エピローグ 綺麗な星に帰るまで
本日はこの小説をご観覧いただきありがとうございます。
これにて、僕の最初で最後の作品は完結です、最初から見てくれているかたが居るのはわかりませんが。
見ていてくれているかたがいらっしゃったら、できればご感想の程を書いて頂けたら幸いです。
この作品は貴方の暇つぶしに足る作品だったでしょうか?それだけが僕の気になる所ですので。
―西暦2221年―
200年前レイダーと呼ばれるもの達の侵攻があった。
そのレイダーに対抗する人類が居た。
名を守人。
そしてその守人を助ける者達も居た。
名を代弁者。
その二つの人種が地球を守り続けた、おとぎ話のようで、それでいてなにも救いのない話があった。
その物語の終着点それがここだ。
「待ってくれよ、心美君」
「遅いですよ、令華先輩」
「お前、面倒くさがり過ぎだろ」
二人の少女と一人の男性が海に来ている。
「おーい、こちらでーす」
「理恵さん、危ない、そんなに跳ねたら胸が危ないって、ってうわぁああ」
二人の女性があたふたしている。
「刃菜子!食べてばかりいないで手伝って!」
「いいだろ?私は背が小さくて上の荷物は届かないんだから、そういうのは弓がやってくれ」
姉妹だろうか?それとも親友なのだろうか?二人が言い争っている
「槍真、違うそっちじゃないもうちょっと右―」
「右とは何㎝かしっかり伝えてくれ!」
スイカ割りだろうか?それで揉めている二人の男女が見える。
幾年もの年月が経った、これは頑張り続けた者達の安らぎの、転生。
だがここに一人だけ足りない人が居た。
「いいんですか?ビーチバレーに参加しなくて」
「君たちは各々、仲の良いもの同士で転生しているからいいさ」
「僕なんか、一人だぞ、一人、孤独だ、昔と何一つ変わっていない」
そう嘆く小さな少女が居る。
「でもまぁ感謝はしているよ、早雲」
「なにがですか?」
「君の仕業だろ?守護者、守人、代弁者が一度だけ転生するなんていう、お願いをしたのは、そんな事で来た人間、少なくても僕には思いつかないよ」
「あらあら、何のことやら」
「本当なら瞬と来たかったな」
そう哀しげな顔で嘆く少女が居た。
幾つもの星を越えた、幾年の時間が過ぎた、考えるのを止めなかったのは最初の3年間。
そこからは地獄だった、幾つもの星を越える度にこの星じゃないと、うな垂れる。
幾年を過ごすうちに、自分が誰かもわからなくなりそうだった。
地球を出てから80年、人間ならとっくに死んでいる時間だが、俺は死なずに生きて、ある星の破壊に成功した。
星を破壊しても、帰り道が分からない、暗い、暗い宇宙の中、俺は一人取り残される。
その時だった、一筋の光が見えたのは、あれは何の光だろうか?その光を手繰り寄せ、その光の赴くままへ進む、進み続ける、何日も何年も何十年も気づけば、120年経っていた。
だが120年の妄執も意味を成したのだこの綺麗な星に帰ってこれたのだから、身を重力に任せて落下し近くの海に着水し、一人の少女を見つけ全速力で駆け寄りキスをする。
「全く200年も君との約束を、僕は待ったんだぞ?遅すぎるよ」
「ごめん」
「本当にそう、思っているかい?」
「うん」
「ならばもう一度キスをしてくれ」
彼女の願いに応えもう一度キスをする、今度は熱烈に周りの事等気にはせず。
そして改めて向かいなおす、俺と彼女、言う事は一つだろう。
「ただいま、令華」
「おかえり、瞬」
長い長い旅路の末、幸せを掴んだ彼は、もう二度とこの幸せを手放さないだろう。
綺麗な星に還るまで 完
本文を読んでいただき誠に感謝します
ここまで読んでいただいた皆様、ここまで読まなくても本文は読んでくれた皆様、そして前書きで読むのを止めた方や途中でつまんないと思ってブラウザバックされた皆々様全てにこの作品を一度開いていただいた事を感謝します。
そして後書きまで見てくれた皆さまにエピローグ後の世界の話をしていきたいと思います。
まずですが青池瞬はもう既に人間ではありません、それ以外は転生者です、全員記憶持ちですね、まずこの小説は、天成者が転生するっていうオヤジギャグから生まれたので。
そしてですが早雲と白鳥はあの時できなかった交際を、刃菜子と流氷も生きている間にはなれなかった親友に、円山と緑ヶ丘もその枠ですね、そして心美と扇は変わらず、令華のみがボッチでした。
そしてあの描写の後は全員が天寿を全うして死にます、ですが青池瞬だけは死にません、彼は月ですから月の盟主である地球が死ぬまで、天寿を全うする事になります。といっても月本体はもう異星を破壊した時に壊れてしまっているんですが…。
人ではないとはいえ、令華と瞬は子供を設けましたその子供がどう成長するかは、僕にはわかりません、考えていないので。
3月13日より書き始めて、約2ヶ月間どうだったでしょうか?拙い文章だとは思いますが、見ていてくださった皆様の娯楽の一部となれていれば幸いです。




