間だな」

父が来た

父は俺に剣術を教えてくれる

母と違って魔法はからきっしだが剣術は右にでるものはないといわれている

あ、忘れてたがこの国の名前はエルネシア王国と言う

人種族で最大の国家だ

「………はい、父上……」

「ん?疲れきってるな」

「すみません……」

「まぁいい、走り込みから始めるぞ」

「はい」

こうして走り込みから始め剣の形を身につける

まぁ筋トレもある

………キツい

しかも

「あなた、行ってくるわ」

「あぁ、気をつけて行ってくるんだぞ?」

「あらあら、毎日行ってる場所よ?心配いらないわ」

「そうだけど、君は美人なんだ。誰かが手を出さないか心配なんだ」

「うふふ、ありがとう、あなた」

「エルシア………」

「あなた……」

二人の顔が近ずく

「……ごおん!!」

セレスティアさんの咳払い

「……行ってくるわ」

「……行っておいで」

あらら、二人とも気まずい雰囲気になったな

さてと俺は走り込みを続けようかね………

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ