おわりに
龍王國譚短編『桜の木の下』、如何だったでしょうか。
この物語より先行して公開された『燃ゆる日』と同時期公開ということで少し遊ばせて頂きました。もしお気付きの方がいれば嬉しいです。
さて、二月もそろそろ終わり、春の兆しが近づいて……はいませんね。残念なことに。
まだまだ寒い季節に春はまだかと願うばかりです。
内昂 華弥です。
『桜の木の下』、『燃ゆる日』の二つの短辺どちらも読んで下さった方、片方でも目を通して下さった方、これから読もうと考えている方、おわりにを閲覧して下さり誠にありがとうございます。
今回の物語の主人公は年端もいかぬ村娘、サクラです。
彼女はとある理由により生まれた山村を離れ、別の村で働いております。
その年齢でそんな日々を送っているの?!と、書いてる作者でさえ不安になる生活をしておりますが、彼女の物語はまだ始まったばかり。
変化していく環境に合わせ成長していく彼女の姿はきっとまた別の物語で会えることでしょう。
何故かサクラに付きまとう混沌としたホラー展開も今後も楽しみにしていて下さい(?)。
このおわりにが公開される頃には連載が始まる本編『青き少年』も是非目を通して頂けると嬉しいです。短編である『桜の木の下』、『燃ゆる日』共に本編に追従しております。
一体、本編と短編にどんな関わりがあるのか?それは勿論、読んでからのお楽しみです。
最後に、この物語を書くにあたり相談に乗ってくれた友人に、
そして今これを読んでくさっている方々に感謝を述べます。
龍王國譚は幕を開けたばかり、愛を込めてこれからも物語を送り出します。
それでは、ありがとうございました。
2015年2月、雪道にて。
只、春よ来い。