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第2話︰森の探索


シュッ


「キュ〜(×_×)」

「うん、いい感じだ。」


森を探索すると決めた俺は早速弓を持って森を探索している。

入ってみると、意外と動物や魔物が多くいた。


前世では人を多く殺していたため、魔物を殺すのは抵抗はなかった。

魔物さん、ごめんね。俺も生きるために必要なんだ。


そして今殺したのは角リスという額に魔石があり、角で攻撃してくる可愛いように見えて凶暴な魔物だ。


なんで知ってるかって?前世で読んでいた本に出てきた魔物と全く同じ生き物なんだ。

イラストが一緒で、攻撃の仕方も一緒だったから助かった。


ピロンッ



「えっ、なんの音!?」

急に音が鳴ったが、周囲を見渡してもなにもない。


(もしかしてLvアップ…?)

慌ててステータスを開くとたしかにLvが上がっていた。


角リスを3匹倒したら上がったな。

もっとたくさん倒したらもっと上がるのかもしれない。


「あっそうだ!解体のスキルを覚えたいな。アイテムボックスにさっき倒した魔物を入れてるけど、魔石とか皮とか手に入れたいし。」


レベルアップで手に入れたスキルポイントは5。

スキル『解体』に使うポイントも5だ。もともと残っていたのは5だから少し残せる。

鑑定もほしいけど、すぐに必要なわけではないからまた後でにしよう。


あとはパラメーターポイントは10、手に入ったから分けないと。


さっき戦ってみてわかったけど、俺はまだまだ攻撃力が足りない。一発では仕留められないけど、矢はもったいないから回収しなければならない。そうなると、いざというときに困るから火力をあげないと。


あとは、逃げるためにも俊敏性を上げないとだし、攻撃力と俊敏性に半分ずつで分けるか。


そうして今のステータスはこちら。


名前:那須与一 種族:ヒューマン 性別︰男

レベル︰Lv2

職業:無職 

HP:130/130 MP:110/110

攻撃力:60 防御力:60 敏捷性:60 

器用力:9999(固定) 知力:40 精神力︰45 運︰9999(固定)

パラメーターポイント︰0

スキル:弓術:Lv10、ライディング︰Lv6、アイテムボックス︰Lv5 気配察知︰Lv1  剣術︰Lv1 身体強化︰Lv1 テイム︰Lv1 解体︰Lv1

スキルポイント︰5 

装備:初心者のローブ、初心者のブーツ

持ち物:初心者の弓、初心者の矢(10本)

所持金:300G 満腹度:100%

所属ギルド:未定


増えているスキルは、さっき取ったスキルだ。


それと、いつか矢をすぐに回収できるスキルか、矢が無限に出てくる弓がほしいな。

まぁまずは街を見つけないとだけど。


それより戦ってみて気付いたことがいくつかあった。


1.まず、剣術を覚えていても剣がないから意味ない。木の枝は、棒術で別のスキルが必要だった。

2.気配察知や身体強化は使える。Lv1だけど意外と効果あり。

3.テイムはしようとしてもこの辺にいる魔物はみんな警戒心が強く、気性が荒いので苦戦中。

普通の動物は見かけられない。

4.森すぎて街を見つけられない。


4だけど、ここだけしか開けた場所が見つからなくて街への行き方がわからない。

空を飛べる子をテイムしたいな〜。高望みすぎるか。


とりあえず目標は決まった!


まずはここに拠点を構えるぞ!


木の枝はいっぱい落ちているし、暗くなる前に集め、スキル『建築』を取って簡単な家を建てようと思う。

で、明日はLv10まで上げるつもりだ。


出来れば回復魔法を取りたい。自分が死んでしまったら元も子もないから。

もう2度と死ぬのはごめんだ。


前に、「死んで良かった」って言っていたって?

そんなこと言ってないぜ。ピューピュー♪~(´ε` )


スキル『建築』は取れた。

じゃ、日が沈む前に枝を集めますか。


〜数十分後〜


「よし、こんなもんか。」

一通り木の枝を集めることが出来た。


「初めて目に見える形でスキルが使えるな。ワクワクしてきた!いくぞ、スキル『建築』!」

頭の中で理想の形を思い浮かべ、設置する場所を決める。


「いけっ!」


ドンッ


木の枝が組み合わさり、一瞬で小さな家ができた。

もちろん素材は木で、人が一人横たわれるぐらいの大きさだ。


「本当に小さいな。まっ、Lv1でこれなら上出来だろ。」


ぐぅ〜


「うっ、お腹すいた。今日一日中食べてないからな。でも解体するつもりだったのにナイフないし、どうしよう。」


仕方ない、今日は寝るか。


「ではおやすみ」


……狭すぎて寝れない。お腹も空いたし、床も硬い。

ああ、あんな戦続きでも俺は十分幸せだったんだな。


(これからは毎日感謝して生きよう。)


そうこう考え事をしているうちに、疲れていたのか眠りについていった。

読んでくださりありがとうございます!

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