人物設定資料集
要望があったので人物設定資料を用意しました。
初めてこの作品を読まれる方は
はじめにこれを全て読んでしまうとネタバレの恐れが
ありますので、読んでいて気になった人物を
こちらで確認するというような形で使用することをオススメします。
元帥閣下の人物設定まとめ資料(仮)
要望があったのでまとめて見ました。
というか、自身が小説書く際に見ている
製作用資料を公開用に修正してみました。
今後もキャラや設定が追加・公開された場合には
修正・追加される予定です!
●学園フォレス 生徒
名前:リシア=ナリアス
家柄:伯爵
武器:白銀の守護者『アガルハイド』
異端者の名が示すように想力武装の中でも特に異端なもの。
『能力』とは想力武装に関係なくその名の通り
本人の特殊能力のようなものなので、武器化せずとも使用出来る。
だがアガルハイドは、使用者の『能力』に影響を与えるという力を持つ。
・片手剣モード
通常の状態と大差が無い一般モード。
剣や槍・壁など想力を制御して作り出せるものは何でも再現可能。
しかし剣なら剣。 槍なら槍と種類ごとに統一する必要がある。
同時展開出来るのは2種類まで。
・腕輪モード
想力を大幅に上昇させ、同時展開の制限を解除することが出来る。
そのため、より大規模で火力の高い攻撃などが可能。
1人で大軍を相手に出来るほどの力となるが
その分、想力の消費も激しいため長時間維持することは出来ない。
・大剣モード
自身の想力特性を大幅に制限してしまうという欠点があるものの
『支配』の特性がより強くなり、任意の相手の想力を
その『能力』ごと『完全に抑え込む』ことが出来る。
『対想力者』に特化した力であり『能力』を前提とした戦いが
習慣化している想力者には、まさに天敵とも呼べる力。
能力:想力支配
これこそ、最強の想力者と呼ばれる原因であり
想力の原点にして頂点とも言うべき『能力』。
本人の想力だけでなく他人の想力や
自然界にも存在するごく微量の想力でさえも
その制御下に置くことが出来る。
一定範囲内の想力全てを支配することにより
剣や槍などといった形を『形勢して放つ』ことが出来る。
想力で形を作れるものなら何でも再現可能という万能さだが
その制御が圧倒的に難しく、並みの想力者なら一切使いこなせないだろう。
火・水・土・風の4元素とその応用に関しては
再現出来ないため使用不可能。
*その他補足
本作主人公『レナード=ライドック』が演じている少女。
東側で緩やかに没落していった家の1つの出身ということになっている。
ナリアス家自体は、レナードの援助により
完全にかつての繁栄を取り戻している。
自身では気づいていないものの、偽装のために完璧なお嬢様になっており
またその美貌故に、希代の美少女と化している。
そのため学園内では憧れる生徒も多い。
・学園 3年生
名前:メビア=ハベルト
家柄:大侯爵(宰相家)
父親:ロドル=ハベルト 宰相
兄:レバン=ハベルト 西軍中央司令官
武器:断罪の楔『アガト』
十字槍で石突部分に飾り布付き。
古代語で『裁き・処罰』を意味する名を冠している。
神々しい存在感を放つ十字槍。
十字刃の攻防一体かつ変幻自在な攻撃を得意とし
その圧倒的なまでの技量で相手を寄せ付けない。
能力:咎の鎖
一定範囲内に想力で生成した無数の鎖を
出現させて、相手を拘束し自由を奪うことが出来る。
かなり強力な鎖で、簡単に破壊することが出来ないとされる。
*その他補足
学園フォレスの生徒会長を務める才女。
男性のような話し方をするが女性らしさも感じられるという
変わった雰囲気を持っている。
現在、学園フォレス内の大会でも学園都市大会でも両方2連覇中。
学園に通う生徒達の憧れとなっている一人である。
父や兄のように身分を振りかざすことを嫌っており
肉親としては、父や兄を大事にしているが
政治家としての2人は、あまり好きではない。
名前:コネル=ワーレント
家柄:子爵
武器:信義の剣『誓い』
一般的な西洋両刃の剣
能力:能力強化
一定時間の間、全ての能力が大幅に上昇する。
だが能力が切れると逆に能力が一時的に減少する。
*その他補足
学園フォレスの副会長にして生徒会長の良き相談役。
基本的には温和で大人しい性格だが
趣味が剣術の鍛錬にジョストと、男っぽい一面も持つ。
特に目立った才能がある訳ではないが
日々の努力による基本に忠実な戦いで実力者と呼ばれるまで
成長している堅実派。
家は、没落気味ではあるものの両親共に仲が良く
ロドル宰相が行っている西側発展工事や街道整備の恩恵で
少しづつではあるが持ち直している。
・学園 2年生 *同じクラス
名前:セレナ=バルズウェルト
家柄:大侯爵(元帥家)
父親:ダムル=バルズウェルト 元帥
兄:アレックス=バルズウェルト 部隊長(ダムル軍内)
武器:龍槍『ファルフォンス』
少し大きめの刃が付いた直槍
かつて王国を守護したとされる龍の名を冠している。
能力:爆炎
自在に炎を操ることが出来る。
その範囲も威力も、同じ炎使いの平均と比べても
桁違いの強さを誇る。
*その他補足
何世代にもわたって大侯爵の地位を護り続けており
武闘派としても知られるバルズウェルト家の娘。
普段は、とても優秀なお嬢様なのだが
気まぐれな部分や後先考えない行動も多い。
また幼なじみのシルビアとは、色々な意味で腐れ縁の仲。
恋愛というものに興味はあるが、したことがないので
求婚されても全て断っている。
名前:アリス=フォーレーン
家柄:平民(大陸を代表する大商家)
父親:ブラウン=フォーレーン 大商人
武器:暁の大剣『フォルナ』
少し大きい西洋両刃の両手持ちの大剣
古代語で『太陽』を意味する名を冠している。
能力:精神付与
自身の精神状態などが、そのまま反映される。
そのため『想いの強さ』がそのまま威力になるという
根性論を体現したような能力となっている。
*その他補足
生まれてスグに母親を亡くし、父親に育てられるが
商人として成功するにつれ、すれ違いが目立つようになる。
弱きを助け、強きを挫くという理想の正義像を目指して
騎士の道を進むようになる。
それはある意味、父親への反発でもあった。
とある事件に巻き込まれたことで
学園内では『聖騎士』という二つ名を得ることになり
一気に学園生徒達の憧れの対象となってしまう少女。
名前:サーヤ=ニコン
家柄:子爵
*その他補足
誰に対しても温和な態度を崩さない少女。
少し噂好きな部分があり、子供のようにはしゃいだりなど
天真爛漫なお嬢様の見本とも言える言動が多い。
*違うクラス
名前:シルビア=ヴァルフォード
家柄:大侯爵(元帥家)
父親:ジェイス=ヴァルフォード 元帥
兄:ディラン=ヴァルフォード 部隊長(ジョイス軍内)
武器:神剣『ティリュファー』
一般的な西洋両刃の剣
刀身が薄い水色
神話に出てくる女神が使ったとされる神剣の名をもつ。
能力:氷結
一定範囲内の全てを凍らせることが出来る。
汎用性が高く、制圧力が高い。
一般的な水や氷使いと比べても圧倒的な強さ。
*その他補足
ダムル元帥と同期で同じ元帥であるジェイス元帥の娘。
そのため子供の頃からセレナとは、よく一緒になることが多く
お互いの過去を一番良く知っている人物でもある。
昔から何かと比べられることが多いため、犬猿の仲になっている。
有名な家の貴族令嬢という理想がそのまま体現されたような
完璧なお嬢様なのだが、厳しい性格ゆえか
辛辣な言葉を投げかけることも多い。
最近は、身の程知らずや自分の倍ほど離れたおじさんに
求婚されるのが迷惑なので、うんざりしているらしい。
自分の兄に対しては『身の丈に合わない野心を抱く困り者』
と評価しており、小者だと見下す傾向にある。
名前:フラン=ディーリット
家柄:子爵
武器:宝玉『神龍の涙』
この武器は通常のものとは違う性質を持ち
攻撃するための武器ではなく、彼女の中にある
『龍としての力』を増幅するためのもの。
使用すると巨大な竜になることが出来る。
能力:同性殺し
同じ性別の相手からのあらゆる攻撃を
完全無効化することが出来る能力。
そのため、女性からの攻撃は一切受け付けない。
また相手の想力による能力すら完全無効化する。
ただ消耗が激しいため短時間しか使用できない。
*その他補足
何かと謎の多い貴族の娘。
その正体は、南側で数百年間沈黙を保ってきた魔族と呼ばれる
種族をまとめる王族の娘。
つまりは王女という立場。
自分の理想の結婚相手を探すために生まれ故郷を離れ
ディーリット家の支援で学園に通うことになる。
誰が相手でも口調を変えることがなく、対等に接する。
誰かをからかうのが好きなのか、アリスをよくからかっている。
口調や考え方からは、見た目よりもはるかに年上だと
思えるような雰囲気が漂っている。
【魔族】
かつて大陸を制覇していたと言われる種族。
正確には、魔族ではなく『魔の種族』であり
その中身の種族系統もバラバラである。
・魔精
妖精・精霊などがこの種族にあたる。
・魔人
人間と魔の種族との混血をそう呼ぶ。
・魔妖
人に近い姿をしているが人とは全く性質が異なる種族。
見た目が半身だけでも人間の姿をしていると
この種族のカテゴリに入れられる。
・魔竜
かつて大空を飛んでいたとされる龍の末裔。
現在では『魔族』とまとめて呼ばれる種族達の代表であり
魔族達の王としての種族。
あくまで『魔族』というのは、人間側が勝手につけた総称であり
それが年月と共に、そういう種族が居るという認識へと
変化していったとされる。
名前:ルナ=フォルグ
家柄:伯爵(将軍家)
父親:ライナス=フォルグ 将軍
武器:夜天『月光』
一般的な縦弓型の弓。
女性向けではなく男性向けの大きさ。
能力:夜戦特化能力
夜になり、月が出ると
身体能力が大幅上昇。(身体能力強化)
一定範囲内の状況を全て把握することが出来る。(範囲サーチ)
暗さによる視野の低下が一切起きない。(夜目が利く)
想力が上昇し、攻撃力が上昇する。(火力上昇)
など、様々な恩恵を受けることが出来る。
また月齢によっても上昇効果が違うため満月時が最高の能力となる。
*その他補足
ダムル元帥の右腕と言われる
ライナス=フォルグ将軍の娘。
美しい容姿と愛嬌ある言動で
求婚の絶えない少女だが、それは彼女の仮の姿。
実は、野心家であり打算的な行動が主体の娘で
レナード元帥にアプローチしようとしているのも
好きだからではなく、一番良い物件を探した結果である。
自分に絶対の自信を持ち、その自信を裏付けする美貌の持ち主。
恋愛に関しても完璧にこなせると思っているが、実は初恋すらまだ。
名前:カタリナ・フェーン・リッツダール
家柄:リッツダール帝国(皇族)
父親:ザンド・フェーン・リッツダール(皇帝)
兄:グラッツ・フェーン・リッツダール(第一皇子)
武器:???
能力:???
*その他補足
リッツダール帝国の皇女であり想力者。
今回は、学園都市に学業と交流を目的にやってきたが
実質的には、人質であるとみられている。
有能な人間は、褒め称えて優遇するが
無能だと判断した相手は、一方的に見下す傾向が強く
身内であっても容赦はしない。
だが言うだけあって本人の能力は、非常に高く
父親である皇帝からも
『男に生まれれば後継ぎにした』と言われている。
・学園 1年生
名前:カレル=マレット
家柄:平民
武器:輝く意思『アスター』
足鎧という変わったもの。
古代語で『希望』を意味する名を持つ。
能力:空中走行
一定距離であれば
空中を走ることが可能になるというもの。
これにより、地上と空中を利用した立体的な行動が可能となり
どんな場所でも機動力を失うことはない。
*その他補足
ごく普通の平民の娘として生まれた生粋の平民。
家族の中で自分だけ想力に目覚めてしまう。
東側でも、かなりの地方出身で
本来なら家が貧しくて学園など行けなかったのだが
レナード元帥の領土内であったことが幸いする。
想力者として目覚めた者の中で
一定以下の貧しい家庭の出身者の場合は
学園都市への入学金・卒業までの学費に寮代や生活費まで
全てを支援してくれるという制度をレナードは作っており
その制度を利用した結果、お嬢様学園に入学できるようになった。
触るもの全てを切り裂くような鋭い足鎧という
変わった想力武器を持ち、足技主体の格闘術で戦う。
非常に珍しい戦闘スタイルだが
その一撃は、剣や槍に劣らない鋭いものである。
名前:エリーゼ=ハーベセン=ガーランド
家柄:ガーランド王国(王族)
父親:グラザ=ハーベセン=ガーランド 国王
武器:影に潜む姿『コルブランド』
一般的な西洋両刃の剣
能力:不可視化
武器そのものの姿が使用者本人以外に見えない。
そのため武器を構えても解らず、相手からすると
それが剣なのか、槍や斧なのかすら解らないため
初見で対処するのが難しい。
ただ、形状やリーチなどがバレてしまうと
ただの剣になってしまうので注意が必要。
*その他補足
主役の舞台となるランバルト王国の東北ぐらいの位置に
ガーランド王国という国がある。
そこのお姫様であり、わがままが言えない大人しい性格。
子供の頃から色々と苦労したのか、何事にも諦めたような
姿勢になることがある。
戦争が終わったこともあり、友好の一環として
また想力者を育てる場所としての期待もあり学園に通うようになる。
名前:リリス=ラングベルズ
家柄:辺境伯(伯爵家)
オレガノ=ラングベルズ 辺境伯
*その他補足
レナードが居る東側で、特に東の端を担当している
オレガノ辺境伯の娘。
想力者ではないものの
1年の中では全科目首席という優秀な少女。
貴族令嬢としての教養もあり、その見た目から『黒姫』という
二つ名で呼ばれている。
ジョストをこよなく愛し、自身もジョストをするジョスト好きっ娘。
名前:タナ=オルタム
家柄:男爵
武器:一般的な西洋両刃の剣を使用
*その他補足
想力者ではない、一般のお嬢様。
綺麗なもの、美しいものが好きで
それらを収集したり観察するのが趣味。
●学園フォレス 関係者
名前:マリエル=ハルマン
家柄:伯爵(実質的に辺境伯クラス)
*その他補足
学園都市の実質的な長であり、学園フォレスの学園長。
非常に会話の流れを操作するのが上手く
人に厄介事をいつの間にか押し付けることが出来る。
国王と知り合いであり、数々の戦場を駆け抜けた元騎士。
今よりも、もっと酷い扱いを受けていた中でも
その輝きを失うことなく活躍したことで
女性騎士の活躍の場が増えただけでなく
レナードのような理解ある実力者が出現する切っ掛けを
作ったと言える人物。
そのため、女性騎士達からは
『生きた伝説』として崇められている存在。
人の心を重んじる性格であり、彼女を慕ったり
彼女に恩を感じている人間は多い。
名前:テリーヌ=ディファン
家柄:男爵
*その他補足
学園フォレスの卒業者であり
現在ではマリエル学園長の右腕として働いている教師。
事務処理や諜報活動に関しての実力があるのだが
そうとは見えない言動のせいで、色々と台無しとなっている。
見た目は、大人しそうな女性なのだが、中身は対照的で
子供っぽい性格をしている。
名前:メル=バトン
家柄:平民
武器:風剣『風刃』
能力:切り裂く刃生成
輪っかのような形の風の刃を生成して
それを投げつけることが出来る。
鉄ぐらいなら紙のように切り裂くことが出来る。
*その他補足
女神アンナローズを信仰する女神教徒の司祭であり
学園フォレスでは情操教育を担当している教師。
学園内にある教会の管理を1人で担当しているなど
信頼されている教師の1人。
名前:ダッツ=ダルヴァン
家柄:平民
*その他補足
学園フォレスの厩舎を担当してる貫禄のあるおじさん。
ジョストに精通しており、特に馬の調教に関しては
超がつくほど一流なため、他の学園からも要請があり
たまに学園都市内にある学校全ての厩舎を見て回ったり
人材育成に力を入れている。
●学園都市内関係
名前:コセット=アルガン
家柄:子爵
*その他補足
あまり大きくない子爵家の一人娘。
親が決めた婚約者の幼なじみの少年のことは
頼りないと思っており、子供の頃は何かと一緒だったが
最近は、その頼りない姿からあまり良い相手だとは思っていない。
名前:マルク=デンタール
家柄:準男爵
武器:貫く信念『ディファイン』
少し短めの西洋両刃の剣
『信念・貫く意思』などという意味を持つ。
能力:防御力強化
一般的に想力者の身体の周囲に展開されている
防御オーラを強化して、更に強力な防御壁にする能力。
・・・と言えば聞こえは良いが、実際の能力は
それほど強力ではなく、攻撃を減衰する程度の能力となっている。
*その他補足
父親が準男爵の地位になったため、準男爵となった少年。
親同士が決めた婚約者の幼なじみのことは
大好きなのだが、その彼女に最近嫌われているのが悩みとなっている。
意気地が無くスグに諦めたり泣いたりするため、頼りないと思われているのは
自覚しており、何とか自分を変えたいとは思っているが
なかなかそれが実を結ばない。
●軍関係
名前:レナード・ライドック
家柄:大侯爵(元帥)
武器:白銀の守護者『アガルハイド』
異端者の名が示すように想力武装の中でも特に異端なもの。
『能力』とは想力武装に関係なくその名の通り
本人の特殊能力のようなものなので、武器化せずとも使用出来る。
だがアガルハイドは、使用者の『能力』に影響を与えるという力を持つ。
彼は、その力を状況によって使い分けることにより
より完璧な能力運用を行っている。
能力:想力支配
これこそ、レナードが最強の想力者と呼ばれる原因であり
想力の原点にして頂点とも言うべき『能力』。
本人の想力だけでなく他人の想力や
自然界にも存在するごく微量の想力でさえも
その制御下に置くことが出来る。
一定範囲内の想力全てを支配することにより
剣や槍などといった形を『形勢して放つ』ことが出来る。
想力で形を作れるものなら何でも再現可能という万能さだが
その制御が圧倒的に難しく、並みの想力者なら一切使いこなせないだろう。
また彼は再現可能な他人の能力を再現出来る力があり
多種多様な能力で相手に自身の能力の本質を理解させないようにしている。
そのため彼の能力を正確に把握しているのは、本人のみ。
*その他補足
本作主人公であり、国を代表する三元帥の1人。
リッツダール帝国・神聖国家セントクレスの大国2つを相手にした
大戦争で頭角を現し、一気に元帥の地位まで登りつめた出世人。
伝統や風習などに囚われず、常に新しいものを取り入れたり
想力者に注目し、女性を積極的に採用するなど
今までにないタイプの騎士として様々な意味で有名。
戦争では、帝国を撃破して大打撃を与え
政治では、左遷の地と呼ばれた僻地を僅か1年ほどで
巨大都市に発展させるなど武力・政治の両方で
その能力の高さを示している。
そのため国内では英雄と呼ばれることが多く
左遷の地の領主達からも圧倒的な支持を得ている。
名前:ダムル=バルズウェルト
家柄:大侯爵(元帥)
息子:アレックス=バルズウェルト 部隊長
娘:セレナ=バルズウェルト
武器:???
能力:???
詳細不明
*その他補足
何世代にもわたって大侯爵という国を代表する家柄で
現在、三元帥の1人となっている男。
軍部出身の生粋の軍人であり、実力の無い相手や
姑息な手を使う相手を嫌う。
必死に帝国と戦っている間に、気づけば自分と同じ元帥になっていた
レナードのことを『運よく成り上がった若造』としか思っていない。
本当は、娘が心配で娘を愛しているのだが
素直になれず、つい厳しく接してしまうため
すれ違いが続いている。
実は、何度か学園フォレスにお忍びで行っており
様子を調べていたりする親馬鹿な一面を持つ。
名前:アレックス=バルズウェルト
家柄:大侯爵(元帥家)
父親:ダムル=バルズウェルト 元帥
妹:セレナ=バルズウェルト
武器:???
能力:???
詳細不明
*その他補足
名門家の長男として生まれたために、子供の頃から
様々な悪い側面を見てきてしまったために、政治的な方面には
一切興味を示さなくなった。
そのため父親と同じく武人としての道を選んだ。
また女性の醜い部分も数多く見てしまったために
一般的な興味は残っているものの、つい使用人的な扱いで
距離を取ろうとしてしまう傾向にある。
レナードとは騎士学校の同期であり
試合で一度も勝てなかったことを悔しいと思いながらも
レナードの実力を認めてもいる。
自分のライバルだと思っている。
名前:ジェイス=ヴァルフォード
家柄:大侯爵(元帥)
息子:ディラン=ヴァルフォード 部隊長
娘:シルビア=ヴァルフォード
武器:???
能力:???
詳細不明
*その他補足
同じく何世代も続く名門の出身。
ダムル元帥とは騎士学校時代からの同期であり
腐れ縁に近いライバル関係。
互いのことを認めている一方で、負けたくないとも思っており
協力関係にあるようで無いようなというような
微妙な関係が続いている。
ダムルと同じくレナードのことは『運よく元帥になった若者』程度の
認識しかしておらず、敵に回るなら容赦無く潰す気をしている。
息子に関しては『身の丈に合わぬことはするな』と注意しているが
一向に直らない悪癖に悩んでいる。
娘の方が優秀なので『逆なら良かったのに』と思っている。
名前:ディラン=ヴァルフォード
家柄:大侯爵(元帥家)
父親:ジェイス=ヴァルフォード 元帥
妹:シルビア=ヴァルフォード
武器:???
能力:???
詳細不明
*その他補足
名門の息子として生まれた少年。
子供の頃から様々なことをしてきたが
一度も失敗を経験していないため、自分に対して
能力以上の評価をしている。
しかし、妹の方が能力が高く
また父親も妹の方を評価して、自分には厳しく接するため
妹に対して嫉妬しているという側面を持つ。
大きな成果を上げて父親や妹に自分を認めさせることが
今の最大の目標。
名前:ロドル=ハベルト
家柄:大侯爵(宰相)
息子:レバン=ハベルト
娘:メビア=ハベルト
*その他補足
想力者ではないため、文官の道に進み
やがて宰相の地位を得た男。
非常に優秀で、その知略にて
数々の政敵を葬ってきた実力者。
家族や身内を大事にする傾向が強いため
息子や娘に対して非常に甘い。
昔は、国のため国民のためという
高い志を持っていたのだが現在では
権力拡大のために躍起になっている。
ダムル・ジェイス両元帥とは同期であり
ライバル視している。
名前:レバン=ハベルト
家柄:大侯爵(宰相家)
父親:ロドル=ハベルト
妹:メビア=ハベルト
*その他補足
大侯爵の家に生まれ、何不自由なく生きてきた少年。
そのため自分の思い通りに行かないことを嫌う。
親の権力を自身の力だと勘違いしているため
自分に実力があると思い込んでいる。
想力者ではないことを気にしており、それについて指摘されると
激怒するという困った性格。
しかしそれでも自分の優秀さを示すためだけに
武官養成の騎士学校に入学してきたという経歴を持つ。
同じ大侯爵のアレックスやディランをライバル視していたが
今ではレナードこそ最大のライバルだと認識している。
妹に関しては、メビア自身が兄を持ち上げているので
特に彼女の優秀さを気にしてはいない。
名前:ダン=ベックラン
家柄:子爵
*その他補足
レナード達と同期の少年。
想力者でもなく、普通の貴族出身であるが
非常にマイペースな性格である。
想力者ではないものの、騎士学校では
想力者を何人も倒すなど実力者として評価され近衛騎士となる。
今では近衛騎士団の部隊長の1人として
多くの部下を持つ管理職。
裏表の無い性格で、誰であっても基本的に態度を変えないので
アレックスやレナードの数少ない友人の1人となっている。
名前:ランリッヒ=フォルクス
家柄:伯爵
*その他補足
文官出身であり、武官的な立場も出来る男。
どちらも平均的な能力ではあるものの
何でもある程度出来るという万能さで重宝されている。
宰相派であり、西側軍の司令官の1人。
かつて神聖国家セントクレスとの戦いで
領地を死守するために、部下に無謀な突撃命令を出し
多くの死者を出したことがあり
その戦いで、下級騎士達からの信頼を失っている。
名前:ドリミス=ファーンド
家柄:侯爵
*その他補足
想力者ではないが、武官出身の男。
古くから続く侯爵家という歴史ある家柄ながら
家自体は没落しており、その繁栄を取り戻すことが悲願である。
ジェイス元帥派であり、元帥の元で将軍をしている。
リッツダール帝国との戦いで負傷し、戦線を離脱していた。
●レナード軍
名前:ミーア=フォント
家柄:平民
武器:片刃の鍔無し短刀
能力:完全気配遮断
気配を極限まで消すため目の前に居ても
気配が無いため『存在を認識できない』。
そのため能力を発動中の彼女なら、門番の目の前を
堂々と歩いていても見つかることはない。
*その他補足
レナードの諜報活動を支える忠臣の1人。
元・暗殺者だったが、とある事件をきっかけに
レナードの部下となる。
今回のメイド服姿に反発していたものの
現在では慣れたのか、文句を言わずに着るようになる。
諜報・工作部隊をまとめる部隊長であり
彼女の部隊が本気を出せば、どんな難攻不落の城でも
進入経路を用意してみせると豪語しているほど。
レナード軍の実質No5
名前:テリア=インセント
家柄:元・子爵
武器:???
能力:???
詳細不明
*その他補足
元は貴族のお嬢様で、女だけの傭兵団を率いていた
元傭兵団隊長という異色の経歴を持つ少女。
レナードとは敵同士で出会ったのだが、彼の話を聞き
その理想に手を貸すことを決める。
男勝りな実力を持つ一方で、女性らしさが失われておらず
ドレスなどを着れば今でも貴族令嬢として通じるだけの
容姿をしているためか、軍内で女性達の憧れとなっている。
レナード軍の副軍団長の1人として活躍している。
レナード軍の実質No2
名前:リーン=クレメント
家柄:平民
*その他補足
ごく普通の平民出である文官の少女。
想力者でもなく、また一般人には理解出来ない言動が多いため
変人として孤立していた。
だが、その才能を見抜いたレナードの熱心な勧誘によって
手を貸すことを決める。
謀神と呼ばれるほどの知略は、常人の理解を超えた場所から
物事の答えを導き出し、その読みが外れたことはない。
レナード軍の軍師的な立場であり
副軍団長の1人として活躍している。
レナード軍の実質No4
名前:シェンナ=テルスタット
家柄:平民(小さな商家)
*その他補足
想力者ではない騎士学校出身の女騎士。
騎士としての能力は、正直普通なのだが
頭の回転が速く、書類仕事や兵站確保などの
後方支援に関して非常に優秀な才能を持つ。
家が商家のためか、商売に関しての才能があり
現在ではレナード軍の物資関連全てを管理し
副軍団長の1人として活躍している。
レナード軍の実質No3
名前:エイダ=ライラット
家柄:平民
武器:大剣
能力:???
*その他補足
軍団の切り込み隊長。
レナード軍最精鋭である「赤竜隊」を指揮している。
レナードと同じく最前線で戦うのが好きであり
その圧倒的な強さと赤竜隊の突破力から
「赤い死神」という二つ名で呼ばれている。
かつて傭兵時代にレナードとの一騎打ちに敗れ
それがきっかけで部下となる。
*赤竜隊
レナード軍の特に優秀な人材のみで構成されたエリート部隊。
一定以上実力者しか所属を許されず、訓練も通常兵の2倍以上であり
常に一番の激戦区に投入されるなど、非常に過酷な環境にある部隊。
しかし一般兵士の給与の2倍以上が約束され
武具なども高級品が支給される。
また城内の各種施設を一般兵より優先して使用可能であり
巡回警備や夜警などの仕事なども免除されるなど
かなりの好待遇である。
また兵士だけでなく、一部の工作兵・文官などでも
優秀な者は、赤竜隊所属となるため
誰でもチャンスがあるとされている。
赤竜隊になった者には、通常よりも濃く鮮やかな赤色の
装備・軍服などが支給され、それらを身に着けている者は
軍内でも憧れの対象となっている。
名前:レッド=リザント
家柄:男爵
武器:???
*その他補足
国王直属の王国軍からレナード軍に移籍した騎士。
女性に見える容姿に、自信の無い言動から
周囲の騎士達から距離を取られており、居場所が無かった所を
偶然、その才能を見込んだレナードに勧誘された。
想力者ではなく、騎士として一定の強さはあるものの
レナード軍内では、そこまで強い部類には入らない。
女性騎士の多いレナード軍において
彼女らのマスコット的な位置にいる。
●その他
名前:グラザ=ハーベセン=ガーランド
家柄:ガーランド王国(国王)
娘:エリーゼ=ハーベセン=ガーランド
*その他補足
リッツダール帝国とランバルト王国の2つに挟まれる
小国ガーランドの国王。
外交の才があり、その力で国の独立性を保ってきた。
しかし両国が休戦してしまったためにバランスが崩れ
国内でも帝国派と王国派が、それぞれ勝手に動き出すなど
王国運営に苦慮している。
娘のことを心配しているが、それを表に出すことが出来ず
すれ違いが続いている。
名前:ブラウン=フォーレーン
家柄:平民(大陸を代表する大商人)
娘:アリス=フォーレーン
*その他補足
周辺各国の商人達を代表すると言える立場の大商人。
様々な国との取引があり、各国の国王にも謁見出来る立場。
その財力は、たとえ国であっても敵に回したくないほど
各国の経済事情に食い込んでいる。
まだ各国が争っている戦乱の時代の中で
その身一つで様々な苦難を乗り越えて
今の地位を築き上げた商売の天才。
ただその過程で妻には先立たれ
一人娘とは関係が上手くいかずと
家族に関しては苦労しているようだ。
作品に興味を持って頂き、また最後まで読んで頂き
ありがとうございます。
記載しましたように、今後も追加をしていく内容となりますので
本編とは別のおまけコンテンツのような形で
お楽しみ頂ければと思います。
またこれが、作品をより愉しむための一助となれば幸いです。