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綺麗な星に還るまで  作者: 鈴川掌
山梨編
13/30

第零話

大変長らくお待たせいたしました。山梨編開始でございます。

予定といたしましては、活動報告にも書いた通り、今日のみは第零話がプロローグ的な話であるため、第一話も纏めて投稿、翌日より毎日1話ずつの投稿とさせていただきます。

どうぞこの作品をよろしくおねがいいたします。

 零それは全ての始まり。

 零それは全ての終わり。


 僕が全ての始まりにして、僕という存在が全ての終わりとなる、これはそういう物語。


だからこそ僕と僕の仲間達の話をしよう、全てが終わっても決して忘れないように。


 ある所に居た少女は人間が嫌いで嫌いでしかたがなかった、そんな誰よりも人間嫌いな人間を守るのが少女の矛盾、その矛盾ではなくなり人嫌いから解放された時、少女は一人全てに立ち向かうのだ。


 ある所に居た少年は自分の行動と理想の乖離(かいり)に苦悩した、全てを守ろうとする彼は、全てを守れない彼となる、その矛盾が矛盾で無くなった時少年は全てを守る事を辞め、たった一人を守る騎士となる。


 ある所に居た少女は全てを救いたいと願う、しかし自分の力では誰も救えないと悟るその矛盾に気づいた時、彼女は誰かに頼らざるを得ない。自分で守りたいと思う少女がその矛盾に気づいた時彼女は全てを託すのだ。


 これが全ての顛末(てんまつ)

 僕という零が全ての始まりの引き金を引き、そして彼が全ての弾を回収した時、彼の旅路は僕という零を迎えて終点に辿り着く。


 だからこそ思う、僕の存在は彼の始まりにして、終わりである零なのだと。


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