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11話: 光の迷路
断絶の廊下を抜けた慧と雫は、次なる試練「光の迷路」の前に立った。
迷路の壁は透明で、光が複雑に反射し、歩くたびに景色が変化する。
「……目がくらむな」
慧は分析者として、光の反射パターンを追い、進むべき道を導き出す。
雫は目を閉じ、直感で揺らぎの少ないルートを感じ取り、二人は慎重に進む。
途中、幻影のように現れる他の参加者の影が心理戦を仕掛けてくる。
慧は観察し、雫は揺らぎを読み取り、光と影の中で最適な一歩を選ぶ。
「右に回り込め、次に光が安定する瞬間に動く」
二人の完璧な連携により、迷路の中心に到達する。
「突破……成功」
安堵の息を吐きながら、二人は次の試練に向け、互いの呼吸を整える。




