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出会い2
「「すみませーーーん!!!」」
老婆はサラに気づいた。
「ッ…!!」
老婆は目を見開き、唖然としていた。
「こんにちは!朝起きたらママたちがいなくなってて…」
「そうじゃったか。家はどこなんだ?」
「小さな村。近くにおっきな海があるの!」
「そうかそうか。ところで、名前はなんじゃ?」
「サラ!」
「サラか、いい名前じゃな。」
サラはにっこりと微笑んだ。
「サラよ、行く宛てがないのならうちに来るかい?」
サラは少し悩んだ。
「いいの?」
「もちろんじゃ。今は村ももうわし1人じゃからな。話し相手がいてくれるとわしもうれしいんじゃ。」
「わかった!ありがとう!」
そうして、サラは老婆の家についていくことになった。