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幕間
ここは首都メルカッド。メアリーと同い年くらいのパロポロの夢は錬金術師になることだった。いろいろな薬やマジックアイテムを錬金術で創作したい。いつもそんなことを考えて暮らしていた。
大好きなおじいちゃんはそれを応援してくれた。錬金術の本や必要な道具を沢山買ってくれた。おじいちゃんがパロポロの誕生日に奮発して買ってくれた雷石の指輪はパロポロの一番大切な宝物だ。
今日もパロポロは一生懸命、錬金術の勉強に励んでいた。ポーションや万能薬の作り方はもう習得した。次はもっと難易度の高い伝説の薬の作り方に挑戦したい。
パロポロが錬金術の古書をめくっていると、突然、雷石の指輪の石が砕けた。
パロポロはあ然とした。これはパテラおじいちゃんが買ってくれた大切な大切な指輪。
まさか、おじいちゃんに何かあったのか。おじいちゃんは仕事でキルギス村に行っている。
パロポロは居ても立っても居られなくなった。お母さんに言ってもどうせ信じてはもらえない。
パロポロは決意を固めた。
お小遣いを貯めていた皮袋を確認すると、キルギス村に一人旅立つ準備を始めた。




