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【昼食のモンスターラッシュ編】

無慈悲にもなる5時半の目覚まし時計。


マイ○ラのゾンビのような呻き声で起床する私。


まるでコントローラーで操作されているキャラのように、


朝ごはんがあるリビンクに向かい食事and着替え。


支度をした後、職場であるコンビニに向かい歩きだす。


梅雨が原因なのか最近はやけに寒い。


歩きで職場に向かう関係上職場についた段階で、

私の体は寒さと言うデバフから仕事というゲームが始まる。



「おはようございま〜す」



やはり朝なのか全然声が出ない。ゲームの主人公のように

⇨『はい』

 『いいえ』



これだけで朝の仕事が終わらないものか、、、


 制服というなの防具をきて寝起き丸出しの半目で接客を開始


この防具なのだが防御力は皆無 ないに等しい だが気持ち引き締まる かも



 私はこのコンビニに勤めて1年半になろうとしている。

職場の位置がなかなか良い場所にあるのかわからんが、魔王城(会社)に向かう

勇者(会社員)がよく来る。


おにぎりやお弁当、みんな大好きポーション(エナドリ)を手に取りレジに来る


1年半ともなると朝買いに来る人はほぼほぼ常連さん、みんな顔馴染みだ


レジに来た際、少しの小話をしながら勇者が魔王城行くのを見送るのだ



某狩ゲーの受付嬢ってこんな感じなんかな?



それはさておき、数多くの勇者を見送った後少しの休憩がやってくる

至福の時間である。30分と短いと感じる人が多いと思うが意外と長い。


休憩終了後は基本的に昼の準備+接客+掃除だ。まぁまぁ仕事量は多い


昼の準備とは、勇者の昼食にむけて惣菜を作っておくのだ


これがまぁ大変、うちのコンビニフライヤー2つしかないから基本的に時間がかかる!複数種類まとめるとくっついたりして出来ても3種類が限界!


でもなんやかんや終わるともぅ11時 帰るまであと2時間である


だらだら接客をして、いよいよ始まる、、、



『12時の勇者ラッシュ』



この時間だけは勇者全員がモンスターに見える


某ウイルスで密集はだめだと言ってもこの時間だけは人めっちゃ来る


めっちゃタトゥー入ってる勇者、いかつい勇者が並び始める


なんだこのプレッシャー、少し視線あげたらめっちゃ睨んでくる!


怖い、怖すぎる、まさか本当にモンスターなのでは!と思って


ついにその時、来てしまった。



タトゥーモンスターだ、ただでさえ大きい体つきに対し、この目線の圧力


『お前、ギガンテスかよぉ』


と心の中で叫ぶ私


ギガンテスが放つ「いてつくはどう」の中、なんとかレジを終えた瞬間



ギガンテス「大変だろうけど頑張ってね!」



 ここで我に帰り、もう一度その人を見た時にはギガンテスじゃなくて


勇者の姿に本当に見えたよね。出口と言うなの光の下へさっていく姿は伝説の勇者そのもの。


こう言う何気ない一言や気遣いがコンビニ店員に響くのだ。


わかるだろう。コンビニで働いたことがある同志よ。


それ以降、数多くのギガンテスやトロルをなんとかして仕事終了。


くたくたの私は自宅という名の宿屋でHPを回復してまた出勤するのであった。




終わり


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